地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。【長編】

少しでも遅れていたらと考えるだけでも怖い。


そして黒神と白洲、桃子は部下が運転する同じ車に乗りこもうとしていた。


そこへ、赤宮と青葉は3人に頭を下げる。


「「すみません!俺たちが目を離したから·····」」


「ももちゃんも·····ごめん。怖い思いさせて」
 
「大丈夫だよ·····来てくれた·····から·····」


2人の声で目を覚ました桃子は謝っている2人に大丈夫だと告げる。


そして黒神に

「ふたりはわるくないの·····。私が離れちゃったから·····離れちゃいけないって言われたのに」

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