地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。【長編】
ちゃんとノックをして赤宮のいる部屋のドアを開ける。
「みーやぁ」
ソファーに座り、赤宮が座っているデスクに向かって赤宮をよぶ。
「なぁに?」
赤宮はパソコンから桃子に目線を移す。
「ムフフ」
「どうしたの?」
「呼んだだけ。れんくんのところ行ってくる」
そう言って来たばかりの桃子はすぐ赤宮の部屋から出て行った。
「えっ·····なにかわいぃ」
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