溺愛体質な王子2人が甘すぎます
2人からのお褒めの言葉に少し照れた私。

お母さんが作ったと思ってるみたいだけど。

実はこのお弁当は全部自分で作ってるんだ。

だからこうやって褒められるのは嬉しいし、なんだかくすぐったい……。

食べたい……と言いたげな2人に笑顔で私は提案した。

「良ければ私のおかず上げますよ」

「えぇ!?いいの!?」

「じゃああたしのおかずと交換しようよ!」

私の言葉に2人は勢いよく反応してきた。

2人のおかずもすごく美味しそうだから、交換出来るのが嬉しい。

そして密かに憧れていた、屋上でお弁当のおかず交換をする事、が叶って嬉しいな。
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