瀬良くんが私を諦めない~年下の溺愛は甘すぎます!


「うちの猫は元気だよ凄く。」


「そっすか、よかったです。」


ゆっくりと時間が流れていく

信号待ちを何回しても瀬良くんと一緒の帰り道は退屈にならない。


正確にいうと退屈ではあるけど居心地が悪いわけではないということだけど、



「やっぱり先輩の家学校から近すぎませんか?」

目の前に家が見えたところで瀬良くんがいう。




「…楽でいいよ」

確かに、はやい。


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