地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。【長編】

慣れないことをするものでは無いな。


熱だとわかった時、
こんな時どうすればいいか俺は知らない·····。





桃子は「ん〜んん〜」黒神の胸に頭をぐりぐりしながらひっついて離れない。

黒神はそれが可愛くてしょうがなかった。
 

人懐っこい子犬のような、いや、どちらかと言えば子猫のような。


黒神の膝の上で眠ってしまった桃子をスマホ片手にトントンして、その間に熱が出た時どうすればいいかをネットでずっと調べていた。

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