蜜月溺愛心中
「行ってきます」
部屋には誰もいないのだが椿はそう言い、部屋の鍵を閉めて職場であるコンビニへと向かった。自転車で十五分ほどの距離に椿の働くコンビニはある。
「おはようございます!よろしくお願いします!」
「おはよう!よろしくね〜!」
椿が挨拶をしながらコンビニに入ると、店長が笑顔で挨拶を返してくれる。店長はちょうど新商品の品出しをしているところだった。
「店長、それって……」
「ああ。今日から発売されるスイーツだよ」
店長がスイーツコーナーに新商品を並べていく。季節のフルーツが入った豪華なロールケーキ、宇治抹茶が使われたゼリー、お芋が使われたタルト、クリームがたっぷりのミルフィーユなどなど、おいしそうなスイーツばかりである。
(清貴さんはどれが好きかな……)
椿がスイーツをジッと見ていると、店長と目が合う。店長は少し困ったように笑い、言った。
「椿ちゃん。スイーツを見るのもいいけど、そろそろ着替えてくれないかな?」
「あっ!す、すみません!」
部屋には誰もいないのだが椿はそう言い、部屋の鍵を閉めて職場であるコンビニへと向かった。自転車で十五分ほどの距離に椿の働くコンビニはある。
「おはようございます!よろしくお願いします!」
「おはよう!よろしくね〜!」
椿が挨拶をしながらコンビニに入ると、店長が笑顔で挨拶を返してくれる。店長はちょうど新商品の品出しをしているところだった。
「店長、それって……」
「ああ。今日から発売されるスイーツだよ」
店長がスイーツコーナーに新商品を並べていく。季節のフルーツが入った豪華なロールケーキ、宇治抹茶が使われたゼリー、お芋が使われたタルト、クリームがたっぷりのミルフィーユなどなど、おいしそうなスイーツばかりである。
(清貴さんはどれが好きかな……)
椿がスイーツをジッと見ていると、店長と目が合う。店長は少し困ったように笑い、言った。
「椿ちゃん。スイーツを見るのもいいけど、そろそろ着替えてくれないかな?」
「あっ!す、すみません!」