ゾンビ化した総長に溺愛されて始まる秘密の同居生活
「おやすみなさい」
「……オヤスミ」
目をつむるも中々寝付けない。それもそうだ。だって私の部屋にゾンビ……しかも不良の男子を入れている上に2人っきりの状態なのだから。
ここだけの話、勇人が私を襲おうとすれば私はあっけなく死ぬだろう。彼は私の血が欲しいとは言ったがいつ寝首をかかれるかという邪念にも似た考えが頭をよぎる。
(寝るしかない)
私は何か楽しい事を考える事にした。友達と好きなアイドルが出ているテレビ番組について話した事とか、テストの成績が予想以上だった事とか、母親の機嫌がよくてイタリアンのレストランに連れて行ってもらった事とかを思い出していた。
それからだいぶ時間が経った頃、ぱちりと目が覚める。
(何時だ……?)
スマホの電源ボタンを押すと2:01と表示された。それとスマホの充電があと40%になっているので充電もしなければならない。
「受電充電……」
コードをスマホに装着すると充電が開始された。電気は変わらず使えている。
スマホの電源を切る前に、少しだけ情報収集をしようとネットニュースを開いた。SNSあと嘘と本当が入り混じっていそうだと感じたからだ。
「どれどれ……」
すると勇人が私の方へと近寄って来る。
「……オヤスミ」
目をつむるも中々寝付けない。それもそうだ。だって私の部屋にゾンビ……しかも不良の男子を入れている上に2人っきりの状態なのだから。
ここだけの話、勇人が私を襲おうとすれば私はあっけなく死ぬだろう。彼は私の血が欲しいとは言ったがいつ寝首をかかれるかという邪念にも似た考えが頭をよぎる。
(寝るしかない)
私は何か楽しい事を考える事にした。友達と好きなアイドルが出ているテレビ番組について話した事とか、テストの成績が予想以上だった事とか、母親の機嫌がよくてイタリアンのレストランに連れて行ってもらった事とかを思い出していた。
それからだいぶ時間が経った頃、ぱちりと目が覚める。
(何時だ……?)
スマホの電源ボタンを押すと2:01と表示された。それとスマホの充電があと40%になっているので充電もしなければならない。
「受電充電……」
コードをスマホに装着すると充電が開始された。電気は変わらず使えている。
スマホの電源を切る前に、少しだけ情報収集をしようとネットニュースを開いた。SNSあと嘘と本当が入り混じっていそうだと感じたからだ。
「どれどれ……」
すると勇人が私の方へと近寄って来る。