七夜の奇跡
ヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけた。
真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けた。
あれから20年は立つがレイミーは18、19歳の見た目の少女の姿のまま歳をとっても真実の愛は見つけられずにヒルセイユ王国から離れた森林に暮らしていた。
レイミーは呪いのせいで魔法使えるようになり薬を作り、街に売買し、薬草を育ている。
レイミーは薬草を薬にして販売した後に2週間分の2人分の材料を買って帰る時に森林の中に1人の男性が倒れておりレイミーはハイヒールを飲ませたら男性は目を覚ました。
「我が名はレイミー。レイミー・オルファルコンと言います。あなたは名は何と言いますの?」
「俺はタクト・レイニーさん。タクトと呼んでくれ。」
「20歳になりますが、話しが合わないと思うが許しておくれ。」
「レイミーは20歳なのか?俺も21歳なんだ。」
「もしかして魔女クリスティーナに魔法をかけられたんですか?」
「貴女もか?」
「はい。ヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけたんです。真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けたんです。」
「老いたくても老いがないのはしんどいですな。」
「タクトさんはご自宅に帰りなさい。魔物が出入りしますので、帰りなさい。」
「帰る所がないうえにレイミーを1人でうろつくのは危険過ぎる。」
「着いてきなさい。守りがあるエリアに来ればゆっくりとできますからこちらへ。」
「とこに向かうんだ?」
「この先に私の自宅がある。そこに守り固めてある来なさい。」
「聞きたい事があるんだが良いか?」
「レイミー。貴女は何者なんだ?」
「英雄オリオンと魔法使いのアマンダの娘。と言えば分かる?」
「あの英雄オリオンの娘なのか?」
「そうよ。年齢にこの若さとチヤホヤされるの嫌だから人里から離れた所に住んでるのよ。いけないかしら?」
「悪くない。苦労して来たんだろう?戦えないと苦労しないか?」
「魔術や剣術や拳銃やらできますし、戦いもできますからご心配いりませんし、1人の方が気楽なので。」
「そ、そっか。ところで気配が感じるんだが気のせいか?」
「背後取られてる。真っ直ぐ走れ。」
「戦えばいいんじゃないか?」
「馬鹿。ここで戦うの止めろ。仲間を呼ぶからやめなさい。」
「モンスターが数体いるのか?」
「分かってるなら、聞かないて。あそこに入れ。助かるぞ。走れ。」
「おう。」
レイミーとタクトは守りのある魔法陣の中に入るとモンスターは物陰から覗いてた。
「あるべき場所に帰りなさい。そうじゃないと攻撃します。帰りなさい。」
モンスターはしばらく様子を見た後、森林の奥へ戻って行った。
それらを確認した後、大きなため息をついた。
「何とかなりましたが、戦いになると面倒ですからねぇ。」
「ああいうの慣れてるな。」
「日常茶飯時ですよ。あれらは肉としては食べられますからね。」
「まじか。」
「本当ですよ。冒険者なら、当たり前ですよ。レストランとかでも提供されてますから。絶句しないでください。」
「知らなかった。それより、色々と教えてくれよ。」
「後片付けしたら話しますから。」
「ああ。待たせて頂くよ。」
レイミーは、買ったものを保存室に次々入れて行き、お茶を席に座っているタクトに出し、レイミーも席に座った。
タクトは静かに口開いた。
「色々と聞きたいんだが良いだろうか?」
「答えられる範囲で良ければのだけど。」
「なぜ、1人で暮らしているんだ?モンスターいる森林の中は危ないだろう。」
「ここで暮らす理由か・・・。生まれて15になるくらいまで憐れみで見られていたの。それが嫌でも幼少期から魔法や薬学を学んで18の年にこの森林に暮らし始めたの。」
「5年も1人で暮らしていたのか?1人で暮らして寂しくないのか?」
「もう慣れと言え寂しいものよ。戦いも魔法も薬学の知識も経験もししていると挫折するとさらに恋しいものね。」
「レイミー次第なんだけど、俺もここに暮らしていいかな?」
「何で?」
「俺は警備が主だった。戦いの経験が無いから教わりたいし、経験したいんだ。」
「ここではなくでもいいんじゃない?」
「レイミー1人で暮らさせるのは心配だからだ。」
「実力や能力を着けてから言いなさい。」
「だか、1人で暮らして心配だからよ。」
「モンスターを倒せてから言いなさい。」
「モンスター倒す?倒せるのか?」
「ええ。近年ではモンスターは増えてるわね。1人で暮らすなり、2人で暮らすなりには支給自足でやっていかないと行けないんですよ。分かっていってますか?実力と知恵と能力がないと死ぬわよ。たまたま俺が居たから助かったものの、いなかったら死んでいたわね。」
「偉そうな事を言って、すみませんでした。」
「分かれば良いわ。今後どうする訳?国で暮らしたらどうなんだい?」
「事情がありまして、国では暮らせないです。」
「何かひでかしたか?」
「はい。色々とあり、言えませんが、ここに暮らさせてください。お願いします。」
「支給自足に付き合ってもらうし、モンスターを倒せるようにしてもらいますから。良いですね。」
「師匠、ご鞭撻お願いします。」
「厳しくしますからね。」
「はい。お願いします。」
「国でトラブルを起こした奴をここには置きたくないんだよね。だってさ、ここでも問題起こしかけないし。だから、問題を起こさないでね?」
「そんなことしないから。俺は歳を取らない事に気持ち悪がられ白い目で見られて耐えられずに逃げたしたんだ。」
「嫌ならさっさと出れば良かったものの、何故、国にととまっていたんだ?」
「歳を取っても姿は変わらないの知ったのは、つい最近なんだ。」
「そうなの?」
「ああ。剣術は誰にも負けないくらい強いのは確かだ。」
「4年でさらに強くなってもらうが良いか?」
「4年で強くなる必要があるんだ?」
「日々と言うか、年々、モンスターは数は増え、強くなっているんだ。ここに暮らすなら強くなってもらいたい。できるかしら?出来ないのであれば国に帰ってもらいたいものだわ。」
「ここの暮らしは楽な物ではないんだな?」
「ご理解が早くて助かるわ。やるのか、やらないのかをはっきりしてもらいたいが1晩考えて教えてください。もう1ついいか?」
「何かしら?」
「近年になにか起きるのか?」
「モンスターが増しており、強くなってると言いましたが、何かしらの原因で起きてるのは確かです。恐らくですが、モンスター以上の魔物が出るのは確実になるでしょうね。タクトが強くなれば戦うのも逃げるのも有利になるでしょうね。」
「分かった。どこに行くんだい?」
「狩りをしに行く。タクト。あなたも鍛えに付き合いますか?」
「ああ。もちろんだ。強くなってその何かと戦うことが出来るんだろうなと思ってるし、レイミーの事もっと知りたいと思ってるから、付き合わせてもらうよ。」
「勝手にしなさい。タクトに最初の課題としてヤックルバードに一撃当てれば良しいだします。」
「それでいいのかよ?」
「甘いわね。初心者には倒すの苦労するモンスターなんだ。」
「初心者の俺にモンスターを倒さないといけないのかよ。」
「とこかに当たればОKなわけ。まあ、最終的にはモンスターを倒せることだね。最初は一撃当てだな。」
「できるか?」
「出来ないなら、課題も戦いもやらなくていいですよ。逃げていいんですよ。」
「やると決めたからにはやるよ。戻ったら伝えたいことがあるから、覚悟してくれよ。」
「あらまぁ。楽しみにしてるわね。さぁ、行きましょうか。」
「ああ。戦い方を教えてくれよ。先生。」
「先生は止めなさい。恥ずかしいわ。」
「良いじゃないか。レイミーはここの暮らしが長いんだろ?教わるんだから先生でいいじゃないか。」
「タクト。あなたは楽しんでるでしょ?」
「してないよ。魔法だけじゃなく、剣も使えるんだろ?色々と教えてくれよ。」
「剣使えるって話したかしら?」
タクトはレイミーの手を取り手についてる豆を指摘し始めた。
「この手のひらの豆は剣みたいなの持って剣術使わないと出来ないものだ。いつから剣術習ってた?」
「幼少期から剣術や、魔術習っていたが、モンスターとやり始めたのは7歳からやり合っていたから、13年は立つわね。」
「13年間で豆が硬いのは頷くんです。」
「細かい所気付くわね。戦いの方で上達するタイプね。鍛えようがあるわね。さぁ、モンスターが戻ってきてるわね。タクトは一体倒して見せなさい。その間、俺も倒すから。」
「何体いるんだよ。」
「6体はいるわね。群れでなすモンスターだから、仕方がないけど。」
「5体を倒すのは無茶だ。」
「モンスターと戦ったことない子に3体は、無理よ。それに6体なんで、苦労して倒せるのよね。もっと成長しないとダメだと思うけど、タクトもモンスターを倒せるようにしようね。」
「おう。よろしく頼むぜ。レイミー。」
「近い将来、戦場になるわね。鍛えとかないと。」
「戦場になるのか?」
「なるわよ。短期間で成長してもらいたい。」
「短期間で成長って言ったが短期間でどれくらいだ?」
「10日以内って言いたいわね。」
「短いなぁ。」
「短期間にやらないと死ぬわよ。」
「短期間でやってやるから見てろよ。」
「期待してないけど、成し遂げてみなさい。」
「見てろよ。できるようになってやるからな。」
「行きますよ。」
レイミーはモンスター5体余裕で倒したがタクトは、1体攻撃するのに苦労しながら倒した。
「1体倒しましたね。攻撃当たればいいと言いましたが倒した事は褒めますが、まだまだ動けるようにならないとダメですね。」
「厳しいですね。」
「うちの両親に比べれりゃ甘いですよ。うちなんて初日から、3体のモンスター倒させられてましたから。」
「厳しいうえに苦労したんだな。」
「苦労したけど今はいい経験だったし、成長の見込みあると思ってるわよ。」
「いい経験なのは分かりましたが、これ以上、成長するんですか?」
「するわよ。強敵が出るが分からないからねぇ。タクトを教える事にさらに自分も成長出来そうだわ。」
「弟子とか取らなかったのか?」
「取るって出会いがなかっただけですの。タクトが初めて会ったうえに成長の見込みがあるだけのことだよ。」
「ところで何してるのですか?」
「見て分からないの?一体だけ解体してるの。アイテムボックスに入れとけば夕食になんとかなるでしょう。何か問題あるかしら?」
「良く解体できるな。」
「初めてかしら?」
「あ、ああ。初めて見る。良く綺麗に捌けるな。」
「両親が教わったから出来るけど、基本的にギルドで下ろすのが一般だね。」
「全部、解体するのか?」
「解体は、今日はこの一体だけだね。引いたでしょ?」
「ああ。驚いたよ。簡単に捌けるとはな。」
「自分が、特殊なのかもしれないわね。皮とくちばしは売れるわね。目玉はクエストであったわね。明日行くか。」
「連れていってくれるか?」
「いいですよ。早く戻りますよ。」
「今、話したいことがあるんだが良いか?」
「もちろんてますよ。何かしら?」
「レイミー。あなたのことが好きになったので結婚前提に交際してください。」
「はぁ?何言ってるんだ?頭大丈夫かぁ?会って1日も経ってないのに好きって目がおかしいじゃないのか?」
「一目惚れで、初恋なんだ。それに俺は本気だ。」
「恋する気がないから諦めなさい。」
「なんでですか?」
「初めてあったばかりで無理か知らねぇ。」
「恋人になってお互いを知っていけばいいのでお願いします。」
「しつこい男だね。」
「しつこいのは分かってますか、この気持ちは本気なので分かって欲しいです。」
「分かったから、半べそかくのやめろ。」
「こんな綺麗な人に会って話すの初めてなんだもんだから、こんな機会を逃したくないんだ。」
「なんだぁ。もう仲良くなっていたのか?」
「誰です?」
物陰から2人が出てきた。
「父さん、母さん。見ていたなら、助けてくれたっていいじゃないですか?」
「婚約者(フィアンセ)を連れてきたかいあったな。」
「フィアンセ?はぁ?彼が婚約者なわけ?」
「彼もまたクリスティーナの呪いを受けた子なんだよ。恋も知らぬ子なんだよ。仲良くしてやりなよ。」
「なんで急に。」
「街では年老いても寂しいでしょ?だから婚約者を連れてきた訳なのよ。」
「タクトは知ってた?」
「森で1人の女の人が暮らしてるから会わないかとしか言われてない。」
「父さん、母さん。急に連れてこられても困るんですけど。それに倒れてたのを見つけたからいいけど、会えなかったらどうするつもりなの?モンスターの餌にされてたわよ?」
「そうね。それは謝るわ。レイミーちゃんがみつけてくれたことに感謝してるわ。」
「ちゃんと同行してくださいね。」
「はーい。」
「昼食の用意してないから戻るわよ。ここに居たら、モンスター出てくるから行くわよ。」
「あ、ああ。分かった。」
「レイミーは面倒見がいいわね。」
「んなわけないでしょ。帰ってと言っても帰らないでしょう。一泊したら帰ってください。」
「優しい子ね。」
「うるさい。優しくないわ。タクトはもしかしたら魔法使える可能性が少しあるわね。」
「なんでわかるの?」
「戦いで、魔力を感じたというか、切り方で魔力が漏れてた感じかな。 タクトは心当たりはあるのかしら?」
「言葉にできないけど剣に細かい刃がグルグルと回ってる感じがしたんだ。」
「空気や空間の技か。他に仕えるか、覚えてもらうか。」
「お手柔らかにお願いします。」
「厳しくするからね。」
「相手に厳しくない?」
「性格悪くてごめんなさいね。ミツナ。来てるんでしょ?出てきなさい。」
「いつから、気づいていたんですか?姉様。」
「モンスターが来る前からいたんでしょ?」
「バレてましたか。魔法で姿隠し、気配遮断を使っていたのに。」
「完璧にできてたけど、強力の魔力探知で感知したわよ。」
「姉様の実力に負けましたか。精進して参りますね。」
「レイミー。この方は?」
「私の実の妹のミツナ。彼女は魔法特化と言うか、できないんだよね。この人はタクトだ。」
「初めまして。ミツナと申します。よろしくお願いします。」
「初めまして。タクトです。よろしく。」
「さっさと行くよ。」
「はーい。」
戻って食後に話し合いを始めた。
「どころでモンスターが増えているけど、マルグス魔王が攻めて来てるんだよね?」
「まだ動きはないが悪魔がちらほら見かける。5年内戦争になるだろう。」
「タクトを戦争に駆り出すつもりですか?」
「モンスター、悪魔、マルグス魔王の3段階で襲撃来ると考えてもらえると良い。」
「クリスティーナもどう動くがも分からないんでしょ?」
「そうだな。警戒しないといけないわね。レイミー。タクトを育てなさい。分かりましたね。」
「分かりました。 タクト。厳しく教えることになるが良いかな?」
「1つ聞いても良いもいいですか?」
「なんですか?」
「クリスティーナの事もモンスター、悪魔、マルグス魔王の事も分からないんだ。教えてもらえるか?」
「どのように分からないんだい?」
「モンスターはいろんなところから出てくるのは分かるが、悪魔やマルグス魔王は架空の話じゃないのか?」
「30年前に悪魔、マルグス魔王が出ているんだが封印されてるんだ。今回は目が覚める。我々が終止符を打てるようにしないといけないんだ。」
「本来の話なのか?」
「本当の話だ。戦いの末に悪魔、マルグス魔王を封印する事しか出来なかった。数年以内に封印が解ける。タクトが戦う意思があればレイミーに鍛えてもらった方が良い思うんだ。」
「悪魔、マルグス魔王は強いのか?」
「強い超えて危険だ。戦うのは死と隣り合わせだぞ。どうする?やるのかい?」
「・・・国のダメに戦う。レイミーは戦うのか?」
「ええ。戦うわよ。根拠があるか分からないんだけど、マルグス魔王はクリスティーナと関係あると考えている。」
「する訳ないんですけど。」
「クリスティーナ。貴女は何しに来た?」
「レイミーだっけ?貴方の従魔、それも2匹の従魔に邪魔されたんだかど、大事な話しに来たのよ。姉のコーランがマルグス魔王を封印を解いて暴れさせようしているのよ。」
