大神様の呪いのふみきり
でも、無理だった。
大神様に声をかけるのがもう少し早ければなにか違っていたかもしれないのに。

沙友理は草むらの中で強烈な眠気に襲われて立っていられなくなった。
待って、まだお願いを叶えてない。

そう思うってももう声に出すこともできない。
沙友理はそのまま草むらのベッドの中で目を閉じたのだった。
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