瀬良くんが私を諦めない~年下の溺愛は甘すぎます!
「ねえねえそこのお姉さんたち、今暇?」
「げ、」
明らかに嫌そうな顔をする歌恋ちゃん
それもそうだ。カフェから出て帰ろうとした時、知らない男の人達に話しかけられたんだから。
「忙しいので…」
「えー、そんなことなさそうだけど?」
私の腕を掴んで話しかけてくる。
何こいつ、強引過ぎ
「ちょっと、純恋に触らないで!」
「んー、君なら良いってこと?」
ニヤニヤ笑いながら後ろにいた男が歌恋ちゃんを掴んだ。