地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。【長編】
男達はその視線の先を見ると、赤宮がこちらをギロっと見ていた。
先ほど桃子に見せていた顔とは全く違う恐ろしい顔をしていた。
男達はすぐさまその場に座った。
「((ダメだ。今はだめだ。))」
赤宮は最初からこちらを見ている人物に気がついていた。
ここは女性客が多い。
男性もちらほらいるがみんな女性と一緒に来ている。
その中に男性2人は異様でしかない。
しかし今は桃子と一緒。
それにせっかくの桃子ともっと仲良くなれるチャンスなのに、邪魔されたくない。
桃子にバレないように今手を出すなオーラを出す。
男2人は大人しく、パンケーキを注文した。