Love is blind〜無口で無愛想な作家は抑えられない独占愛を綴る〜
前回は初めてだったからすごく緊張したのを覚えてる。でも今は、彼を早く受け入れたくてうずうずしていた。
瑠維のモノにコンドームを装着し、彼の上に跨ると、ゆっくりと自分の中へと受け入れていく。
彼と一つになると心も体も満たされて、ホッとしたような安心感を覚えた。
「春香さん……あの、体勢とか大丈夫でしょうか……」
「ん……平気だよ。でもまさか新居での初エッチが、こんな感じになっちゃうとは思わなかったなぁ……」
「す、すみません! 僕の自制心がもう少し働いていれば良かったんですが……」
「ううん、それは違うよ、瑠維くん」
「えっ?」
「私自身が瑠維くんとしたかっただけだよ。この家で瑠維くんと暮らしたいって思って決めたのも私自身。だから瑠維くんはそのまま受け止めてくれればいいんだよ」
「春香さん……」
瑠維は嬉しそうに春香を抱きしめると、優しいキスを繰り返す。その甘さに酔っていると、突然瑠維が腰を激しく動かし始めたため、春香は突き上げられる快感に体を反らした。
こんな感覚、前回はなかった気がするーー頭がぼんやりとし、あまりにも気持ちの良さに何も考えられなくなる。
その瞬間に絶頂を迎え、果てた春香は息を切らしながら瑠維の胸に体を預けた。
二人は大きく弾む胸を合わせたまま、お互いの体に腕を回す。この人が愛しくて、大切で、離れたくないと心から思った。
「春香さん……」
「ん?」
「一つ確認したいことがあるのですが」
「なぁに?」
「プロポーズは付き合ってからどれくらいが良いでしょうか?」
「プ、プロポーズ⁈ え、えっと、は、半年くらい?」
「わかりました。半年ですね」
瑠維はメガネをクイっと上げると、納得したように頷いた。
しかし逆に春香は自分で言ったことなのに、何故か心がモヤモヤし始める。
ちょっと待って。これって私へのプロポーズをいつにするかってこと? もしそうなら、半年は長い? それともちょうどいいの?
「あ、あの、でもお互いに愛し合っていたら、もう少し早くても良いのかなぁなんてーー」
「いえ、最初に口から出た言葉がきっと本心だと思いますので」
「そ、そうなの?」
瑠維はにこりと微笑むと、春香の腰を押さえて持ち上げた。その途端瑠維が春香の中から抜け、春香は思わず体の力が抜けてしまう。
もう少し繋がっていたかったのにな……残念そうに唇を尖らせた春香を、瑠維は愛おしげに抱きしめる。
「春香さん、近くに日帰り温泉施設が出来たらしいので、良かったら寄って行きませんか?」
「えっ、温泉? 行きたい!」
「その後、この家で使う家具でも見に行きましょうか」
その言葉を聞いた春香の胸が大きく高鳴る。立ち上がって部屋を見渡すと、頭の中には瑠維と過ごすこれからの未来が見えてくる。
あそこにソファ。あっちにはテレビ。ダイニングテーブルはここかなーーそんな幸せな妄想に、思わず顔が緩んでしまう。
「うん、そうしよう」
瑠維が握りしめていた下着を慌てて受け取ると、二人は意気揚々と玄関に向かい歩き始めた。
瑠維のモノにコンドームを装着し、彼の上に跨ると、ゆっくりと自分の中へと受け入れていく。
彼と一つになると心も体も満たされて、ホッとしたような安心感を覚えた。
「春香さん……あの、体勢とか大丈夫でしょうか……」
「ん……平気だよ。でもまさか新居での初エッチが、こんな感じになっちゃうとは思わなかったなぁ……」
「す、すみません! 僕の自制心がもう少し働いていれば良かったんですが……」
「ううん、それは違うよ、瑠維くん」
「えっ?」
「私自身が瑠維くんとしたかっただけだよ。この家で瑠維くんと暮らしたいって思って決めたのも私自身。だから瑠維くんはそのまま受け止めてくれればいいんだよ」
「春香さん……」
瑠維は嬉しそうに春香を抱きしめると、優しいキスを繰り返す。その甘さに酔っていると、突然瑠維が腰を激しく動かし始めたため、春香は突き上げられる快感に体を反らした。
こんな感覚、前回はなかった気がするーー頭がぼんやりとし、あまりにも気持ちの良さに何も考えられなくなる。
その瞬間に絶頂を迎え、果てた春香は息を切らしながら瑠維の胸に体を預けた。
二人は大きく弾む胸を合わせたまま、お互いの体に腕を回す。この人が愛しくて、大切で、離れたくないと心から思った。
「春香さん……」
「ん?」
「一つ確認したいことがあるのですが」
「なぁに?」
「プロポーズは付き合ってからどれくらいが良いでしょうか?」
「プ、プロポーズ⁈ え、えっと、は、半年くらい?」
「わかりました。半年ですね」
瑠維はメガネをクイっと上げると、納得したように頷いた。
しかし逆に春香は自分で言ったことなのに、何故か心がモヤモヤし始める。
ちょっと待って。これって私へのプロポーズをいつにするかってこと? もしそうなら、半年は長い? それともちょうどいいの?
「あ、あの、でもお互いに愛し合っていたら、もう少し早くても良いのかなぁなんてーー」
「いえ、最初に口から出た言葉がきっと本心だと思いますので」
「そ、そうなの?」
瑠維はにこりと微笑むと、春香の腰を押さえて持ち上げた。その途端瑠維が春香の中から抜け、春香は思わず体の力が抜けてしまう。
もう少し繋がっていたかったのにな……残念そうに唇を尖らせた春香を、瑠維は愛おしげに抱きしめる。
「春香さん、近くに日帰り温泉施設が出来たらしいので、良かったら寄って行きませんか?」
「えっ、温泉? 行きたい!」
「その後、この家で使う家具でも見に行きましょうか」
その言葉を聞いた春香の胸が大きく高鳴る。立ち上がって部屋を見渡すと、頭の中には瑠維と過ごすこれからの未来が見えてくる。
あそこにソファ。あっちにはテレビ。ダイニングテーブルはここかなーーそんな幸せな妄想に、思わず顔が緩んでしまう。
「うん、そうしよう」
瑠維が握りしめていた下着を慌てて受け取ると、二人は意気揚々と玄関に向かい歩き始めた。