溺愛体質な王子2人が甘すぎます
2人がいつも以上の大きな声で迫ってきた。

「う、うん!それでね……今日お昼ご飯一緒に食べられないの」

笑顔で私に近づいてきていた2人が、私の言葉を聞いて固まった。

「え?食べられないの……!?」

「なんで〜?」

「友達と食べることになっちゃって……」

私が言葉を発しても2人は喋らない。

「ごめんね……約束したの……」

「良かったじゃん美優ー!!おめでとうっ!」

私が言い切るよりも先に、和歌ちゃんが言った。

そして桃華ちゃんも続いて笑った。

「すぐに友達が出来て良かったね〜」
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