「コーランはクリスティーナの双子の姉でしたね。なんで、そのようなことしようと考えているんだ?」
「私とコーラン姉さんはヒルセイユ王国のスラムス街出身なんだ。」
「スラムス街も魔法使いはセビルス一家しかいない。セビルス一家なのか?」
「そうよ。セビルスの娘です。よくご存じですね。」
「オリオンと一緒にスラムス街に住んでいるからセビルス一家に双子生まれた事はスラムス街で噂になってたわよ。」
「そうなんですね。」
「楽しんでいるところ悪いけど脱線しているから戻すが、コーランは何故にマルグス魔王の封印を解こうとしているんだ?」
「ごめんなさい。姉さんは魔法は優秀だったから、街では気味悪がられてしまっていたんだ。」
「気味悪がられてただけじゃなく、嫌がらせ行為があったんじゃない?」
「ハブかられる、嫌味やひそひそ話されたり、買い物させてもらえない、しまいには泥をかけられたりという事をされてました。」
「クリスティーナは何をしていた?」
「魔法は優秀だったから勉強と研究していました。」
「クリスティーナがかけた魔法を解いてください。」
「申し訳ございません。できません。オリジナルを始めて作りました。作りたてで解除がないんです。」
「なんで解除まで作らない?」
「オリオン様に振り向いてほしかった、結婚するって聞いた事による嫉妬です。すみませんでした。」
「早く呪いを解いてください。」
「できません。」
「なんで?そんな難しいことじゃないだろう?」
「実は初めて作った術で解除方法を作ってなくって分からないんです。」
「嘘を言わないでください。」
「本当の事を言ってます。」
「本当の恋を叶わないと解けないのは本当なのか?」
「それは・・・本当です。嫉妬と言いますか、怒り任せに作って実際にかけてしまった事を謝罪させてください。」
「謝罪するくらいならしないでほしいものです。死ぬまでこの若さのままかぁ。」
「老いたかったなぁ。爺さん、婆さんになっても愛を誓いたかったなぁ。」
「私のせいで申し訳ありません。」
「私の友達を協力してもらってさらに情報を吐かせますか?」
「と、友達とは?」
「伝説の四獣ですよ。」
「伝説の四獣ってグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチですよね?」
「伝説の四獣と仲良く出来たのですか?」
「私達から話そうじゃないか?」
伝説の四獣たちが現れた
「グリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチじゃない。何でここに?」
「レイミー以外の魔術師が入るのが察知したから来たのよ。」
「そうなの?無理に来なくてよいのに。」
「友のために協力したいし、守りたいのよ。だって私達は友達でしょ?」
「初めて会ったあの日から友達ですもんね。」
「伝説の四獣は気が高く、人から恐れられ関わる事の無いの伝説の四獣のはずなのにどうしてレイミーと仲良くしているんでしょうか?」
「我々はクマズルと言う大型の熊モンスター用の罠に引っかかって数日間、食事取れなかった所を助けて頂いたんですよ。」
「なんで仲良くなってるんですか?仲良くならないはずなのに。」
「レイミーをしばらく観察したり話しをしていくうちに呪いと孤独だと知り、たんたんと友達なていったんだ。レイミー以外、仲良くする気ないし。」
「呪いまで知ったのか?」
「言わなくても呪いを受けていることくらい分かるよ。内容は、本人から聞いたし。」
「マルグス魔王の封印が解けるんだろ?どうするつもりだ?」
「戦って倒すしかないだろう。今の実力じゃあ下っ端を倒すのも無理があるから、力をつけないと無理な話だな。」
「強い魔族と戦っているから雑魚は余裕でしょう。」
「魔族と遭遇しているのか?」
「幹部と名乗る魔族がいたが苦戦したが、勝ちましたよ。」
「幹部の名は?」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』と名乗ってました。」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』だって?」
「知っているの?」
「魔族四天王と呼ばれる2人だよ。なんでた?力は強いはずだが・・・」
「倒しちゃまずかったですか?」
「不味くはないけど、どうやって倒したのか話してもらえないかな?」
「伝説の四獣たちの指示と実力で勝てました。」
「ちょっとしたアドバイスしただけだ。後は自分で考えながら戦いのうえで勝利なんだよ。誇りなさい。」
「伝説の四獣たちは誇れと言うけれと協力してくれないとマルグス魔王を倒せないんですからね?」
「レイミーのご希望なら仕方ないわね。マルグス魔王の時は本気で行くからね。」
「お願いします。タクトは剣術と魔術を厳しく教えるからね。」
「えー。嫌だよう。」
「魔物とかに襲わせようか、俺の手で消し去ろうか。どうしようかなぁ?」
「婚約者を亡き者にしないでくれ。」
「嫌だ嫌だと言ってるやつがムカつくのよ。それに自分の婚約者に相応しくないわ。婚約の話は白紙してもらえないかしら?」
「なんでですか?ご両親が持ってきた縁談を断るのかよ。」
「鍛えれば強くなるが、タクトは何でも嫌だ嫌だと言ってるのが嫌なのよ。英雄のマーリス様は嫌でも頑張って下さる姿はいい方ですし。いいえ、笑顔で手伝いもしてくださる優しさ、剣術も魔術もお強いので旦那様にしたいくらい大好きなのですよ。今のタクトは何でも嫌だ嫌だと言ってると恋人も結婚もできるところが一生、友も居ない、恋人も結婚もできませんよ。」
「マーリス様は剣術と魔術が両方できるうえにお強いし、お優しいから好きですね。」
「俺と比べるのかよ。レイミーはなんでそんなに強いんだよ。」
「マーリス様はうちの師匠なんだよ。マーリス様のおかげで剣術と魔術は上達したのよ。マーリス様にお会いしたいわ。」
「私に会いたいって言ってくれるなんで、嬉しいじゃない。久しいな。オリオン・オルファルコンとベーリー。レイミーがいつもの場所来ないから来てみればオリオン・オルファルコンとベーリーおるからビックリしたぞ。」
「久しいなマーリス。レイミーの面倒を見てくれてありがとうな。」
「マルグス魔王の封印が解けるのが近いせいか『アレキサントル』と『ミギーマイル』が来たぞ。恐らく『ルルゥ』と『がヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけた。
真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けた。
あれから20年は立つがレイミーは18、19歳の見た目の少女の姿のまま歳をとっても真実の愛は見つけられずにヒルセイユ王国から離れた森林に暮らしていた。
レイミーは呪いのせいで魔法使えるようになり薬を作り、街に売買し、薬草を育ている。
レイミーは薬草を薬にして販売した後に2週間分の2人分の材料を買って帰る時に森林の中に1人の男性が倒れておりレイミーはハイヒールを飲ませたら男性は目を覚ました。
「我が名はレイミー。レイミー・オルファルコンと言います。あなたは名は何と言いますの?」
「俺はタクト・レイニーサン。タクトと呼んでくれ。」
「20歳の叔母さんに話が合わんと思うが許しておくれ。」
「レイミーは20歳なのか?俺も21歳なんだ。」
「もしかして魔女クリスティーナに魔法をかけられたんですか?」
「貴女もか?」
「はい。ヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけたんです。真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けたんです。」
「老いたくても老いがないのはしんどいですな。」
「タクトさんはご自宅に帰りなさい。魔物が出入りしますので、帰りなさい。」
「帰る所がないうえにレイミーを1人でうろつくのは危険過ぎる。」
「着いてきなさい。守りがあるエリアに来ればゆっくりとできますからこちらへ。」
「とこに向かうんだ?」
「この先に私の自宅がある。そこに守り固めてある来なさい。」
「聞きたい事があるんだが良いか?」
「レイミー。貴女は何者なんだ?」
「英雄オリオンと魔法使いのアマンダの娘。と言えば分かる?」
「あの英雄オリオンの娘なのか?」
「そうよ。年齢にこの若さとチヤホヤされるの嫌だから人里から離れた所に住んでるのよ。いけないかしら?」
「悪くない。苦労して来たんだろう?戦えないと苦労しないか?」
「魔術や剣術や拳銃やらできますし、戦いもできますからご心配いりませんし、1人の方が気楽なので。」
「そ、そっか。ところで気配が感じるんだが気のせいか?」
「背後取られてる。真っ直ぐ走れ。」
「戦えばいいんじゃないか?」
「馬鹿。ここで戦うの止めろ。仲間を呼ぶからやめなさい。」
「モンスターが数体いるのか?」
「分かってるなら、聞かないて。あそこに入れ。助かるぞ。走れ。」
「おう。」
レイミーとタクトは守りのある魔法陣の中に入るとモンスターは物陰から覗いてた。
「あるべき場所に帰りなさい。そうじゃないと攻撃します。帰りなさい。」
モンスターはしばらく様子を見た後、森林の奥へ戻って行った。
それらを確認した後、大きなため息をついた。
「何とかなりましたが、戦いになると面倒ですからねぇ。」
「ああいうの慣れてるな。」
「日常茶飯時ですよ。あれらは肉としては食べられますからね。」
「まじか。」
「本当ですよ。冒険者なら、当たり前ですよ。レストランとかでも提供されてますから。絶句しないでください。」
「知らなかった。それより、色々と教えてくれよ。」
「後片付けしたら話しますから。」
「ああ。待たせて頂くよ。」
レイミーは、買ったものを保存室に次々入れて行き、お茶を席に座っているタクトに出し、レイミーも席に座った。
タクトは静かに口開いた。
「色々と聞きたいんだが良いだろうか?」
「答えられる範囲で良ければのだけど。」
「なぜ、1人で暮らしているんだ?モンスターいる森林の中は危ないだろう。」
「ここで暮らす理由か・・・。生まれて15になるくらいまで憐れみで見られていたの。それが嫌で3年魔法や薬学を学んで18の年にこの森林に暮らし始めたの。」
「5年も1人で暮らしていたのか?1人で暮らして寂しくないのか?」
「もう慣れと言え寂しいものよ。戦いも魔法も薬学の知識も経験もししていると挫折するとさらに恋しいものね。」
「レイミー次第なんだけど、俺もここに暮らしていいかな?」
「何で?」
「俺は警備が主だった。戦いの経験が無いから教わりたいし、経験したいんだ。」
「ここではなくでもいいんじゃない?」
「レイミー1人で暮らさせるのは心配だからだ。」
「実力や能力を着けてから言いなさい。」
「だか、1人で暮らして心配だからよ。」
「モンスターを倒せてから言いなさい。」
「モンスター倒す?倒せるのか?」
「ええ。近年ではモンスターは増えてるわね。1人で暮らすなり、2人で暮らすなりには支給自足でやっていかないと行けないんですよ。分かっていってますか?実力と知恵と能力がないと死ぬわよ。たまたま俺が居たから助かったものの、いなかったら死んでいたわね。」
「偉そうな事を言って、すみませんでした。」
「分かれば良いわ。今後どうする訳?国で暮らしたらどうなんだい?」
「事情がありまして、国では暮らせないです。」
「何かひでかしたか?」
「はい。色々とあり、言えませんが、ここに暮らさせてください。お願いします。」
「支給自足に付き合ってもらうし、モンスターを倒せるようにしてもらいますから。良いですね。」
「師匠、ご鞭撻お願いします。」
「厳しくしますからね。」
「はい。お願いします。」
「国でトラブルを起こした奴をここには置きたくないんだよね。だってさ、ここでも問題起こしかけないし。だから、問題を起こさないでね?」
「そんなことしないから。俺は歳を取らない事に気持ち悪がられ白い目で見られて耐えられずに逃げたしたんだ。」
「嫌ならさっさと出れば良かったものの、何故、国にととまっていたんだ?」
「歳を取っても姿は変わらないの知ったのは、つい最近なんだ。」
「そうなの?」
「ああ。剣術は誰にも負けないくらい強いのは確かだ。」
「4年でさらに強くなってもらうが良いか?」
「4年で強くなる必要があるんだ?」
「日々と言うか、年々、モンスターは数は増え、強くなっているんだ。ここに暮らすなら強くなってもらいたい。できるかしら?出来ないのであれば国に帰ってもらいたいものだわ。」
「ここの暮らしは楽な物ではないんだな?」
「ご理解が早くて助かるわ。やるのか、やらないのかをはっきりしてもらいたいが1晩考えて教えてください。もう1ついいか?」
「何かしら?」
「近年になにか起きるのか?」
「モンスターが増しており、強くなってると言いましたが、何かしらの原因で起きてるのは確かです。恐らくですが、モンスター以上の魔物が出るのは確実になるでしょうね。タクトが強くなれば戦うのも逃げるのも有利になるでしょうね。」
「分かった。どこに行くんだい?」
「狩りをしに行く。タクト。あなたも鍛えに付き合いますか?」
「ああ。もちろんだ。強くなってその何かと戦うことが出来るんだろうなと思ってるし、レイミーの事もっと知りたいと思ってるから、付き合わせてもらうよ。」
「勝手にしなさい。タクトに最初の課題としてヤックルバードに一撃当てれば良しいだします。」
「それでいいのかよ?」
「甘いわね。初心者には倒すの苦労するモンスターなんだ。」
「初心者の俺にモンスターを倒さないといけないのかよ。」
「とこかに当たればОKなわけ。まあ、最終的にはモンスターを倒せることだね。最初は一撃当てだな。」
「できるか?」
「出来ないなら、課題も戦いもやらなくていいですよ。逃げていいんですよ。」
「やると決めたからにはやるよ。戻ったら伝えたいことがあるから、覚悟してくれよ。」
「あらまぁ。楽しみにしてるわね。さぁ、行きましょうか。」
「ああ。戦い方を教えてくれよ。先生。」
「先生は止めなさい。恥ずかしいわ。」
「良いじゃないか。レイミーはここの暮らしが長いんだろ?教わるんだから先生でいいじゃないか。」
「タクト。あなたは楽しんでるでしょ?」
「してないよ。魔法だけじゃなく、剣も使えるんだろ?色々と教えてくれよ。」
「剣使えるって話したかしら?」
タクトはレイミーの手を取り手についてる豆を指摘し始めた。
「この手のひらの豆は剣みたいなの持って剣術使わないと出来ないものだ。いつから剣術習ってた?」
「幼少期から剣術や、魔術習っていたが、モンスターとやり始めたのは7歳からやり合っていたから、13年は立つわね。」
「13年間で豆が硬いのは頷くんです。」
「細かい所気付くわね。戦いの方で上達するタイプね。鍛えようがあるわね。さぁ、モンスターが戻ってきてるわね。タクトは一体倒して見せなさい。その間、俺も倒すから。」
「何体いるんだよ。」
「6体はいるわね。群れでなすモンスターだから、仕方がないけど。」
「5体を倒すのは無茶だ。」
「モンスターと戦ったことない子に3体は、無理よ。それに6体なんで、苦労して倒せるのよね。もっと成長しないとダメだと思うけど、タクトもモンスターを倒せるようにしようね。」
「おう。よろしく頼むぜ。レイミー。」
「近い将来、戦場になるわね。鍛えとかないと。」
「戦場になるのか?」
「なるわよ。短期間で成長してもらいたい。」
「5年で成長って言ったが短期間でどれくらいだ?」
「10日以内って言いたいわね。」
「短いなぁ。」
「短期間にやらないと死ぬわよ。」
「短期間でやってやるから見てろよ。」
「期待してないけど、成し遂げてみなさい。」
「見てろよ。できるようになってやるからな。」
「行きますよ。」
レイミーはモンスター5体余裕で倒したがタクトは、1体攻撃するのに苦労しながら倒した。
「1体倒しましたね。攻撃当たればいいと言いましたが倒した事は褒めますが、まだまだ動けるようにならないとダメですね。」
「厳しいですね。」
