瀬良くんが私を諦めない
私から瀬良くんの重みが消えたのがわかる。



やっと、離れた…


「じゃあね、先輩。最高のプラン考えておくんで。
代休に行きましょう」


「わかった、ばいばい」


さっさと入って歌恋ちゃんに電話しなきゃ

瀬良くんに出会って久しぶりに高鳴り出した胸。




それを隠すように私はさっさと家の中に入って行った。


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