地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。【長編】
桃子は頷いてそのまま白洲の後をついて行ってしまった。
それまで一緒にいた赤宮と青葉は少し心配そうに、どこかにいく2人をそのまま見送る。
そして白洲に連れてこられたのは洗面所だった。
白洲は何やらはさみを取り出し、浴室のドアを開けた。
いったいこれから何が行われるのか·····。
白洲は「じゃ、入っちゃって」と言って出ていってしまった。
「……」
桃子はポカーンっと頭にハテナを浮かべる。
一体何をするつもりなのか·····。