「うちの両親に比べれりゃ甘いですよ。うちなんて初日から、3体のモンスター倒させられてましたから。」
「厳しいうえに苦労したんだな。」
「苦労したけど今はいい経験だったし、成長の見込みあると思ってるわよ。」
「いい経験なのは分かりましたが、これ以上、成長するんですか?」
「するわよ。強敵が出るが分からないからねぇ。タクトを教える事にさらに自分も成長出来そうだわ。」
「弟子とか取らなかったのか?」
「取るって出会いがなかっただけですの。タクトが初めて会ったうえに成長の見込みがあるだけのことだよ。ところで何してるのですか?」
「見て分からないの?一体だけ解体してるの。アイテムボックスに入れとけば夕食になんとかなるでしょう。何か問題あるかしら?」
「良く解体できるな。」
「初めてかしら?」
「あ、ああ。初めて見る。良く綺麗に捌けるな。」
「両親が教わったから出来るけど、基本的にギルドで下ろすのが一般だね。」
「全部、解体するのか?」
「解体は、今日はこの一体だけだね。引いたでしょ?」
「ああ。驚いたよ。簡単に捌けるとはな。」
「自分が、特殊なのかもしれないわね。皮とくちばしは売れるわね。目玉はクエストであったわね。明日行くか。」
「連れていってくれるか?」
「いいですよ。早く戻りますよ。」
「今、話したいことがあるんだが良いか?」
「もちろんてますよ。何かしら?」
「レイミー。あなたのことが好きになったので結婚前提に交際してください。」
「はぁ?何言ってるんだ?頭大丈夫かぁ?会って1日も経ってないのに好きって目がおかしいじゃないのか?」
「一目惚れで、初恋なんだ。それに俺は本気だ。」
「恋する気がないから諦めなさい。」
「なんでですか?」
「初めてあったばかりで無理か知らねぇ。」
「恋人になってお互いを知っていけばいいのでお願いします。」
「しつこい男だね。」
「しつこいのは分かってますか、この気持ちは本気なので分かって欲しいです。」
「分かったから、半べそかくのやめろ。」
「こんな綺麗な人に会って話すの初めてなんだもんだから、こんな機会を逃したくないんだ。」
「なんだぁ。もう仲良くなっていたのか?」
「誰です?」
物陰から2人が出てきた。
「父さん、母さん。見ていたなら、助けてくれたっていいじゃないですか?」
「婚約者(フィアンセ)を連れてきたかいあったな。」
「フィアンセ?はぁ?彼が婚約者なわけ?」
「彼もまたクリスティーナの呪いを受けた子なんだよ。恋も知らぬ子なんだよ。仲良くしてやりなよ。」
「なんで急に。」
「街では年老いても寂しいでしょ?だから婚約者を連れてきた訳なのよ。」
「タクトは知ってた?」
「森で1人の女の人が暮らしてるから会わないかとしか言われてない。」
「父さん、母さん。急に連れてこられても困るんですけど。それに倒れてたのを見つけたからいいけど、会えなかったらどうするつもりなの?モンスターの餌にされてたわよ?」
「そうね。それは謝るわ。レイミーちゃんがみつけてくれたことに感謝してるわ。」
「ちゃんと同行してくださいね。」
「はーい。」
「昼食の用意してないから戻るわよ。ここに居たら、モンスター出てくるから行くわよ。」
「あ、ああ。分かった。」
「レイミーは面倒見がいいわね。」
「んなわけないでしょ。帰ってと言っても帰らないでしょう。一泊したら帰ってください。」
「優しい子ね。」
「うるさい。優しくないわ。タクトはもしかしたら魔法使える可能性が少しあるわね。」
「なんでわかるの?」
「戦いで、魔力を感じたというか、切り方で魔力が漏れてた感じかな。 タクトは心当たりはあるのかしら?」
「言葉にできないけど剣に細かい刃がグルグルと回ってる感じがしたんだ。」
「空気や空間の技か。他に仕えるか、覚えてもらうか。」
「お手柔らかにお願いします。」
「厳しくするからね。」
「相手に厳しくない?」
「性格悪くてごめんなさいね。ミツナ。来てるんでしょ?出てきなさい。」
「いつから、気づいていたんですか?姉様。」
「モンスターが来る前からいたんでしょ?」
「バレてましたか。魔法で姿隠し、気配遮断を使っていたのに。」
「完璧にできてたけど、強力の魔力探知で感知したわよ。」
「姉様の実力に負けましたか。精進して参りますね。」
「レイミー。この方は?」
「私の実の妹のミツナ。彼女は魔法特化と言うか、できないんだよね。この人はタクトだ。」
「初めまして。ミツナと申します。よろしくお願いします。」
「初めまして。タクトです。よろしく。」
「さっさと行くよ。」
「はーい。」
戻って食後に話し合いを始めた。
「どころでモンスターが増えているけど、マルグス魔王が攻めて来てるんだよね?」
「まだ動きはないが悪魔がちらほら見かける。5年内戦争になるだろう。」
「タクトを戦争に駆り出すつもりですか?」
「モンスター、悪魔、マルグス魔王の3段階で襲撃来ると考えてもらえると良い。」
「クリスティーナもどう動くがも分からないんでしょ?」
「そうだな。警戒しないといけないわね。レイミー。タクトを育てなさい。分かりましたね。」
「分かりました。 タクト。厳しく教えることになるが良いかな?」
「1つ聞いても良いもいいですか?」
「なんですか?」
「クリスティーナの事もモンスター、悪魔、マルグス魔王の事も分からないんだ。教えてもらえるか?」
「どのように分からないんだい?」
「モンスターはいろんなところから出てくるのは分かるが、悪魔やマルグス魔王は架空の話じゃないのか?」
「30年前に悪魔、マルグス魔王が出ているんだが封印されてるんだ。今回は目が覚める。我々が終止符を打てるようにしないといけないんだ。」
「本来の話なのか?」
「本当の話だ。戦いの末に悪魔、マルグス魔王を封印する事しか出来なかった。数年以内に封印が解ける。タクトが戦う意思があればレイミーに鍛えてもらった方が良い思うんだ。」
「悪魔、マルグス魔王は強いのか?」
「強い超えて危険だ。戦うのは死と隣り合わせだぞ。どうする?やるのかい?」
「・・・国のダメに戦う。レイミーは戦うのか?」
「ええ。戦うわよ。根拠があるか分からないんだけど、マルグス魔王はクリスティーナと関係あると考えている。」
「する訳ないんですけど。」
「クリスティーナ。貴女は何しに来た?」
「レイミーだっけ?貴方の従魔、それも2匹の従魔に邪魔されたんだかど、大事な話しに来たのよ。姉のコーランがマルグス魔王を封印を解いて暴れさせようしているのよ。」
「コーランはクリスティーナの双子の姉でしたね。なんで、そのようなことしようと考えているんだ?」
「私とコーラン姉さんはヒルセイユ王国のスラムス街出身なんだ。」
「スラムス街も魔法使いはセビルス一家しかいない。セビルス一家なのか?」
「そうよ。セビルスの娘です。よく子存じですね。」
「オリオンと一緒にスラムス街に住んでいるからセビルス一家に双子生まれた事はスラムス街で噂になってたわよ。」
「そうなんですね。」
「楽しんでいるところ悪いけど脱線しているから戻すが、コーランは何故にマルグス魔王の封印を解こうとしているんだ?」
「ごめんなさい。姉さんは魔法は優秀だったから、街では気味悪がられてしまっていたんだ。」
「気味悪がられてただけじゃなく、嫌がらせ行為があったんじゃない?」
「ハブかられる、嫌味やひそひそ話されたり、買い物させてもらえない、しまいには泥をかけられたりという事をされてました。」
「クリスティーナは何をしていた?」
「魔法は優秀だったから勉強と研究していました。」
「クリスティーナがかけた魔法を解いてください。」
「申し訳ございません。できません。」
「オリジナルを始めて作りました。作りたてで解除がないんです。」
「なんで解除まで作らない?」
「オリオン様に振り向いてほしかった、結婚するって聞いた事による嫉妬です。すみませんでした。」
「早く呪いを解いてください。」
「できません。」
「なんで?そんな難しいことじゃないだろう?」
「実は初めて作った術で解除方法を作ってなくって分からないんです。」
「嘘を言わないでください。」
「本当の事を言ってます。」
「本当の恋を叶わないと解けないのは本当なのか?」
「それは・・・本当です。嫉妬と言いますか、怒り任せに作って実際にかけてしまった事を謝罪させてください。」
「謝罪するくらいならしないでほしいものです。死ぬまでこの若さのままかぁ。」
「老いたかったなぁ。爺さん、婆さんになっても愛を誓いたかったなぁ。」
「私のせいで申し訳ありません。」
「私の友達を協力してもらってさらに情報を吐かせますか?」
「と、友達とは?」
「伝説の四獣ですよ。」
「伝説の四獣ってグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチですよね?」
「伝説の四獣と仲良く出来たのですか?」
「私達から話そうじゃないか?」
伝説の四獣たちが現れた
「グリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチじゃない。何でここに?」
「レイミー以外の魔術師が入るのが察知したから来たのよ。」
「そうなの?無理に来なくてよいのに。」
「友のために協力したいし、守りたいのよ。だって私達は友達でしょ?」
「初めて会ったあの日から友達ですもんね。」
「伝説の四獣は気が高く、人から恐れられ関わる事の無いの伝説の四獣のはずなのにどうしてレイミーと仲良くしているんでしょうか?」
「我々はクマズルと言う大型の熊モンスター用の罠に引っかかって数日間、食事取れなかった所を助けて頂いたんですよ。」
「なんで仲良くなってるんですか?仲良くならないはずなのに。」
「レイミーをしばらく観察したり話しをしていくうちに呪いと孤独だと知り、たんたんと友達なていったんだ。レイミー以外、仲良くする気ないし。」
「呪いまで知ったのか?」
「言わなくても呪いを受けていることくらい分かるよ。内容は、本人から聞いたし。」
「マルグス魔王の封印が解けるんだろ?どうするつもりだ?」
「戦って倒すしかないだろう。今の実力じゃあ下っ端を倒すのも無理があるから、力をつけないと無理な話だな。」
「強い魔族と戦っているから雑魚は余裕でしょう。」
「魔族と遭遇しているのか?」
「幹部と名乗る魔族がいたが苦戦したが、勝ちましたよ。」
「幹部の名は?」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』と名乗ってました。」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』だって?」
「知っているの?」
「魔族四天王と呼ばれる2人だよ。なんでた?力は強いはずだが・・・」
「倒しちゃまずかったですか?」
「不味くはないけど、どうやって倒したのか話してもらえないかな?」
「伝説の四獣たちの指示と実力で勝てました。」
「ちょっとしたアドバイスしただけだ。後は自分で考えながら戦いのうえで勝利なんだよ。誇りなさい。」
「伝説の四獣たちは誇れと言うけれと協力してくれないとマルグス魔王を倒せないんですからね?」
「レイミーのご希望なら仕方ないわね。マルグス魔王の時は本気で行くからね。」
「お願いします。タクトは剣術と魔術を厳しく教えるからね。」
「えー。嫌だよう。」
「魔物とかに襲わせようか、俺の手で消し去ろうか。どうしようかなぁ?」
「婚約者を亡き者にしないでくれ。」
「嫌だ嫌だと言ってるやつがムカつくのよ。それに自分の婚約者に相応しくないわ。婚約の話は白紙してもらえないかしら?」
「なんでですか?ご両親が持ってきた縁談を断るのかよ。」
「鍛えれば強くなるが、タクトは何でも嫌だ嫌だと言ってるのが嫌なのよ。英雄のマーリス様は嫌でも頑張って下さる姿はいい方ですし。いいえ、笑顔で手伝いもしてくださる優しさ、剣術も魔術もお強いので旦那様にしたいくらい大好きなのですよ。今のタクトは何でも嫌だ嫌だと言ってると恋人も結婚もできるところが一生、友も居ない、恋人も結婚もできませんよ。」
「マーリス様は剣術と魔術が両方できるうえにお強いし、優しいから好きです。」
「俺と比べるのかよ。レイミーはなんでそんなに強いんだよ。」
「マーリス様はうちの師匠なんだよ。マーリス様のおかげで剣術と魔術は上達したのよ。マーリス様にお会いしたいわ。」
「私に会いたいって言ってくれるなんで、嬉しいじゃない。久しいな。オリオン・オルファルコンとベーリー。レイミーがいつもの場所来ないから来てみればオリオン・オルファルコンとベーリーおるからビックリしたぞ。」
「久しいなマーリス。レイミーの面倒を見てくれてありがとうな。」
「マルグス魔王の封印が解けるのが近いせいか『アレキサントル』と『ミギーマイル』が来たぞ。恐らく『ルルゥ』と『ガヴンゼル』が来るだろう。」
「マルグス魔王が復活した後に新たな四天王が生まれる可能性があると思いますが復活ともに戦い始めた方がいいと思うのですがいかがいたしましょうか?」
「そうだなぁ。マルグス魔王の封印が解けた時が決戦だな。決戦はオリオン・オルファルコンと私とクリスティーナと姉のコーランとレイミーの5人で行くか、それで良いか?」
「俺は?」
「タクトは剣術と魔術を教わりたくないんだろう?決戦だと足手まといだから、来なくていいよ。」
「どうしたら参加出来ますか?」
「何でも嫌々と言うの止める事。キツイ、トレーニングに参加すること。皆から信頼える、コミュニケーション取ることができるなら入れる。」
「結構キツイけど、頑張りなさい。」
「はい。決戦が終わったら俺の話を聞いてくれ。」
「今じゃないのね。」
「今の俺じゃ信頼がないから、決戦後なら言えると思うんだ。それまでの間、待っていてください。」
「期待しているわね」
レイミーは不敵な笑みをしながら開けた場所で大きい声を出した。
「『ルルゥ』と『ガヴンゼル』っと言う奴ら、出てきなさい。隠れてるの分かっているんですよ。」
木の陰から魔人が出てきた。
「私達が隠れていたの分かったわね。私はルルゥ。隣はガヴンゼルよ。」
「アレキサントルとミギーマイルを倒したのはレイミー・オルファルコン。お前だな?」
「うちの師匠であり、英雄のマーリス様ともにお相手しましたわ。問題あるかしら?」
「なぜ倒した?暴れるわけがないはずだ。」
「マルグス魔王の封印をしたオリオン・オルファルコンとマーリス・グレイスに復讐しに来たみたいですよ。」
「オリオン・オルファルコンとマーリス・グレイスに復讐だと?」
「ここにマーリス・グレイス様が居ますよ。我らとやり合いしますか?」
「マーリスにたいする復讐したいですし、アレキサントルとミギーマイルの復讐はしたいですねぇ。しかし、聞きたいのですか、オリオン・オルファルコンの子供がいると聞いたわ。知ってるかしら?」
「その話はうちの事だと思います。」
「なんの冗談かしら?」
指を口に触れながら話し始めた。
「うちの名前はレイニー・オルファルコン。言葉で話すより、お相手してもらった方がご理解頂けると思いますよ。」
「そうよね。オリオン・オルファルコンの子供も魔法と剣長けていると言ってましたし。もし、貴女がオリオン・オルファルコンの子であれば強いはずよね。ガヴンゼル。貴方はマーリスを倒しなさい。できますよね?」
「構わねぇが、ルルゥ。小娘相手するのか?」
「そうよ。この子は本当オリオンの子が分からないから私が見極めるわ。ガヴンゼルは暴れたくて仕方がないでしょう?マーリスは強いですし。御相手にちょうどいいじゃないですか♡」
「そうだな。20数年、暴れてなかったからなぁ。ちょうどいい。我慢の限界だから、マーリスを玩具として壊すとするか。」
「マーリス様。」
「レイミー。ガヴンゼルの相手をしますから、ルルゥを倒しておいで。」
「分かりました。倒したら、褒めてくださいね。」
「分かったよ。約束ね。行ってらっしゃい。」
「はい。ルルゥ。御相手、よろしくお願いしまっす。」
ルルゥの足元から尖った岩がルルゥに目掛けて飛び出したが微かに当たった。
「いきなりのご挨拶はビックリしちゃったわ。」
