大丈夫。

―ｶﾞﾗｶﾞﾗ―

ん？担任かなあ～

｢3組の担任の
岸本です｡よろしく!｣

やっぱり。なんか体育会系っぽい～

｢じゃあさっそくだけど自己紹介していこう!じゃあ一番の相川から｡｣

｢相…川です｡
ど…どうも…｡｣

―ｸｽｸｽ―

｢緊張してるな～?笑
じゃあ次! 内田｡｣

うわ～ 来たよ。こういう時、出席番号早いって損だよなぁー…

｢えーと… 内田愛です!
よろ…しく…お!?｣

あたしは固まってしまった…
一番端の席に座ってる男の子… ひじをついて遠くを見ている。
そうあたしはこの瞬間に一目惚れをしてしまったんだ。
｢お～い、内田！
どうした？｣
先生の声でやっと気付いた。
｢あっ！すいません。えーと、、よろしくお願いします！！｣

｢よし！じゃあ次！｣

はぁ…やっと終わった。てかヤバいよ…… かっこよすぎる… チラっとその人の方を見てみると、その人はまだ肘をついて遠くを見ていた。あたしはずーっと見とれてしまっていた。するとその人が立ち上がった。どうやら自己紹介が回ってきたらしい。
｢竹田 勇気。よろしく｣

竹田かぁ…