大神様の呪いのふみきり
そこでヒナの薬指と、そこに光っている指輪を見つけたのだ。
「彼と付き合うのも、指輪をもらうもの私のはずだったんだから!」

誰もいないのに言い訳を口に出して、凛子は指輪を握りしめた。
そしてそのまま逃げ出したのだった。

< 137 / 153 >

この作品をシェア

pagetop