「あらまぁ。驚くのは意外でした。ご挨拶の攻撃で怒りのあまり襲ってきてましたから。それに今の攻撃が効かなないなら思考を変えてみましょう。ルルゥは空中戦も得意として色々と考えながらやらないといけませんね。」
「手の内知られていると言え知識と力を駆使しながら本気で行かせて頂きヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけた。
真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けた。
あれから20年は立つがレイミーは18、19歳の見た目の少女の姿のまま歳をとっても真実の愛は見つけられずにヒルセイユ王国から離れた森林に暮らしていた。
レイミーは呪いのせいで魔法使えるようになり薬を作り、街に売買し、薬草を育ている。
レイミーは薬草を薬にして販売した後に2週間分の2人分の材料を買って帰る時に森林の中に1人の男性が倒れておりレイミーはハイヒールを飲ませたら男性は目を覚ました。
「我が名はレイミー。レイミー・オルファルコンと言います。あなたは名は何と言いますの?」
「俺はタクト・レイニーサン。タクトと呼んでくれ。」
「20歳の叔母さんに話が合わんと思うが許しておくれ。」
「レイミーは20歳なのか?俺も21歳なんだ。」
「もしかして魔女クリスティーナに魔法をかけられたんですか?」
「貴女もか?」
「はい。ヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけたんです。真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けたんです。」
「老いたくても老いがないのはしんどいですな。」
「タクトさんはご自宅に帰りなさい。魔物が出入りしますので、帰りなさい。」
「帰る所がないうえにレイミーを1人でうろつくのは危険過ぎる。」
「着いてきなさい。守りがあるエリアに来ればゆっくりとできますからこちらへ。」
「とこに向かうんだ?」
「この先に私の自宅がある。そこに守り固めてある来なさい。」
「聞きたい事があるんだが良いか?」
「レイミー。貴女は何者なんだ?」
「英雄オリオンと魔法使いのアマンダの娘。と言えば分かる?」
「あの英雄オリオンの娘なのか?」
「そうよ。年齢にこの若さとチヤホヤされるの嫌だから人里から離れた所に住んでるのよ。いけないかしら?」
「悪くない。苦労して来たんだろう?戦えないと苦労しないか?」
「魔術や剣術や拳銃やらできますし、戦いもできますからご心配いりませんし、1人の方が気楽なので。」
「そ、そっか。ところで気配が感じるんだが気のせいか?」
「背後取られてる。真っ直ぐ走れ。」
「戦えばいいんじゃないか?」
「馬鹿。ここで戦うの止めろ。仲間を呼ぶからやめなさい。」
「モンスターが数体いるのか?」
「分かってるなら、聞かないて。あそこに入れ。助かるぞ。走れ。」
「おう。」
レイミーとタクトは守りのある魔法陣の中に入るとモンスターは物陰から覗いてた。
「あるべき場所に帰りなさい。そうじゃないと攻撃します。帰りなさい。」
モンスターはしばらく様子を見た後、森林の奥へ戻って行った。
それらを確認した後、大きなため息をついた。
「何とかなりましたが、戦いになると面倒ですからねぇ。」
「ああいうの慣れてるな。」
「日常茶飯時ですよ。あれらは肉としては食べられますからね。」
「まじか。」
「本当ですよ。冒険者なら、当たり前ですよ。レストランとかでも提供されてますから。絶句しないでください。」
「知らなかった。それより、色々と教えてくれよ。」
「後片付けしたら話しますから。」
「ああ。待たせて頂くよ。」
レイミーは、買ったものを保存室に次々入れて行き、お茶を席に座っているタクトに出し、レイミーも席に座った。
タクトは静かに口開いた。
「色々と聞きたいんだが良いだろうか?」
「答えられる範囲で良ければのだけど。」
「なぜ、1人で暮らしているんだ?モンスターいる森林の中は危ないだろう。」
「ここで暮らす理由か・・・。生まれて15になるくらいまで憐れみで見られていたの。それが嫌で3年魔法や薬学を学んで18の年にこの森林に暮らし始めたの。」
「5年も1人で暮らしていたのか?1人で暮らして寂しくないのか?」
「もう慣れと言え寂しいものよ。戦いも魔法も薬学の知識も経験もししていると挫折するとさらに恋しいものね。」
「レイミー次第なんだけど、俺もここに暮らしていいかな?」
「何で?」
「俺は警備が主だった。戦いの経験が無いから教わりたいし、経験したいんだ。」
「ここではなくでもいいんじゃない?」
「レイミー1人で暮らさせるのは心配だからだ。」
「実力や能力を着けてから言いなさい。」
「だか、1人で暮らして心配だからよ。」
「モンスターを倒せてから言いなさい。」
「モンスター倒す?倒せるのか?」
「ええ。近年ではモンスターは増えてるわね。1人で暮らすなり、2人で暮らすなりには支給自足でやっていかないと行けないんですよ。分かっていってますか?実力と知恵と能力がないと死ぬわよ。たまたま俺が居たから助かったものの、いなかったら死んでいたわね。」
「偉そうな事を言って、すみませんでした。」
「分かれば良いわ。今後どうする訳?国で暮らしたらどうなんだい?」
「事情がありまして、国では暮らせないです。」
「何かひでかしたか?」
「はい。色々とあり、言えませんが、ここに暮らさせてください。お願いします。」
「支給自足に付き合ってもらうし、モンスターを倒せるようにしてもらいますから。良いですね。」
「師匠、ご鞭撻お願いします。」
「厳しくしますからね。」
「はい。お願いします。」
「国でトラブルを起こした奴をここには置きたくないんだよね。だってさ、ここでも問題起こしかけないし。だから、問題を起こさないでね?」
「そんなことしないから。俺は歳を取らない事に気持ち悪がられ白い目で見られて耐えられずに逃げたしたんだ。」
「嫌ならさっさと出れば良かったものの、何故、国にととまっていたんだ?」
「歳を取っても姿は変わらないの知ったのは、つい最近なんだ。」
「そうなの?」
「ああ。剣術は誰にも負けないくらい強いのは確かだ。」
「4年でさらに強くなってもらうが良いか?」
「4年で強くなる必要があるんだ?」
「日々と言うか、年々、モンスターは数は増え、強くなっているんだ。ここに暮らすなら強くなってもらいたい。できるかしら?出来ないのであれば国に帰ってもらいたいものだわ。」
「ここの暮らしは楽な物ではないんだな?」
「ご理解が早くて助かるわ。やるのか、やらないのかをはっきりしてもらいたいが1晩考えて教えてください。もう1ついいか?」
「何かしら?」
「近年になにか起きるのか?」
「モンスターが増しており、強くなってると言いましたが、何かしらの原因で起きてるのは確かです。恐らくですが、モンスター以上の魔物が出るのは確実になるでしょうね。タクトが強くなれば戦うのも逃げるのも有利になるでしょうね。」
「分かった。どこに行くんだい?」
「狩りをしに行く。タクト。あなたも鍛えに付き合いますか?」
「ああ。もちろんだ。強くなってその何かと戦うことが出来るんだろうなと思ってるし、レイミーの事もっと知りたいと思ってるから、付き合わせてもらうよ。」
「勝手にしなさい。タクトに最初の課題としてヤックルバードに一撃当てれば良しいだします。」
「それでいいのかよ?」
「甘いわね。初心者には倒すの苦労するモンスターなんだ。」
「初心者の俺にモンスターを倒さないといけないのかよ。」
「とこかに当たればОKなわけ。まあ、最終的にはモンスターを倒せることだね。最初は一撃当てだな。」
「できるか?」
「出来ないなら、課題も戦いもやらなくていいですよ。逃げていいんですよ。」
「やると決めたからにはやるよ。戻ったら伝えたいことがあるから、覚悟してくれよ。」
「あらまぁ。楽しみにしてるわね。さぁ、行きましょうか。」
「ああ。戦い方を教えてくれよ。先生。」
「先生は止めなさい。恥ずかしいわ。」
「良いじゃないか。レイミーはここの暮らしが長いんだろ?教わるんだから先生でいいじゃないか。」
「タクト。あなたは楽しんでるでしょ?」
「してないよ。魔法だけじゃなく、剣も使えるんだろ?色々と教えてくれよ。」
「剣使えるって話したかしら?」
タクトはレイミーの手を取り手についてる豆を指摘し始めた。
「この手のひらの豆は剣みたいなの持って剣術使わないと出来ないものだ。いつから剣術習ってた?」
「幼少期から剣術や、魔術習っていたが、モンスターとやり始めたのは7歳からやり合っていたから、13年は立つわね。」
「13年間で豆が硬いのは頷くんです。」
「細かい所気付くわね。戦いの方で上達するタイプね。鍛えようがあるわね。さぁ、モンスターが戻ってきてるわね。タクトは一体倒して見せなさい。その間、俺も倒すから。」
「何体いるんだよ。」
「6体はいるわね。群れでなすモンスターだから、仕方がないけど。」
「5体を倒すのは無茶だ。」
「モンスターと戦ったことない子に3体は、無理よ。それに6体なんで、苦労して倒せるのよね。もっと成長しないとダメだと思うけど、タクトもモンスターを倒せるようにしようね。」
「おう。よろしく頼むぜ。レイミー。」
「近い将来、戦場になるわね。鍛えとかないと。」
「戦場になるのか?」
「なるわよ。短期間で成長してもらいたい。」
「5年で成長って言ったが短期間でどれくらいだ?」
「10日以内って言いたいわね。」
「短いなぁ。」
「短期間にやらないと死ぬわよ。」
「短期間でやってやるから見てろよ。」
「期待してないけど、成し遂げてみなさい。」
「見てろよ。できるようになってやるからな。」
「行きますよ。」
レイミーはモンスター5体余裕で倒したがタクトは、1体攻撃するのに苦労しながら倒した。
「1体倒しましたね。攻撃当たればいいと言いましたが倒した事は褒めますが、まだまだ動けるようにならないとダメですね。」
「厳しいですね。」
「うちの両親に比べれりゃ甘いですよ。うちなんて初日から、3体のモンスター倒させられてましたから。」
「厳しいうえに苦労したんだな。」
「苦労したけど今はいい経験だったし、成長の見込みあると思ってるわよ。」
「いい経験なのは分かりましたが、これ以上、成長するんですか?」
「するわよ。強敵が出るが分からないからねぇ。タクトを教える事にさらに自分も成長出来そうだわ。」
「弟子とか取らなかったのか?」
「取るって出会いがなかっただけですの。タクトが初めて会ったうえに成長の見込みがあるだけのことだよ。ところで何してるのですか?」
「見て分からないの?一体だけ解体してるの。アイテムボックスに入れとけば夕食になんとかなるでしょう。何か問題あるかしら?」
「良く解体できるな。」
「初めてかしら?」
「あ、ああ。初めて見る。良く綺麗に捌けるな。」
「両親が教わったから出来るけど、基本的にギルドで下ろすのが一般だね。」
「全部、解体するのか?」
「解体は、今日はこの一体だけだね。引いたでしょ?」
「ああ。驚いたよ。簡単に捌けるとはな。」
「自分が、特殊なのかもしれないわね。皮とくちばしは売れるわね。目玉はクエストであったわね。明日行くか。」
「連れていってくれるか?」
「いいですよ。早く戻りますよ。」
「今、話したいことがあるんだが良いか?」
「もちろんてますよ。何かしら?」
「レイミー。あなたのことが好きになったので結婚前提に交際してください。」
「はぁ?何言ってるんだ?頭大丈夫かぁ?会って1日も経ってないのに好きって目がおかしいじゃないのか?」
「一目惚れで、初恋なんだ。それに俺は本気だ。」
「恋する気がないから諦めなさい。」
「なんでですか?」
「初めてあったばかりで無理か知らねぇ。」
「恋人になってお互いを知っていけばいいのでお願いします。」
「しつこい男だね。」
「しつこいのは分かってますか、この気持ちは本気なので分かって欲しいです。」
「分かったから、半べそかくのやめろ。」
「こんな綺麗な人に会って話すの初めてなんだもんだから、こんな機会を逃したくないんだ。」
「なんだぁ。もう仲良くなっていたのか?」
「誰です?」
物陰から2人が出てきた。
「父さん、母さん。見ていたなら、助けてくれたっていいじゃないですか?」
「婚約者(フィアンセ)を連れてきたかいあったな。」
「フィアンセ?はぁ?彼が婚約者なわけ?」
「彼もまたクリスティーナの呪いを受けた子なんだよ。恋も知らぬ子なんだよ。仲良くしてやりなよ。」
「なんで急に。」
「街では年老いても寂しいでしょ?だから婚約者を連れてきた訳なのよ。」
「タクトは知ってた?」
「森で1人の女の人が暮らしてるから会わないかとしか言われてない。」
「父さん、母さん。急に連れてこられても困るんですけど。それに倒れてたのを見つけたからいいけど、会えなかったらどうするつもりなの?モンスターの餌にされてたわよ?」
「そうね。それは謝るわ。レイミーちゃんがみつけてくれたことに感謝してるわ。」
「ちゃんと同行してくださいね。」
「はーい。」
「昼食の用意してないから戻るわよ。ここに居たら、モンスター出てくるから行くわよ。」
「あ、ああ。分かった。」
「レイミーは面倒見がいいわね。」
「んなわけないでしょ。帰ってと言っても帰らないでしょう。一泊したら帰ってください。」
「優しい子ね。」
「うるさい。優しくないわ。タクトはもしかしたら魔法使える可能性が少しあるわね。」
「なんでわかるの?」
「戦いで、魔力を感じたというか、切り方で魔力が漏れてた感じかな。 タクトは心当たりはあるのかしら?」
「言葉にできないけど剣に細かい刃がグルグルと回ってる感じがしたんだ。」
「空気や空間の技か。他に仕えるか、覚えてもらうか。」
「お手柔らかにお願いします。」
「厳しくするからね。」
「相手に厳しくない?」
「性格悪くてごめんなさいね。ミツナ。来てるんでしょ?出てきなさい。」
「いつから、気づいていたんですか?姉様。」
「モンスターが来る前からいたんでしょ?」
「バレてましたか。魔法で姿隠し、気配遮断を使っていたのに。」
「完璧にできてたけど、強力の魔力探知で感知したわよ。」
「姉様の実力に負けましたか。精進して参りますね。」
「レイミー。この方は?」
「私の実の妹のミツナ。彼女は魔法特化と言うか、できないんだよね。この人はタクトだ。」
「初めまして。ミツナと申します。よろしくお願いします。」
「初めまして。タクトです。よろしく。」
「さっさと行くよ。」
「はーい。」
戻って食後に話し合いを始めた。
「どころでモンスターが増えているけど、マルグス魔王が攻めて来てるんだよね?」
「まだ動きはないが悪魔がちらほら見かける。5年内戦争になるだろう。」
「タクトを戦争に駆り出すつもりですか?」
「モンスター、悪魔、マルグス魔王の3段階で襲撃来ると考えてもらえると良い。」
「クリスティーナもどう動くがも分からないんでしょ?」
「そうだな。警戒しないといけないわね。レイミー。タクトを育てなさい。分かりましたね。」
「分かりました。 タクト。厳しく教えることになるが良いかな?」
「1つ聞いても良いもいいですか?」
「なんですか?」
「クリスティーナの事もモンスター、悪魔、マルグス魔王の事も分からないんだ。教えてもらえるか?」
「どのように分からないんだい?」
「モンスターはいろんなところから出てくるのは分かるが、悪魔やマルグス魔王は架空の話じゃないのか?」
「30年前に悪魔、マルグス魔王が出ているんだが封印されてるんだ。今回は目が覚める。我々が終止符を打てるようにしないといけないんだ。」
「本来の話なのか?」
「本当の話だ。戦いの末に悪魔、マルグス魔王を封印する事しか出来なかった。数年以内に封印が解ける。タクトが戦う意思があればレイミーに鍛えてもらった方が良い思うんだ。」
「悪魔、マルグス魔王は強いのか?」
「強い超えて危険だ。戦うのは死と隣り合わせだぞ。どうする?やるのかい?」
「・・・国のダメに戦う。レイミーは戦うのか?」
「ええ。戦うわよ。根拠があるか分からないんだけど、マルグス魔王はクリスティーナと関係あると考えている。」
