瀬良くんが私を諦めない~年下の溺愛は甘すぎます!


2年生になった日

1人で孤立していたところを話しかけてくれたのが歌恋ちゃんだった。


「名前に私と同じ恋の字入ってるじゃん!
私は名前と間反対で全然恋できてないけどね、」

そんなことを言いながら明るく笑う歌恋ちゃん。

なんだか反応したくなって

「私も…だよ」

気づいた時にはもう声が出ていた。

「えっ!そーなの!何だ、私たち共通点だらけじゃん」


世の中にはこんなにもフレンドリーな人がいるのかと思ったことだ。


初めて純恋って呼び捨てにしてくれた日のことはきっと一生忘れない。

それくらい私の人生でイレギュラーで大切な存在だ

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