地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。【長編】
学校についての話が終わり、寝るために桃子の、用意してもらった自分の部屋へ。
両親はしばらく一緒に寝ようと言ってくれたのだが桃子が1人がいいと言ったのでそうすることに。
1人になった瞬間、涙が止まらなくなってしまった。
今日みんなと別れる時も泣いたのに。
あんなに泣いたのに。
まだ足りないみたいだ。
「ダメだ·····。止まらない·····。どうしよう·····。」
「みんなに·····会いたい·····」
自分の意思じゃもうどうしようもできない。止めることができない。