「する訳ないんですけど。」
「クリスティーナ。貴女は何しに来た?」
「レイミーだっけ?貴方の従魔、それも2匹の従魔に邪魔されたんだかど、大事な話しに来たのよ。姉のコーランがマルグス魔王を封印を解いて暴れさせようしているのよ。」
「コーランはクリスティーナの双子の姉でしたね。なんで、そのようなことしようと考えているんだ?」
「私とコーラン姉さんはヒルセイユ王国のスラムス街出身なんだ。」
「スラムス街も魔法使いはセビルス一家しかいない。セビルス一家なのか?」
「そうよ。セビルスの娘です。よく子存じですね。」
「オリオンと一緒にスラムス街に住んでいるからセビルス一家に双子生まれた事はスラムス街で噂になってたわよ。」
「そうなんですね。」
「楽しんでいるところ悪いけど脱線しているから戻すが、コーランは何故にマルグス魔王の封印を解こうとしているんだ?」
「ごめんなさい。姉さんは魔法は優秀だったから、街では気味悪がられてしまっていたんだ。」
「気味悪がられてただけじゃなく、嫌がらせ行為があったんじゃない?」
「ハブかられる、嫌味やひそひそ話されたり、買い物させてもらえない、しまいには泥をかけられたりという事をされてました。」
「クリスティーナは何をしていた?」
「魔法は優秀だったから勉強と研究していました。」
「クリスティーナがかけた魔法を解いてください。」
「申し訳ございません。できません。」
「オリジナルを始めて作りました。作りたてで解除がないんです。」
「なんで解除まで作らない?」
「オリオン様に振り向いてほしかった、結婚するって聞いた事による嫉妬です。すみませんでした。」
「早く呪いを解いてください。」
「できません。」
「なんで?そんな難しいことじゃないだろう?」
「実は初めて作った術で解除方法を作ってなくって分からないんです。」
「嘘を言わないでください。」
「本当の事を言ってます。」
「本当の恋を叶わないと解けないのは本当なのか?」
「それは・・・本当です。嫉妬と言いますか、怒り任せに作って実際にかけてしまった事を謝罪させてください。」
「謝罪するくらいならしないでほしいものです。死ぬまでこの若さのままかぁ。」
「老いたかったなぁ。爺さん、婆さんになっても愛を誓いたかったなぁ。」
「私のせいで申し訳ありません。」
「私の友達を協力してもらってさらに情報を吐かせますか?」
「と、友達とは?」
「伝説の四獣ですよ。」
「伝説の四獣ってグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチですよね?」
「伝説の四獣と仲良く出来たのですか?」
「私達から話そうじゃないか?」
伝説の四獣たちが現れた
「グリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチじゃない。何でここに?」
「レイミー以外の魔術師が入るのが察知したから来たのよ。」
「そうなの?無理に来なくてよいのに。」
「友のために協力したいし、守りたいのよ。だって私達は友達でしょ?」
「初めて会ったあの日から友達ですもんね。」
「伝説の四獣は気が高く、人から恐れられ関わる事の無いの伝説の四獣のはずなのにどうしてレイミーと仲良くしているんでしょうか?」
「我々はクマズルと言う大型の熊モンスター用の罠に引っかかって数日間、食事取れなかった所を助けて頂いたんですよ。」
「なんで仲良くなってるんですか?仲良くならないはずなのに。」
「レイミーをしばらく観察したり話しをしていくうちに呪いと孤独だと知り、たんたんと友達なていったんだ。レイミー以外、仲良くする気ないし。」
「呪いまで知ったのか?」
「言わなくても呪いを受けていることくらい分かるよ。内容は、本人から聞いたし。」
「マルグス魔王の封印が解けるんだろ?どうするつもりだ?」
「戦って倒すしかないだろう。今の実力じゃあ下っ端を倒すのも無理があるから、力をつけないと無理な話だな。」
「強い魔族と戦っているから雑魚は余裕でしょう。」
「魔族と遭遇しているのか?」
「幹部と名乗る魔族がいたが苦戦したが、勝ちましたよ。」
「幹部の名は?」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』と名乗ってました。」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』だって?」
「知っているの?」
「魔族四天王と呼ばれる2人だよ。なんでた?力は強いはずだが・・・」
「倒しちゃまずかったですか?」
「不味くはないけど、どうやって倒したのか話してもらえないかな?」
「伝説の四獣たちの指示と実力で勝てました。」
「ちょっとしたアドバイスしただけだ。後は自分で考えながら戦いのうえで勝利なんだよ。誇りなさい。」
「伝説の四獣たちは誇れと言うけれと協力してくれないとマルグス魔王を倒せないんですからね?」
「レイミーのご希望なら仕方ないわね。マルグス魔王の時は本気で行くからね。」
「お願いします。タクトは剣術と魔術を厳しく教えるからね。」
「えー。嫌だよう。」
「魔物とかに襲わせようか、俺の手で消し去ろうか。どうしようかなぁ?」
「婚約者を亡き者にしないでくれ。」
「嫌だ嫌だと言ってるやつがムカつくのよ。それに自分の婚約者に相応しくないわ。婚約の話は白紙してもらえないかしら?」
「なんでですか?ご両親が持ってきた縁談を断るのかよ。」
「鍛えれば強くなるが、タクトは何でも嫌だ嫌だと言ってるのが嫌なのよ。英雄のマーリス様は嫌でも頑張って下さる姿はいい方ですし。いいえ、笑顔で手伝いもしてくださる優しさ、剣術も魔術もお強いので旦那様にしたいくらい大好きなのですよ。今のタクトは何でも嫌だ嫌だと言ってると恋人も結婚もできるところが一生、友も居ない、恋人も結婚もできませんよ。」
「マーリス様は剣術と魔術が両方できるうえにお強い方と
英雄オリオンの娘
「レイミー・オルファルコン俺と比べるのかよ。レイミーはなんでそんなに強いんだよ。」
「マーリス様はうちの師匠なんだよ。マーリス様のおかげで剣術と魔術は上達したのよ。マーリス様にお会いしたいわ。」
「私に会いたいって言ってくれるなんで、嬉しいじゃない。久しいな。オリオン・オルファルコンとベーリー。レイミーがいつもの場所来ないから来てみればオリオン・オルファルコンとベーリーおるからビックリしたぞ。」
「久しいなマーリス。レイミーの面倒を見てくれてありがとうな。」
「マルグス魔王の封印が解けるのが近いせいか『アレキサントル』と『ミギーマイル』が来たぞ。恐らく『ルルゥ』と『がヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけた。
真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けた。
あれから20年は立つがレイミーは18、19歳の見た目の少女の姿のまま歳をとっても真実の愛は見つけられずにヒルセイユ王国から離れた森林に暮らしていた。
レイミーは呪いのせいで魔法使えるようになり薬を作り、街に売買し、薬草を育ている。
レイミーは薬草を薬にして販売した後に2週間分の2人分の材料を買って帰る時に森林の中に1人の男性が倒れておりレイミーはハイヒールを飲ませたら男性は目を覚ました。
「我が名はレイミー。レイミー・オルファルコンと言います。あなたは名は何と言いますの?」
「俺はタクト・レイニーサン。タクトと呼んでくれ。」
「20歳の叔母さんに話が合わんと思うが許しておくれ。」
「レイミーは20歳なのか?俺も21歳なんだ。」
「もしかして魔女クリスティーナに魔法をかけられたんですか?」
「貴女もか?」
「はい。ヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけたんです。真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けたんです。」
「老いたくても老いがないのはしんどいですな。」
「タクトさんはご自宅に帰りなさい。魔物が出入りしますので、帰りなさい。」
「帰る所がないうえにレイミーを1人でうろつくのは危険過ぎる。」
「着いてきなさい。守りがあるエリアに来ればゆっくりとできますからこちらへ。」
「とこに向かうんだ?」
「この先に私の自宅がある。そこに守り固めてある来なさい。」
「聞きたい事があるんだが良いか?」
「レイミー。貴女は何者なんだ?」
「英雄オリオンと魔法使いのアマンダの娘。と言えば分かる?」
「あの英雄オリオンの娘なのか?」
「そうよ。年齢にこの若さとチヤホヤされるの嫌だから人里から離れた所に住んでるのよ。いけないかしら?」
「悪くない。苦労して来たんだろう?戦えないと苦労しないか?」
「魔術や剣術や拳銃やらできますし、戦いもできますからご心配いりませんし、1人の方が気楽なので。」
「そ、そっか。ところで気配が感じるんだが気のせいか?」
「背後取られてる。真っ直ぐ走れ。」
「戦えばいいんじゃないか?」
「馬鹿。ここで戦うの止めろ。仲間を呼ぶからやめなさい。」
「モンスターが数体いるのか?」
「分かってるなら、聞かないて。あそこに入れ。助かるぞ。走れ。」
「おう。」
レイミーとタクトは守りのある魔法陣の中に入るとモンスターは物陰から覗いてた。
「あるべき場所に帰りなさい。そうじゃないと攻撃します。帰りなさい。」
モンスターはしばらく様子を見た後、森林の奥へ戻って行った。
それらを確認した後、大きなため息をついた。
「何とかなりましたが、戦いになると面倒ですからねぇ。」
「ああいうの慣れてるな。」
「日常茶飯時ですよ。あれらは肉としては食べられますからね。」
「まじか。」
「本当ですよ。冒険者なら、当たり前ですよ。レストランとかでも提供されてますから。絶句しないでください。」
「知らなかった。それより、色々と教えてくれよ。」
「後片付けしたら話しますから。」
「ああ。待たせて頂くよ。」
レイミーは、買ったものを保存室に次々入れて行き、お茶を席に座っているタクトに出し、レイミーも席に座った。
タクトは静かに口開いた。
「色々と聞きたいんだが良いだろうか?」
「答えられる範囲で良ければのだけど。」
「なぜ、1人で暮らしているんだ?モンスターいる森林の中は危ないだろう。」
「ここで暮らす理由か・・・。生まれて15になるくらいまで憐れみで見られていたの。それが嫌で3年魔法や薬学を学んで18の年にこの森林に暮らし始めたの。」
「5年も1人で暮らしていたのか?1人で暮らして寂しくないのか?」
「もう慣れと言え寂しいものよ。戦いも魔法も薬学の知識も経験もししていると挫折するとさらに恋しいものね。」
「レイミー次第なんだけど、俺もここに暮らしていいかな?」
「何で?」
「俺は警備が主だった。戦いの経験が無いから教わりたいし、経験したいんだ。」
「ここではなくでもいいんじゃない?」
「レイミー1人で暮らさせるのは心配だからだ。」
「実力や能力を着けてから言いなさい。」
「だか、1人で暮らして心配だからよ。」
「モンスターを倒せてから言いなさい。」
「モンスター倒す?倒せるのか?」
「ええ。近年ではモンスターは増えてるわね。1人で暮らすなり、2人で暮らすなりには支給自足でやっていかないと行けないんですよ。分かっていってますか?実力と知恵と能力がないと死ぬわよ。たまたま俺が居たから助かったものの、いなかったら死んでいたわね。」
「偉そうな事を言って、すみませんでした。」
「分かれば良いわ。今後どうする訳?国で暮らしたらどうなんだい?」
「事情がありまして、国では暮らせないです。」
「何かひでかしたか?」
「はい。色々とあり、言えませんが、ここに暮らさせてください。お願いします。」
「支給自足に付き合ってもらうし、モンスターを倒せるようにしてもらいますから。良いですね。」
「師匠、ご鞭撻お願いします。」
「厳しくしますからね。」
「はい。お願いします。」
「国でトラブルを起こした奴をここには置きたくないんだよね。だってさ、ここでも問題起こしかけないし。だから、問題を起こさないでね?」
「そんなことしないから。俺は歳を取らない事に気持ち悪がられ白い目で見られて耐えられずに逃げたしたんだ。」
「嫌ならさっさと出れば良かったものの、何故、国にととまっていたんだ?」
「歳を取っても姿は変わらないの知ったのは、つい最近なんだ。」
「そうなの?」
「ああ。剣術は誰にも負けないくらい強いのは確かだ。」
「4年でさらに強くなってもらうが良いか?」
「4年で強くなる必要があるんだ?」
「日々と言うか、年々、モンスターは数は増え、強くなっているんだ。ここに暮らすなら強くなってもらいたい。できるかしら?出来ないのであれば国に帰ってもらいたいものだわ。」
「ここの暮らしは楽な物ではないんだな?」
「ご理解が早くて助かるわ。やるのか、やらないのかをはっきりしてもらいたいが1晩考えて教えてください。もう1ついいか?」
「何かしら?」
「近年になにか起きるのか?」
「モンスターが増しており、強くなってると言いましたが、何かしらの原因で起きてるのは確かです。恐らくですが、モンスター以上の魔物が出るのは確実になるでしょうね。タクトが強くなれば戦うのも逃げるのも有利になるでしょうね。」
「分かった。どこに行くんだい?」
「狩りをしに行く。タクト。あなたも鍛えに付き合いますか?」
「ああ。もちろんだ。強くなってその何かと戦うことが出来るんだろうなと思ってるし、レイミーの事もっと知りたいと思ってるから、付き合わせてもらうよ。」
「勝手にしなさい。タクトに最初の課題としてヤックルバードに一撃当てれば良しいだします。」
「それでいいのかよ?」
「甘いわね。初心者には倒すの苦労するモンスターなんだ。」
「初心者の俺にモンスターを倒さないといけないのかよ。」
「とこかに当たればОKなわけ。まあ、最終的にはモンスターを倒せることだね。最初は一撃当てだな。」
「できるか?」
「出来ないなら、課題も戦いもやらなくていいですよ。逃げていいんですよ。」
「やると決めたからにはやるよ。戻ったら伝えたいことがあるから、覚悟してくれよ。」
「あらまぁ。楽しみにしてるわね。さぁ、行きましょうか。」
「ああ。戦い方を教えてくれよ。先生。」
「先生は止めなさい。恥ずかしいわ。」
「良いじゃないか。レイミーはここの暮らしが長いんだろ?教わるんだから先生でいいじゃないか。」
「タクト。あなたは楽しんでるでしょ?」
「してないよ。魔法だけじゃなく、剣も使えるんだろ?色々と教えてくれよ。」
「剣使えるって話したかしら?」
タクトはレイミーの手を取り手についてる豆を指摘し始めた。
「この手のひらの豆は剣みたいなの持って剣術使わないと出来ないものだ。いつから剣術習ってた?」
「幼少期から剣術や、魔術習っていたが、モンスターとやり始めたのは7歳からやり合っていたから、13年は立つわね。」
「13年間で豆が硬いのは頷くんです。」
「細かい所気付くわね。戦いの方で上達するタイプね。鍛えようがあるわね。さぁ、モンスターが戻ってきてるわね。タクトは一体倒して見せなさい。その間、俺も倒すから。」
「何体いるんだよ。」
「6体はいるわね。群れでなすモンスターだから、仕方がないけど。」
「5体を倒すのは無茶だ。」
「モンスターと戦ったことない子に3体は、無理よ。それに6体なんで、苦労して倒せるのよね。もっと成長しないとダメだと思うけど、タクトもモンスターを倒せるようにしようね。」
「おう。よろしく頼むぜ。レイミー。」
「近い将来、戦場になるわね。鍛えとかないと。」
「戦場になるのか?」
「なるわよ。短期間で成長してもらいたい。」
「5年で成長って言ったが短期間でどれくらいだ?」
「10日以内って言いたいわね。」
「短いなぁ。」
「短期間にやらないと死ぬわよ。」
「短期間でやってやるから見てろよ。」
「期待してないけど、成し遂げてみなさい。」
「見てろよ。できるようになってやるからな。」
「行きますよ。」
