瀬良くんが私を諦めない~年下の溺愛は甘すぎます!



「置いてかないでー!!」

「無理です」「無理だよ」


そんな横山くんと途中で別れ再び2人になる。


「あ、ここ空いてるよ。この辺で適当に宣伝しとこう」


「はい」


候補者に渡されたパンフレット

端っこにいるのに異様に消化早い気がするのはきっと瀬良くんのせいだろう。



"イケメン!!"

通りすがる人誰もがそんなことを言って行く。


「人気者だね、瀬良くん。」


ちょっと胸がチクリとした。

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