瀬良くんが私を諦めない


「ち、ちがうし!一般的に考えて海=海水浴って考えるっていうだけの話であって…決してそんなつもりは…」


「ふっ、わかってますよ。ちょっとからかってみただけです。」


ちょっとからかってみたという割には大爆笑をかましてるじゃん、瀬良くん。

むかつくやつだ。


「そんなことより!なんで海に来たの?」


「あー、そうだった。先輩からかうの楽しくて忘れてました。」

にやっと笑うその顔にドキッとした胸。

いちいち瀬良くんの仕草にドキドキさせられてる。
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