地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。【長編】
「もも、今日はもう帰るぞ」
そう言って帰る用意をする。
そして車へ乗り込む。
勿論桃子はずっと黒神が抱っこしての移動。
邸宅へつき、早速桃子が使っている部屋へ入りベットに桃子を降ろす。
飲み物を取ってこようと黒神が部屋を出ようとドアまで行くと、ベットから降りて黒神の後ろを付いてくる桃子。
「飲み物とってくるだけだ。待ってろ」
頭を撫でながら待っているようにいうが、桃子はそれでも黒神の服の裾を握り後を付いていこうとする。
「しょうがねぇな」
と言いつつも嬉しそう。