大神様の呪いのふみきり
☆☆☆
翌日目を覚ませば自分のベッドの中にいた。
お風呂で寝入ってしまったはずがいつの間にかパジャマに着替えているのを確認すると、不意に大神様の世界へ連れて行かれたときのことを思い出した。
あの時も朝起きるとパジャマ姿だった。
四葉はまだ重たく感じる頭を左右に振って上半身を起こした。
壁掛けの時計を確認すると朝の5時半を差している。
家の中はまだ静かで、誰も起きてきていないことがわかった。
そろそろと自分のベッドから下りた四葉はふと自分の左手に違和感を覚えて動きを止めた。
そういえば、昨日包帯を巻いて寝た記憶もない。
そのままで眠ってしまったから違和感があるんだろう。
そう考えて左手へ視線を向けたとき、薬指があることに気がついた。
「あっ!!」
思わず大きな声を上げてしまい、慌てて右手で自分の口を抑えた。
翌日目を覚ませば自分のベッドの中にいた。
お風呂で寝入ってしまったはずがいつの間にかパジャマに着替えているのを確認すると、不意に大神様の世界へ連れて行かれたときのことを思い出した。
あの時も朝起きるとパジャマ姿だった。
四葉はまだ重たく感じる頭を左右に振って上半身を起こした。
壁掛けの時計を確認すると朝の5時半を差している。
家の中はまだ静かで、誰も起きてきていないことがわかった。
そろそろと自分のベッドから下りた四葉はふと自分の左手に違和感を覚えて動きを止めた。
そういえば、昨日包帯を巻いて寝た記憶もない。
そのままで眠ってしまったから違和感があるんだろう。
そう考えて左手へ視線を向けたとき、薬指があることに気がついた。
「あっ!!」
思わず大きな声を上げてしまい、慌てて右手で自分の口を抑えた。