レイミーはモンスター5体余裕で倒したがタクトは、1体攻撃するのに苦労しながら倒した。
「1体倒しましたね。攻撃当たればいいと言いましたが倒した事は褒めますが、まだまだ動けるようにならないとダメですね。」
「厳しいですね。」
「うちの両親に比べれりゃ甘いですよ。うちなんて初日から、3体のモンスター倒させられてましたから。」
「厳しいうえに苦労したんだな。」
「苦労したけど今はいい経験だったし、成長の見込みあると思ってるわよ。」
「いい経験なのは分かりましたが、これ以上、成長するんですか?」
「するわよ。強敵が出るが分からないからねぇ。タクトを教える事にさらに自分も成長出来そうだわ。」
「弟子とか取らなかったのか?」
「取るって出会いがなかっただけですの。タクトが初めて会ったうえに成長の見込みがあるだけのことだよ。ところで何してるのですか?」
「見て分からないの?一体だけ解体してるの。アイテムボックスに入れとけば夕食になんとかなるでしょう。何か問題あるかしら?」
「良く解体できるな。」
「初めてかしら?」
「あ、ああ。初めて見る。良く綺麗に捌けるな。」
「両親が教わったから出来るけど、基本的にギルドで下ろすのが一般だね。」
「全部、解体するのか?」
「解体は、今日はこの一体だけだね。引いたでしょ?」
「ああ。驚いたよ。簡単に捌けるとはな。」
「自分が、特殊なのかもしれないわね。皮とくちばしは売れるわね。目玉はクエストであったわね。明日行くか。」
「連れていってくれるか?」
「いいですよ。早く戻りますよ。」
「今、話したいことがあるんだが良いか?」
「もちろんてますよ。何かしら?」
「レイミー。あなたのことが好きになったので結婚前提に交際してください。」
「はぁ?何言ってるんだ?頭大丈夫かぁ?会って1日も経ってないのに好きって目がおかしいじゃないのか?」
「一目惚れで、初恋なんだ。それに俺は本気だ。」
「恋する気がないから諦めなさい。」
「なんでですか?」
「初めてあったばかりで無理か知らねぇ。」
「恋人になってお互いを知っていけばいいのでお願いします。」
「しつこい男だね。」
「しつこいのは分かってますか、この気持ちは本気なので分かって欲しいです。」
「分かったから、半べそかくのやめろ。」
「こんな綺麗な人に会って話すの初めてなんだもんだから、こんな機会を逃したくないんだ。」
「なんだぁ。もう仲良くなっていたのか?」
「誰です?」
物陰から2人が出てきた。
「父さん、母さん。見ていたなら、助けてくれたっていいじゃないですか?」
「婚約者(フィアンセ)を連れてきたかいあったな。」
「フィアンセ?はぁ?彼が婚約者なわけ?」
「彼もまたクリスティーナの呪いを受けた子なんだよ。恋も知らぬ子なんだよ。仲良くしてやりなよ。」
「なんで急に。」
「街では年老いても寂しいでしょ?だから婚約者を連れてきた訳なのよ。」
「タクトは知ってた?」
「森で1人の女の人が暮らしてるから会わないかとしか言われてない。」
「父さん、母さん。急に連れてこられても困るんですけど。それに倒れてたのを見つけたからいいけど、会えなかったらどうするつもりなの?モンスターの餌にされてたわよ?」
「そうね。それは謝るわ。レイミーちゃんがみつけてくれたことに感謝してるわ。」
「ちゃんと同行してくださいね。」
「はーい。」
「昼食の用意してないから戻るわよ。ここに居たら、モンスター出てくるから行くわよ。」
「あ、ああ。分かった。」
「レイミーは面倒見がいいわね。」
「んなわけないでしょ。帰ってと言っても帰らないでしょう。一泊したら帰ってください。」
「優しい子ね。」
「うるさい。優しくないわ。タクトはもしかしたら魔法使える可能性が少しあるわね。」
「なんでわかるの?」
「戦いで、魔力を感じたというか、切り方で魔力が漏れてた感じかな。 タクトは心当たりはあるのかしら?」
「言葉にできないけど剣に細かい刃がグルグルと回ってる感じがしたんだ。」
「空気や空間の技か。他に仕えるか、覚えてもらうか。」
「お手柔らかにお願いします。」
「厳しくするからね。」
「相手に厳しくない?」
「性格悪くてごめんなさいね。ミツナ。来てるんでしょ?出てきなさい。」
「いつから、気づいていたんですか?姉様。」
「モンスターが来る前からいたんでしょ?」
「バレてましたか。魔法で姿隠し、気配遮断を使っていたのに。」
「完璧にできてたけど、強力の魔力探知で感知したわよ。」
「姉様の実力に負けましたか。精進して参りますね。」
「レイミー。この方は?」
「私の実の妹のミツナ。彼女は魔法特化と言うか、できないんだよね。この人はタクトだ。」
「初めまして。ミツナと申します。よろしくお願いします。」
「初めまして。タクトです。よろしく。」
「さっさと行くよ。」
「はーい。」
戻って食後に話し合いを始めた。
「どころでモンスターが増えているけど、マルグス魔王が攻めて来てるんだよね?」
「まだ動きはないが悪魔がちらほら見かける。5年内戦争になるだろう。」
「タクトを戦争に駆り出すつもりですか?」
「モンスター、悪魔、マルグス魔王の3段階で襲撃来ると考えてもらえると良い。」
「クリスティーナもどう動くがも分からないんでしょ?」
「そうだな。警戒しないといけないわね。レイミー。タクトを育てなさい。分かりましたね。」
「分かりました。 タクト。厳しく教えることになるが良いかな?」
「1つ聞いても良いもいいですか?」
「なんですか?」
「クリスティーナの事もモンスター、悪魔、マルグス魔王の事も分からないんだ。教えてもらえるか?」
「どのように分からないんだい?」
「モンスターはいろんなところから出てくるのは分かるが、悪魔やマルグス魔王は架空の話じゃないのか?」
「30年前に悪魔、マルグス魔王が出ているんだが封印されてるんだ。今回は目が覚める。我々が終止符を打てるようにしないといけないんだ。」
「本来の話なのか?」
「本当の話だ。戦いの末に悪魔、マルグス魔王を封印する事しか出来なかった。数年以内に封印が解ける。タクトが戦う意思があればレイミーに鍛えてもらった方が良い思うんだ。」
「悪魔、マルグス魔王は強いのか?」
「強い超えて危険だ。戦うのは死と隣り合わせだぞ。どうする?やるのかい?」
「・・・国のダメに戦う。レイミーは戦うのか?」
「ええ。戦うわよ。根拠があるか分からないんだけど、マルグス魔王はクリスティーナと関係あると考えている。」
「する訳ないんですけど。」
「クリスティーナ。貴女は何しに来た?」
「レイミーだっけ?貴方の従魔、それも2匹の従魔に邪魔されたんだかど、大事な話しに来たのよ。姉のコーランがマルグス魔王を封印を解いて暴れさせようしているのよ。」
「コーランはクリスティーナの双子の姉でしたね。なんで、そのようなことしようと考えているんだ?」
「私とコーラン姉さんはヒルセイユ王国のスラムス街出身なんだ。」
「スラムス街も魔法使いはセビルス一家しかいない。セビルス一家なのか?」
「そうよ。セビルスの娘です。よくご存じですね。」
「オリオンと一緒にスラムス街に住んでいるからセビルス一家に双子生まれた事はスラムス街で噂になってたわよ。」
「そうなんですね。」
「楽しんでいるところ悪いけど脱線しているから戻すが、コーランは何故にマルグス魔王の封印を解こうとしているんだ?」
「ごめんなさい。姉さんは魔法は優秀だったから、街では気味悪がられてしまっていたんだ。」
「気味悪がられてただけじゃなく、嫌がらせ行為があったんじゃない?」
「ハブかられる、嫌味やひそひそ話されたり、買い物させてもらえない、しまいには泥をかけられたりという事をされてました。」
「クリスティーナは何をしていた?」
「魔法は優秀だったから勉強と研究していました。」
「クリスティーナがかけた魔法を解いてください。」
「申し訳ございません。できません。」
「オリジナルを始めて作りました。作りたてで解除がないんです。」
「なんで解除まで作らない?」
「オリオン様に振り向いてほしかった、結婚するって聞いた事による嫉妬です。すみませんでした。」
「早く呪いを解いてください。」
「できません。」
「なんで?そんな難しいことじゃないだろう?」
「実は初めて作った術で解除方法を作ってなくって分からないんです。」
「嘘を言わないでください。」
「本当の事を言ってます。」
「本当の恋を叶わないと解けないのは本当なのか?」
「それは・・・本当です。嫉妬と言いますか、怒り任せに作って実際にかけてしまった事を謝罪させてください。」
「謝罪するくらいならしないでほしいものです。死ぬまでこの若さのままかぁ。」
「老いたかったなぁ。爺さん、婆さんになっても愛を誓いたかったなぁ。」
「私のせいで申し訳ありません。」
「私の友達を協力してもらってさらに情報を吐かせますか?」
「と、友達とは?」
「伝説の四獣ですよ。」
「伝説の四獣ってグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチですよね?」
「伝説の四獣と仲良く出来たのですか?」
「私達から話そうじゃないか?」
伝説の四獣たちが現れた
「グリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチじゃない。何でここに?」
「レイミー以外の魔術師が入るのが察知したから来たのよ。」
「そうなの?無理に来なくてよいのに。」
「友のために協力したいし、守りたいのよ。だって私達は友達でしょ?」
「初めて会ったあの日から友達ですもんね。」
「伝説の四獣は気が高く、人から恐れられ関わる事の無いの伝説の四獣のはずなのにどうしてレイミーと仲良くしているんでしょうか?」
「我々はクマズルと言う大型の熊モンスター用の罠に引っかかって数日間、食事取れなかった所を助けて頂いたんですよ。」
「なんで仲良くなってるんですか?仲良くならないはずなのに。」
「レイミーをしばらく観察したり話しをしていくうちに呪いと孤独だと知り、たんたんと友達なていったんだ。レイミー以外、仲良くする気ないし。」
「呪いまで知ったのか?」
「言わなくても呪いを受けていることくらい分かるよ。内容は、本人から聞いたし。」
「マルグス魔王の封印が解けるんだろ?どうするつもりだ?」
「戦って倒すしかないだろう。今の実力じゃあ下っ端を倒すのも無理があるから、力をつけないと無理な話だな。」
「強い魔族と戦っているから雑魚は余裕でしょう。」
「魔族と遭遇しているのか?」
「幹部と名乗る魔族がいたが苦戦したが、勝ちましたよ。」
「幹部の名は?」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』と名乗ってました。」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』だって?」
「知っているの?」
「魔族四天王と呼ばれる2人だよ。なんでた?力は強いはずだが・・・」
「倒しちゃまずかったですか?」
「不味くはないけど、どうやって倒したのか話してもらえないかな?」
「伝説の四獣たちの指示と実力で勝てました。」
「ちょっとしたアドバイスしただけだ。後は自分で考えながら戦いのうえで勝利なんだよ。誇りなさい。」
「伝説の四獣たちは誇れと言うけれと協力してくれないとマルグス魔王を倒せないんですからね?」
「レイミーのご希望なら仕方ないわね。マルグス魔王の時は本気で行くからね。」
「お願いします。タクトは剣術と魔術を厳しく教えるからね。」
「えー。嫌だよう。」
「魔物とかに襲わせようか、俺の手で消し去ろうか。どうしようかなぁ?」
「婚約者を亡き者にしないでくれ。」
「嫌だ嫌だと言ってるやつがムカつくのよ。それに自分の婚約者に相応しくないわ。婚約の話は白紙してもらえないかしら?」
「なんでですか?ご両親が持ってきた縁談を断るのかよ。」
「鍛えれば強くなるが、タクトは何でも嫌だ嫌だと言ってるのが嫌なのよ。英雄のマーリス様は嫌でも頑張って下さる姿はいい方ですし。いいえ、笑顔で手伝いもしてくださる優しさ、剣術も魔術もお強いので旦那様にしたいくらい大好きなのですよ。今のタクトは何でも嫌だ嫌だと言ってると恋人も結婚もできるところが一生、友も居ない、恋人も結婚もできませんよ。」
「マーリス様は剣術と魔術が両方できるうえにお強い方で憧れるわぁ」
「レイミー・オルファルコン俺と比べるのかよ。レイミーはなんでそんなに強いんだよ。」
「マーリス様はうちの師匠なんだよ。マーリス様のおかげで剣術と魔術は上達したのよ。マーリス様にお会いしたいわ。」
「私に会いたいって言ってくれるなんで、嬉しいじゃない。久しいな。オリオン・オルファルコンと。レイミーがいつもの場所来ないから来てみればオリオン・オルファルコンとベーリーおるからビックリしたぞ。」
「久しいなマーリス。レイミーの面倒を見てくれてありがとうな。」
「マルグス魔王の封印が解けるのが近いせいか『アレキサントル』と『ミギーマイル』が来たぞ。恐らく『ルルゥ』と『ガヴンゼル』が来るだろう。」
「マルグス魔王が復活した後に新たな四天王が生まれる可能性があると思いますが復活ともに戦い始めた方がいいと思うのですがいかがいたしましょうか?」
「そうだなぁ。マルグス魔王の封印が解けた時が決戦だな。決戦はオリオン・オルファルコンと私とクリスティーナと姉のコーランとレイミーの5人で行くか、それで良いか?」
「俺は?」
「タクトは剣術と魔術を教わりたくないんだろう?決戦だと足手まといだから、来なくていいよ。」
「どうしたら参加出来ますか?」
「何でも嫌々と言うの止める事。キツイ、トレーニングに参加すること。皆から信頼える、コミュニケーション取ることができるなら入れる。」
「結構キツイけど、頑張りなさい。」
「はい。決戦が終わったら俺の話を聞いてくれ。」
「今じゃないのね。」
「今の俺じゃ信頼がないから、決戦後なら言えると思うんだ。それまでの間、待っていてください。」
「期待しているわね」
レイミーは不敵な笑みをしながら開けた場所で大きい声を出した。
「『ルルゥ』と『ガヴンゼル』っと言う奴ら、出てきなさい。隠れてるの分かっているんですよ。」
木の陰から魔人が出てきた。
「私達が隠れていたの分かったわね。私はルルゥ。隣はガヴンゼルよ。」
「アレキサントルとミギーマイルを倒したのはレイミー・オルファルコン。お前だな?」
「うちの師匠であり、英雄のマーリス様ともにお相手しましたわ。問題あるかしら?」
「なぜ倒した?暴れるわけがないはずだ。」
「マルグス魔王の封印をしたオリオン・オルファルコンとマーリス・グレイスに復讐しに来たみたいですよ。」
「オリオン・オルファルコンとマーリス・グレイスに復讐だと?」
「ここにマーリス・グレイス様が居ますよ。我らとやり合いしますか?」
「マーリスにたいする復讐したいですし、アレキサントルとミギーマイルの復讐はしたいですねぇ。しかし、聞きたいのですか、オリオン・オルファルコンの子供がいると聞いたわ。知ってるかしら?」
「その話はうちの事だと思います。」
「なんの冗談かしら?」
指を口に触れながら話し始めた。
「うちの名前はレイニー・オルファルコン。言葉で話すより、お相手してもらった方がご理解頂けると思いますよ。」
「そうよね。オリオン・オルファルコンの子供も魔法と剣長けていると言ってましたし。もし、貴女がオリオン・オルファルコンの子であれば強いはずよね。ガヴンゼル。貴方はマーリスを倒しなさい。できますよね?」
「構わねぇが、ルルゥ。小娘相手するのか?」
「そうよ。この子は本当オリオンの子が分からないから私が見極めるわ。ガヴンゼルは暴れたくて仕方がないでしょう?マーリスは強いですし。御相手にちょうどいいじゃないですか♡」
「そうだな。20数年、暴れてなかったからなぁ。ちょうどいい。我慢の限界だから、マーリスを玩具として壊すとするか。」
「マーリス様。」
「レイミー。ガヴンゼルの相手をしますからルルゥを倒しておいで。」
「分かりました。倒したら、褒めてくださいね。」
「分かったよ。約束ね。行ってらっしゃい。」
