地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。【長編】


「れんくん!」


今度は黒神の部屋に入ってきた桃子。


「こっち」


黒神は桃子が来てすぐ自分の方へこさせ、膝の上に乗せる。

桃子は嬉しそうに「頭なでなでして」という。


「ん」


言われた通り頭やほっぺたをなでなですりすりし始めた。

しかしあることに気がつき手を止めおでこに手を移す


「もも·····熱あるのか?」

< 167 / 301 >

この作品をシェア

pagetop