瀬良くんが私を諦めない~年下の溺愛は甘すぎます!


歌恋ちゃんはきっとあの人に送ってもらえるだろう。


「瀬良くん、私がピンチの時いつも来てくれるね。」


「そりゃそうですよ。」


なんて言ってるけど、ほんとはたまたま駅であの人に会って話してる時に私たちを見かけたらしい。


それでも、駆けつけられるところにいてくれたんだ



「瀬良くんのそうゆうところ好きだなあ。」

涼しい風が私の横を通り過ぎる。

駅から私の家までは20分くらいだ。

もう7時近いというのに空は薄暗いくらいで、夏が近いのかななんて呑気に考えて、、



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