「はい。ルルゥ。御相手、よろしくお願いしまっす。」
ルルゥの足元から尖った岩がルルゥに目掛けて飛び出したが微かに当たった。
「いきなりのご挨拶はビックリしちゃったわ。」
「あらまぁ。驚くのは意外でした。ご挨拶の攻撃で怒りのあまり襲ってきてましたから。それに今の攻撃が効かなないなら思考を変えてみましょう。ルルゥは空中戦も得意として色々と考えながらやらないといけませんね。」
「オリオン・オルファルコの子か疑いかけておりましたが間違いなくオリオン・オルファルコの子ですわね。それに手の内知られていると言え。知識と力を駆使しながら本気で行かせて頂きますね。」
「うちも同様に知識と力を駆使しながら本気で行きます。マルグス魔王の封印の事を話して頂きますからね。」
「出来るならやってみなさい。」
ガヴンゼル、ルルゥ、マーリス、レイミーの戦いはマーリス、レイミーが有利だが、それを見ていた人たちはビックリしてた。
「あんなに戦えるなんで。俺もできるようになるかな?」
「普通に学んだだけで戦えるえない。どんな風に学べばできるのかしら?」
「さすが俺の子だと言いたいが、本当に俺の子か?」
「私とオリオンの子で間違いないけどかなり強くなるなんで聞いてないし、知らないわ。」
ルルゥとレイミーの戦いで激しい接戦していた。
レイミーはルルゥの核をなんとが壊せた。
レイミーはルルゥに聞いた。
「マルグス魔王の封印はすぐに解けるわけ?」
「すぐに解けないわ。10年以内には解けると思うわ。10年でできる範囲は知っているわ。それに魔族四天王だってすぐに産まれるわ。」
「そうね。魔族は強くなるなら人間も強くなるようにしなくてはならくちゃいけませんね。」
「できるかしら?」
「戦争はとうに始まってますよ。次の策を考えるとしましょう。師匠。聞こえましたか?」
「ええ。聞こえてましたよ。レイミー。お遊びは終わりにしてしまいなさい。」
「はーい。師匠。分かりました。ルルゥ。お遊びを終わりしましょうか?」
「最後にひとつ聞いていいかしら?」
「なんでしょう?」
「どうして、詠唱無しで戦えるのかしら?」
「詠唱無しで戦えるのは、熟練の技じゃ無ければ出来ませんよね。自分は努力をしてできるようになりましたわ。」
「血が滲むほど努力してきたのですね。最後に大技で倒させて頂こうかしら。」
「新しい技を使用させていただきますね。」
「新技ですか?面白い。受けて立とう。『ダークネストルネードショット』」
「『ライガートルネードグラッチェ』、『ホーリーシールド』」
ルルゥは黒い球を打ったが、レイミーの『ホーリーシールド』の前で消えた途端にルルゥの横から白いトラが噛み砕いた。
「どこから白いトラが?はっ。」
「気づいたが。そのまま噛み砕け『ライガートルネードグラッチェ』。」
「そうはさせるか。えっ?」
レイミーは白く輝くロープがルルゥの両手を縛り付けて『ライガートルネードグラッチェ』にさらに魔力を込めてルルゥの核を壊した。
ルルゥは身体が崩れ始めた。
「なんで、私の技が消えた。詠唱無しで『ホーリーチェーン』が出ていた。なぜた。」
「技が消えたのは『ドリブルキャンセル』をアレンジしました。詠唱無しで『ホーリーチェーン』が出たのは偶然ですよ。偶然を現実にできるようにしますから。」
「ムカつくわね。何でもできる奴は。」
「自分は日々、努力してますから。師匠。終わりました。」
「ルルゥに何しやがった。」
「うわぁ。」
レイミーは左腕で右から左にスライトしたらガヴンゼルの腹に岩が刺さりその隙にガヴンゼルの首を剣で切り落とした。
ガヴンゼルは消えた。
レイミーは魔力きれで座り込んだ。
マーリスは来てスペシャルドリンクを出した。
「ありがとうございます。」
「よく頑張ったね。えらいね。」
「ありがとうございます。もっと最善尽くします。」
レイミーはマーリスのスペシャルドリンクを飲んでいるとレイミーの両親とタクトが駆け寄った
「レイミー、大丈夫か?」
「魔力と体力が切れましたし、疲れました。」
「マーリス様のスペシャルトリングです。飲むとだいぶ楽になります。」
「飲んで大丈夫なのか?」
「成分は魔力と体力と疲労の回復・・・レイミー用に作ってあげてるのよ。作る事はないし、回復させる事は無いんだけど、愛弟子は特別なんだ。」
「師匠、マルグス魔王の対策や倒した後の事を考えませんか?」
「そうだなぁ。マルグス魔王はどう奴か知らないんだもんな。」
「強敵だぞ。」
レイミー・オルファルコン
英雄オリオン
旅人
タクト・レイニーサ
魔女
クリスティーナ
姉のコーラン
真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けた。
あれから20年は立つがレイミーは18、19歳の見た目の少女の姿のまま歳をとっても真実の愛は見つけられずにヒルセイユ王国から離れた森林に暮らしていた。
レイミーは呪いのせいで魔法使えるようになり薬を作り、街に売買し、薬草を育ている。
レイミーは薬草を薬にして販売した後に2週間分の2人分の材料を買って帰る時に森林の中に1人の男性が倒れておりレイミーはハイヒールを飲ませたら男性は目を覚ました。
「我が名はレイミー。レイミー・オルファルコンと言います。あなたは名は何と言いますの?」
「俺はタクト・レイニーさん。タクトと呼んでくれ。」
「20歳になりますが、話しが合わないと思うが許しておくれ。」
「レイミーは20歳なのか?俺も21歳なんだ。」
「もしかして魔女クリスティーナに魔法をかけられたんですか?」
「貴女もか?」
「はい。ヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけたんです。真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けたんです。」
「老いたくても老いがないのはしんどいですな。」
「タクトさんはご自宅に帰りなさい。魔物が出入りしますので、帰りなさい。」
「帰る所がないうえにレイミーを1人でうろつくのは危険過ぎる。」
「着いてきなさい。守りがあるエリアに来ればゆっくりとできますからこちらへ。」
「とこに向かうんだ?」
「この先に私の自宅がある。そこに守り固めてある来なさい。」
「聞きたい事があるんだが良いか?」
「レイミー。貴女は何者なんだ?」
「英雄オリオンと魔法使いのアマンダの娘。と言えば分かる?」
「あの英雄オリオンの娘なのか?」
「そうよ。年齢にこの若さとチヤホヤされるの嫌だから人里から離れた所に住んでるのよ。いけないかしら?」
「悪くない。苦労して来たんだろう?戦えないと苦労しないか?」
「魔術や剣術や拳銃やらできますし、戦いもできますからご心配いりませんし、1人の方が気楽なので。」
「そ、そっか。ところで気配が感じるんだが気のせいか?」
「背後取られてる。真っ直ぐ走れ。」
「戦えばいいんじゃないか?」
「馬鹿。ここで戦うの止めろ。仲間を呼ぶからやめなさい。」
「モンスターが数体いるのか?」
「分かってるなら、聞かないて。あそこに入れ。助かるぞ。走れ。」
「おう。」
レイミーとタクトは守りのある魔法陣の中に入るとモンスターは物陰から覗いてた。
「あるべき場所に帰りなさい。そうじゃないと攻撃します。帰りなさい。」
モンスターはしばらく様子を見た後、森林の奥へ戻って行った。
それらを確認した後、大きなため息をついた。
「何とかなりましたが、戦いになると面倒ですからねぇ。」
「ああいうの慣れてるな。」
「日常茶飯時ですよ。あれらは肉としては食べられますからね。」
「まじか。」
「本当ですよ。冒険者なら、当たり前ですよ。レストランとかでも提供されてますから。絶句しないでください。」
「知らなかった。それより、色々と教えてくれよ。」
「後片付けしたら話しますから。」
「ああ。待たせて頂くよ。」
レイミーは、買ったものを保存室に次々入れて行き、お茶を席に座っているタクトに出し、レイミーも席に座った。
タクトは静かに口開いた。
「色々と聞きたいんだが良いだろうか?」
「答えられる範囲で良ければのだけど。」
「なぜ、1人で暮らしているんだ?モンスターいる森林の中は危ないだろう。」
「ここで暮らす理由か・・・。生まれて15になるくらいまで憐れみで見られていたの。それが嫌でも幼少期から魔法や薬学を学んで18の年にこの森林に暮らし始めたの。」
「5年も1人で暮らしていたのか?1人で暮らして寂しくないのか?」
「もう慣れと言え寂しいものよ。戦いも魔法も薬学の知識も経験もししていると挫折するとさらに恋しいものね。」
「レイミー次第なんだけど、俺もここに暮らしていいかな?」
「何で?」
「俺は警備が主だった。戦いの経験が無いから教わりたいし、経験したいんだ。」
「ここではなくでもいいんじゃない?」
「レイミー1人で暮らさせるのは心配だからだ。」
「実力や能力を着けてから言いなさい。」
「だか、1人で暮らして心配だからよ。」
「モンスターを倒せてから言いなさい。」
「モンスター倒す?倒せるのか?」
「ええ。近年ではモンスターは増えてるわね。1人で暮らすなり、2人で暮らすなりには支給自足でやっていかないと行けないんですよ。分かっていってますか?実力と知恵と能力がないと死ぬわよ。たまたま俺が居たから助かったものの、いなかったら死んでいたわね。」
「偉そうな事を言って、すみませんでした。」
「分かれば良いわ。今後どうする訳?国で暮らしたらどうなんだい?」
「事情がありまして、国では暮らせないです。」
「何かひでかしたか?」
「はい。色々とあり、言えませんが、ここに暮らさせてください。お願いします。」
「支給自足に付き合ってもらうし、モンスターを倒せるようにしてもらいますから。良いですね。」
「師匠、ご鞭撻お願いします。」
「厳しくしますからね。」
「はい。お願いします。」
「国でトラブルを起こした奴をここには置きたくないんだよね。だってさ、ここでも問題起こしかけないし。だから、問題を起こさないでね?」
「そんなことしないから。俺は歳を取らない事に気持ち悪がられ白い目で見られて耐えられずに逃げたしたんだ。」
「嫌ならさっさと出れば良かったものの、何故、国にととまっていたんだ?」
「歳を取っても姿は変わらないの知ったのは、つい最近なんだ。」
「そうなの?」
「ああ。剣術は誰にも負けないくらい強いのは確かだ。」
「4年でさらに強くなってもらうが良いか?」
「4年で強くなる必要があるんだ?」
「日々と言うか、年々、モンスターは数は増え、強くなっているんだ。ここに暮らすなら強くなってもらいたい。できるかしら?出来ないのであれば国に帰ってもらいたいものだわ。」
「ここの暮らしは楽な物ではないんだな?」
「ご理解が早くて助かるわ。やるのか、やらないのかをはっきりしてもらいたいが1晩考えて教えてください。もう1ついいか?」
「何かしら?」
「近年になにか起きるのか?」
「モンスターが増しており、強くなってると言いましたが、何かしらの原因で起きてるのは確かです。恐らくですが、モンスター以上の魔物が出るのは確実になるでしょうね。タクトが強くなれば戦うのも逃げるのも有利になるでしょうね。」
「分かった。どこに行くんだい?」
「狩りをしに行く。タクト。あなたも鍛えに付き合いますか?」
「ああ。もちろんだ。強くなってその何かと戦うことが出来るんだろうなと思ってるし、レイミーの事もっと知りたいと思ってるから、付き合わせてもらうよ。」
「勝手にしなさい。タクトに最初の課題としてヤックルバードに一撃当てれば良しいだします。」
「それでいいのかよ?」
「甘いわね。初心者には倒すの苦労するモンスターなんだ。」
「初心者の俺にモンスターを倒さないといけないのかよ。」
「とこかに当たればОKなわけ。まあ、最終的にはモンスターを倒せることだね。最初は一撃当てだな。」
「できるか?」
「出来ないなら、課題も戦いもやらなくていいですよ。逃げていいんですよ。」
「やると決めたからにはやるよ。戻ったら伝えたいことがあるから、覚悟してくれよ。」
「あらまぁ。楽しみにしてるわね。さぁ、行きましょうか。」
「ああ。戦い方を教えてくれよ。先生。」
「先生は止めなさい。恥ずかしいわ。」
「良いじゃないか。レイミーはここの暮らしが長いんだろ?教わるんだから先生でいいじゃないか。」
「タクト。あなたは楽しんでるでしょ?」
「してないよ。魔法だけじゃなく、剣も使えるんだろ?色々と教えてくれよ。」
「剣使えるって話したかしら?」
タクトはレイミーの手を取り手についてる豆を指摘し始めた。
「この手のひらの豆は剣みたいなの持って剣術使わないと出来ないものだ。いつから剣術習ってた?」
「幼少期から剣術や、魔術習っていたが、モンスターとやり始めたのは7歳からやり合っていたから、13年は立つわね。」
「13年間で豆が硬いのは頷くんです。」
「細かい所気付くわね。戦いの方で上達するタイプね。鍛えようがあるわね。さぁ、モンスターが戻ってきてるわね。タクトは一体倒して見せなさい。その間、俺も倒すから。」
「何体いるんだよ。」
「6体はいるわね。群れでなすモンスターだから、仕方がないけど。」
「5体を倒すのは無茶だ。」
「モンスターと戦ったことない子に3体は、無理よ。それに6体なんで、苦労して倒せるのよね。もっと成長しないとダメだと思うけど、タクトもモンスターを倒せるようにしようね。」
「おう。よろしく頼むぜ。レイミー。」
「近い将来、戦場になるわね。鍛えとかないと。」
「戦場になるのか?」
「なるわよ。短期間で成長してもらいたい。」
「短期間で成長って言ったが短期間でどれくらいだ?」
「10日以内って言いたいわね。」
「短いなぁ。」
「短期間にやらないと死ぬわよ。」
「短期間でやってやるから見てろよ。」
「期待してないけど、成し遂げてみなさい。」
「見てろよ。できるようになってやるからな。」
「行きますよ。」
レイミーはモンスター5体余裕で倒したがタクトは、1体攻撃するのに苦労しながら倒した。
「1体倒しましたね。攻撃当たればいいと言いましたが倒した事は褒めますが、まだまだ動けるようにならないとダメですね。」
「厳しいですね。」
「うちの両親に比べれりゃ甘いですよ。うちなんて初日から、3体のモンスター倒させられてましたから。」
「厳しいうえに苦労したんだな。」
「苦労したけど今はいい経験だったし、成長の見込みあると思ってるわよ。」
「いい経験なのは分かりましたが、これ以上、成長するんですか?」
「するわよ。強敵が出るが分からないからねぇ。タクトを教える事にさらに自分も成長出来そうだわ。」
「弟子とか取らなかったのか?」
「取るって出会いがなかっただけですの。タクトが初めて会ったうえに成長の見込みがあるだけのことだよ。」
「ところで何してるのですか?」
「見て分からないの?一体だけ解体してるの。アイテムボックスに入れとけば夕食になんとかなるでしょう。何か問題あるかしら?」
「良く解体できるな。」
「初めてかしら?」
「あ、ああ。初めて見る。良く綺麗に捌けるな。」
「両親が教わったから出来るけど、基本的にギルドで下ろすのが一般だね。」
「全部、解体するのか?」
「解体は、今日はこの一体だけだね。引いたでしょ?」
「ああ。驚いたよ。簡単に捌けるとはな。」
「自分が、特殊なのかもしれないわね。皮とくちばしは売れるわね。目玉はクエストであったわね。明日行くか。」
「連れていってくれるか?」
「いいですよ。早く戻りますよ。」
「今、話したいことがあるんだが良いか?」
「もちろんてますよ。何かしら?」
「レイミー。あなたのことが好きになったので結婚前提に交際してください。」
「はぁ?何言ってるんだ?頭大丈夫かぁ?会って1日も経ってないのに好きって目がおかしいじゃないのか?」
「一目惚れで、初恋なんだ。それに俺は本気だ。」
「恋する気がないから諦めなさい。」
「なんでですか?」
「初めてあったばかりで無理か知らねぇ。」
「恋人になってお互いを知っていけばいいのでお願いします。」
「しつこい男だね。」
「しつこいのは分かってますか、この気持ちは本気なので分かって欲しいです。」
「分かったから、半べそかくのやめろ。」
