家出少女の反抗
流れ星が流れた。
「あ……お願い事するの忘れた……」
そうボソリと呟くけれど、今は深夜1時。
誰もいないが、心の中では仲間がいるから……どんなことだって耐えられる気がした。
「願い事だって、仲間がいれば見つけられるし……叶えられたりできるよね?辛いことだったりも、きっと乗り越えられるって私知れたよ?」
口元をほころばせた。
なんとなく、強く慣れた気がしたからだ。
「さーって、明日もがんばりますか!!」
私は夜空にサヨナラをして、愛が眠る部屋へ足早に戻っていった。
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