家出少女の反抗
第2部
助っ人登場!!
「ここ……ネカフェじゃん……先生一体どうゆう風の吹き回し?」
苦言を吐き出してみるも、「さぁ、行くぞ二人とも」と無視されて学校を休んだ朝にネカフェの中に入ってゆく怜音先生。
「ちょっと霞……やっぱりなにかやましいこと考えてるんじゃないの?怜音さんって……?」
「うーん……そんなことはないとは思うんだけど、普通だったら国が運営してるNPO法人とかいうーーー」
「つべこべ言わずに、さっさと来い!!早くしないと相手に迷惑がかかるだろ!!」
私達二人は、背中をビクつかせ急いでネカフェに入った。
「いらっしゃいま………あぁ。例の女子高生二人組?」
出迎えてくれたのは、メガネをかけた爽やかなお兄さん的な人が出てきた。
オレンジ色のエプロンを着てる。
制服……ダサくない?
ちらりと胸元を見る。
店長とかかれていた名札があって、思わず口から出かけていた言葉を飲み込む。
「わぁ……っ!!格好いいし、爽やかっ!!」
横を見ると、愛が目を輝かせながら、店長を観ている。
これは完全に恋する乙女のスイッチが、入ってしまった。
っていうか、もう好きになったの!?