瀬良くんが私を諦めない~年下の溺愛は甘すぎます!
「…そっか」
屋上の隅に2人で座る。
瀬良くんに対して他の人より近くなってしまう距離、
全てが私にとって初めての感覚で戸惑う。
(もしかしてわたし、面食い?)
助けた時も綺麗な顔だと思っていたけど、横にいる彼を見ると余計そう思う。
「3年生で態度が悪かって噂の佐々木がいる屋上に先輩が行くのが見えて、追いかけてきちゃったんですけど正解でしたね」
そんな噂があったのか、と思う。
自分の噂を避けてきたせいで他人の噂にも鈍感になってるんだ、、