冷徹な総長様がただの幹部(私)を溺愛してくる
私がちょっと視線を向けただけでビビる人だっているのに。
有り得ない。
「そう思ってるのお前だけだぞ」
「えっ」
「他の奴らは普通にお前を女として見えるからな」
「それこそないでしょう。女性らしいことした記憶ありませんし」
いきなり何を言い出すんですかと呆れると、豹牙さんも豹牙さんでなんで通じないんだと呆れたように深いため息をついた。
そして苦虫を噛み潰したような顔で口を開く。
「・・・俺が何の為にわざわざ姫を連れてきたと思ってたんだ」
「構成員たちがうるさいから」
「違う」
「じゃあ何でですか」
「男避け」
「あぁ・・・」
確かに豹牙さんは老若男女が好むお顔をされてますもんね。
有り得ない。
「そう思ってるのお前だけだぞ」
「えっ」
「他の奴らは普通にお前を女として見えるからな」
「それこそないでしょう。女性らしいことした記憶ありませんし」
いきなり何を言い出すんですかと呆れると、豹牙さんも豹牙さんでなんで通じないんだと呆れたように深いため息をついた。
そして苦虫を噛み潰したような顔で口を開く。
「・・・俺が何の為にわざわざ姫を連れてきたと思ってたんだ」
「構成員たちがうるさいから」
「違う」
「じゃあ何でですか」
「男避け」
「あぁ・・・」
確かに豹牙さんは老若男女が好むお顔をされてますもんね。