大神様の呪いのふみきり
献花する
市立図書館の近くにある花屋へ向かった3人は、お金を出したって大きな花束を購入した。
大神様が来ていたワンピースは元々白色だったと聞いていたから、白色をメインにしてつくってもらったのだ。
それから3人であのフミキリへ向かった。
フミキリに近づくつれて四葉の足は重たくなってくる。
昨日のことを思い出すとさすがに足が前に進んで行かない。
「四葉、大丈夫?」
後ろからついてきていた瑠美が気がついて声をかけてくれた。
「うん。大丈夫だよ」
そう答える声が微かに震えてしまった。
昨日みたいに自分1人だけが大神様の世界に連れて行かれてしまったらどうしよう。
昨日はその世界から出てくることができたけれど、2度目はどうなるかわからない。
大神様のお願いを叶えてあげられなかったことによって、永遠に出てこられなくなるかもしれないんだ。
そんな、嫌な予感ばかりが胸の中を渦巻いている。
「この花を献花すればきっと大丈夫だよ。指だって元通りになる」
「うん。そうだよね」
大神様が来ていたワンピースは元々白色だったと聞いていたから、白色をメインにしてつくってもらったのだ。
それから3人であのフミキリへ向かった。
フミキリに近づくつれて四葉の足は重たくなってくる。
昨日のことを思い出すとさすがに足が前に進んで行かない。
「四葉、大丈夫?」
後ろからついてきていた瑠美が気がついて声をかけてくれた。
「うん。大丈夫だよ」
そう答える声が微かに震えてしまった。
昨日みたいに自分1人だけが大神様の世界に連れて行かれてしまったらどうしよう。
昨日はその世界から出てくることができたけれど、2度目はどうなるかわからない。
大神様のお願いを叶えてあげられなかったことによって、永遠に出てこられなくなるかもしれないんだ。
そんな、嫌な予感ばかりが胸の中を渦巻いている。
「この花を献花すればきっと大丈夫だよ。指だって元通りになる」
「うん。そうだよね」