地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。【長編】
黒神はそれを参考に部下に買い出しに行くよう命じて、青葉にはお粥を作るように言った。
1時間くらい経って黒神の腕の中で寝ている桃子が少し目を開ける。
桃子のおでこに手をあて、体温を確かめる。
先ほど調べた通りに飯を食べて薬を飲ませた。
薬を飲めば少しはよくなるだろう。
それより早くベットで寝かせた方がいいとおもい、今日はもう帰ることにした。
勿論桃子はずっと黒神が抱っこして移動する。
最初の頃に比べたらまだ重くなったが、まだまだ軽いな。もっと食わせた方がいいのか?
などと悶々と考えながら。