瀬良くんが私を諦めない~年下の溺愛は甘すぎます!
「先輩って、横山先輩と仲良いよね」
「えっと、そーかな?」
屋上についてまずこの質問をされる。
横山くんとは仲良いという弄ばれてるというか。
まあ別に深い関係では全くない。
「ふーん。」
「?」
繋がれた手が離れることも、言葉を交わすことも特になくそのままミスミスターコンの結果発表の集合アナウンスがかかった。
「行かないの?」
「…行きますよ。でも先輩、その前に一つ約束して欲しい。」