瀬良くんが私を諦めない~年下の溺愛は甘すぎます!
電車に揺られること30分
ついに今日の目的地に到着した。
「ここって…海?」
「どっからどう見てもそうに決まってるじゃないですか。」
「でもでも、まだ6月の後半だよ?海水浴とかできないよ?」
いくらあったかくなってきたからと言ってもまだ6月後半。
泳ぐにはまだ少し肌寒い。
「今日の目的は海水浴じゃないです。なに、先輩、俺に水着とか見せてもへーきなの?」
顔を覗き込みながら言ってくる瀬良くん。