「こんな綺麗な人に会って話すの初めてなんだもんだから、こんな機会を逃したくないんだ。」
「なんだぁ。もう仲良くなっていたのか?」
「誰です?」
物陰から2人が出てきた。
「父さん、母さん。見ていたなら、助けてくれたっていいじゃないですか?」
「婚約者(フィアンセ)を連れてきたかいあったな。」
「フィアンセ?はぁ?彼が婚約者なわけ?」
「彼もまたクリスティーナの呪いを受けた子なんだよ。恋も知らぬ子なんだよ。仲良くしてやりなよ。」
「なんで急に。」
「街では年老いても寂しいでしょ?だから婚約者を連れてきた訳なのよ。」
「タクトは知ってた?」
「森で1人の女の人が暮らしてるから会わないかとしか言われてない。」
「父さん、母さん。急に連れてこられても困るんですけど。それに倒れてたのを見つけたからいいけど、会えなかったらどうするつもりなの?モンスターの餌にされてたわよ?」
「そうね。それは謝るわ。レイミーちゃんがみつけてくれたことに感謝してるわ。」
「ちゃんと同行してくださいね。」
「はーい。」
「昼食の用意してないから戻るわよ。ここに居たら、モンスター出てくるから行くわよ。」
「あ、ああ。分かった。」
「レイミーは面倒見がいいわね。」
「んなわけないでしょ。帰ってと言っても帰らないでしょう。一泊したら帰ってください。」
「優しい子ね。」
「うるさい。優しくないわ。タクトはもしかしたら魔法使える可能性が少しあるわね。」
「なんでわかるの?」
「戦いで、魔力を感じたというか、切り方で魔力が漏れてた感じかな。 タクトは心当たりはあるのかしら?」
「言葉にできないけど剣に細かい刃がグルグルと回ってる感じがしたんだ。」
「空気や空間の技か。他に仕えるか、覚えてもらうか。」
「お手柔らかにお願いします。」
「厳しくするからね。」
「相手に厳しくない?」
「性格悪くてごめんなさいね。ミツナ。来てるんでしょ?出てきなさい。」
「いつから、気づいていたんですか?姉様。」
「モンスターが来る前からいたんでしょ?」
「バレてましたか。魔法で姿隠し、気配遮断を使っていたのに。」
「完璧にできてたけど、強力の魔力探知で感知したわよ。」
「姉様の実力に負けましたか。精進して参りますね。」
「レイミー。この方は?」
「私の実の妹のミツナ。彼女は魔法特化と言うか、できないんだよね。この人はタクトだ。」
「初めまして。ミツナと申します。よろしくお願いします。」
「初めまして。タクトです。よろしく。」
「さっさと行くよ。」
「はーい。」
戻って食後に話し合いを始めた。
「どころでモンスターが増えているけど、マルグス魔王が攻めて来てるんだよね?」
「まだ動きはないが悪魔がちらほら見かける。5年内戦争になるだろう。」
「タクトを戦争に駆り出すつもりですか?」
「モンスター、悪魔、マルグス魔王の3段階で襲撃来ると考えてもらえると良い。」
「クリスティーナもどう動くがも分からないんでしょ?」
「そうだな。警戒しないといけないわね。レイミー。タクトを育てなさい。分かりましたね。」
「分かりました。 タクト。厳しく教えることになるが良いかな?」
「1つ聞いても良いもいいですか?」
「なんですか?」
「クリスティーナの事もモンスター、悪魔、マルグス魔王の事も分からないんだ。教えてもらえるか?」
「どのように分からないんだい?」
「モンスターはいろんなところから出てくるのは分かるが、悪魔やマルグス魔王は架空の話じゃないのか?」
「30年前に悪魔、マルグス魔王が出ているんだが封印されてるんだ。今回は目が覚める。我々が終止符を打てるようにしないといけないんだ。」
「本来の話なのか?」
「本当の話だ。戦いの末に悪魔、マルグス魔王を封印する事しか出来なかった。数年以内に封印が解ける。タクトが戦う意思があればレイミーに鍛えてもらった方が良い思うんだ。」
「悪魔、マルグス魔王は強いのか?」
「強い超えて危険だ。戦うのは死と隣り合わせだぞ。どうする?やるのかい?」
「・・・国のダメに戦う。レイミーは戦うのか?」
「ええ。戦うわよ。根拠があるか分からないんだけど、マルグス魔王はクリスティーナと関係あると考えている。」
「する訳ないんですけど。」
「クリスティーナ。貴女は何しに来た?」
「レイミーだっけ?貴方の従魔、それも2匹の従魔に邪魔されたんだかど、大事な話しに来たのよ。姉のコーランがマルグス魔王を封印を解いて暴れさせようしているのよ。」
「コーランはクリスティーナの双子の姉でしたね。なんで、そのようなことしようと考えているんだ?」
「私とコーラン姉さんはヒルセイユ王国のスラムス街出身なんだ。」
「スラムス街も魔法使いはセビルス一家しかいない。セビルス一家なのか?」
「そうよ。セビルスの娘です。よくご存じですね。」
「オリオンと一緒にスラムス街に住んでいるからセビルス一家に双子生まれた事はスラムス街で噂になってたわよ。」
「そうなんですね。」
「楽しんでいるところ悪いけど脱線しているから戻すが、コーランは何故にマルグス魔王の封印を解こうとしているんだ?」
「ごめんなさい。姉さんは魔法は優秀だったから、街では気味悪がられてしまっていたんだ。」
「気味悪がられてただけじゃなく、嫌がらせ行為があったんじゃない?」
「ハブかられる、嫌味やひそひそ話されたり、買い物させてもらえない、しまいには泥をかけられたりという事をされてました。」
「クリスティーナは何をしていた?」
「魔法は優秀だったから勉強と研究していました。」
「クリスティーナがかけた魔法を解いてください。」
「申し訳ございません。できません。オリジナルを始めて作りました。作りたてで解除がないんです。」
「なんで解除まで作らない?」
「オリオン様に振り向いてほしかった、結婚するって聞いた事による嫉妬です。すみませんでした。」
「早く呪いを解いてください。」
「できません。」
「なんで?そんな難しいことじゃないだろう?」
「実は初めて作った術で解除方法を作ってなくって分からないんです。」
「嘘を言わないでください。」
「本当の事を言ってます。」
「本当の恋を叶わないと解けないのは本当なのか?」
「それは・・・本当です。嫉妬と言いますか、怒り任せに作って実際にかけてしまった事を謝罪させてください。」
「謝罪するくらいならしないでほしいものです。死ぬまでこの若さのままかぁ。」
「老いたかったなぁ。爺さん、婆さんになっても愛を誓いたかったなぁ。」
「私のせいで申し訳ありません。」
「私の友達を協力してもらってさらに情報を吐かせますか?」
「と、友達とは?」
「伝説の四獣ですよ。」
「伝説の四獣ってグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチですよね?」
「伝説の四獣と仲良く出来たのですか?」
「私達から話そうじゃないか?」
伝説の四獣たちが現れた
「グリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチじゃない。何でここに?」
「レイミー以外の魔術師が入るのが察知したから来たのよ。」
「そうなの?無理に来なくてよいのに。」
「友のために協力したいし、守りたいのよ。だって私達は友達でしょ?」
「初めて会ったあの日から友達ですもんね。」
「伝説の四獣は気が高く、人から恐れられ関わる事の無いの伝説の四獣のはずなのにどうしてレイミーと仲良くしているんでしょうか?」
「我々はクマズルと言う大型の熊モンスター用の罠に引っかかって数日間、食事取れなかった所を助けて頂いたんですよ。」
「なんで仲良くなってるんですか?仲良くならないはずなのに。」
「レイミーをしばらく観察したり話しをしていくうちに呪いと孤独だと知り、たんたんと友達なていったんだ。レイミー以外、仲良くする気ないし。」
「呪いまで知ったのか?」
「言わなくても呪いを受けていることくらい分かるよ。内容は、本人から聞いたし。」
「マルグス魔王の封印が解けるんだろ?どうするつもりだ?」
「戦って倒すしかないだろう。今の実力じゃあ下っ端を倒すのも無理があるから、力をつけないと無理な話だな。」
「強い魔族と戦っているから雑魚は余裕でしょう。」
「魔族と遭遇しているのか?」
「幹部と名乗る魔族がいたが苦戦したが、勝ちましたよ。」
「幹部の名は?」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』と名乗ってました。」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』だって?」
「知っているの?」
「魔族四天王と呼ばれる2人だよ。なんでた?力は強いはずだが・・・」
「倒しちゃまずかったですか?」
「不味くはないけど、どうやって倒したのか話してもらえないかな?」
「伝説の四獣たちの指示と実力で勝てました。」
「ちょっとしたアドバイスしただけだ。後は自分で考えながら戦いのうえで勝利なんだよ。誇りなさい。」
「伝説の四獣たちは誇れと言うけれと協力してくれないとマルグス魔王を倒せないんですからね?」
「レイミーのご希望なら仕方ないわね。マルグス魔王の時は本気で行くからね。」
「お願いします。タクトは剣術と魔術を厳しく教えるからね。」
「えー。嫌だよう。」
「魔物とかに襲わせようか、俺の手で消し去ろうか。どうしようかなぁ?」
「婚約者を亡き者にしないでくれ。」
「嫌だ嫌だと言ってるやつがムカつくのよ。それに自分の婚約者に相応しくないわ。婚約の話は白紙してもらえないかしら?」
「なんでですか?ご両親が持ってきた縁談を断るのかよ。」
「鍛えれば強くなるが、タクトは何でも嫌だ嫌だと言ってるのが嫌なのよ。英雄のマーリス様は嫌でも頑張って下さる姿はいい方ですし。いいえ、笑顔で手伝いもしてくださる優しさ、剣術も魔術もお強いので旦那様にしたいくらい大好きなのですよ。今のタクトは何でも嫌だ嫌だと言ってると恋人も結婚もできるところが一生、友も居ない、恋人も結婚もできませんよ。」
「マーリス様は剣術と魔術が両方できるうえにお強いし、お優しいから好きですね。」
「俺と比べるのかよ。レイミーはなんでそんなに強いんだよ。」
「マーリス様はうちの師匠なんだよ。マーリス様のおかげで剣術と魔術は上達したのよ。マーリス様にお会いしたいわ。」
「私に会いたいって言ってくれるなんで、嬉しいじゃない。久しいな。オリオン・オルファルコンとベーリー。レイミーがいつもの場所来ないから来てみればオリオン・オルファルコンとベーリーおるからビックリしたぞ。」
「久しいなマーリス。レイミーの面倒を見てくれてありがとうな。」
「マルグス魔王の封印が解けるのが近いせいか『アレキサントル』と『ミギーマイル』が来たぞ。恐らく『ルルゥ』と『がヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけた。
真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けた。
あれから20年は立つがレイミーは18、19歳の見た目の少女の姿のまま歳をとっても真実の愛は見つけられずにヒルセイユ王国から離れた森林に暮らしていた。
レイミーは呪いのせいで魔法使えるようになり薬を作り、街に売買し、薬草を育ている。
レイミーは薬草を薬にして販売した後に2週間分の2人分の材料を買って帰る時に森林の中に1人の男性が倒れておりレイミーはハイヒールを飲ませたら男性は目を覚ました。
「我が名はレイミー。レイミー・オルファルコンと言います。あなたは名は何と言いますの?」
「俺はタクト・レイニーサン。タクトと呼んでくれ。」
「20歳の叔母さんに話が合わんと思うが許しておくれ。」
「レイミーは20歳なのか?俺も21歳なんだ。」
「もしかして魔女クリスティーナに魔法をかけられたんですか?」
「貴女もか?」
「はい。ヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけたんです。真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けたんです。」
「老いたくても老いがないのはしんどいですな。」
「タクトさんはご自宅に帰りなさい。魔物が出入りしますので、帰りなさい。」
「帰る所がないうえにレイミーを1人でうろつくのは危険過ぎる。」
「着いてきなさい。守りがあるエリアに来ればゆっくりとできますからこちらへ。」
「とこに向かうんだ?」
「この先に私の自宅がある。そこに守り固めてある来なさい。」
「聞きたい事があるんだが良いか?」
「レイミー。貴女は何者なんだ?」
「英雄オリオンと魔法使いのアマンダの娘。と言えば分かる?」
「あの英雄オリオンの娘なのか?」
「そうよ。年齢にこの若さとチヤホヤされるの嫌だから人里から離れた所に住んでるのよ。いけないかしら?」
「悪くない。苦労して来たんだろう?戦えないと苦労しないか?」
「魔術や剣術や拳銃やらできますし、戦いもできますからご心配いりませんし、1人の方が気楽なので。」
「そ、そっか。ところで気配が感じるんだが気のせいか?」
「背後取られてる。真っ直ぐ走れ。」
「戦えばいいんじゃないか?」
「馬鹿。ここで戦うの止めろ。仲間を呼ぶからやめなさい。」
「モンスターが数体いるのか?」
「分かってるなら、聞かないて。あそこに入れ。助かるぞ。走れ。」
「おう。」
レイミーとタクトは守りのある魔法陣の中に入るとモンスターは物陰から覗いてた。
「あるべき場所に帰りなさい。そうじゃないと攻撃します。帰りなさい。」
モンスターはしばらく様子を見た後、森林の奥へ戻って行った。
それらを確認した後、大きなため息をついた。
「何とかなりましたが、戦いになると面倒ですからねぇ。」
「ああいうの慣れてるな。」
「日常茶飯時ですよ。あれらは肉としては食べられますからね。」
「まじか。」
「本当ですよ。冒険者なら、当たり前ですよ。レストランとかでも提供されてますから。絶句しないでください。」
「知らなかった。それより、色々と教えてくれよ。」
「後片付けしたら話しますから。」
「ああ。待たせて頂くよ。」
レイミーは、買ったものを保存室に次々入れて行き、お茶を席に座っているタクトに出し、レイミーも席に座った。
タクトは静かに口開いた。
「色々と聞きたいんだが良いだろうか?」
「答えられる範囲で良ければのだけど。」
「なぜ、1人で暮らしているんだ?モンスターいる森林の中は危ないだろう。」
「ここで暮らす理由か・・・。生まれて15になるくらいまで憐れみで見られていたの。それが嫌で3年魔法や薬学を学んで18の年にこの森林に暮らし始めたの。」
「5年も1人で暮らしていたのか?1人で暮らして寂しくないのか?」
「もう慣れと言え寂しいものよ。戦いも魔法も薬学の知識も経験もししていると挫折するとさらに恋しいものね。」
「レイミー次第なんだけど、俺もここに暮らしていいかな?」
「何で?」
「俺は警備が主だった。戦いの経験が無いから教わりたいし、経験したいんだ。」
「ここではなくでもいいんじゃない?」
「レイミー1人で暮らさせるのは心配だからだ。」
「実力や能力を着けてから言いなさい。」
「だか、1人で暮らして心配だからよ。」
「モンスターを倒せてから言いなさい。」
「モンスター倒す?倒せるのか?」
「ええ。近年ではモンスターは増えてるわね。1人で暮らすなり、2人で暮らすなりには支給自足でやっていかないと行けないんですよ。分かっていってますか?実力と知恵と能力がないと死ぬわよ。たまたま俺が居たから助かったものの、いなかったら死んでいたわね。」
「偉そうな事を言って、すみませんでした。」
「分かれば良いわ。今後どうする訳?国で暮らしたらどうなんだい?」
「事情がありまして、国では暮らせないです。」
「何かひでかしたか?」
「はい。色々とあり、言えませんが、ここに暮らさせてください。お願いします。」
「支給自足に付き合ってもらうし、モンスターを倒せるようにしてもらいますから。良いですね。」
「師匠、ご鞭撻お願いします。」
「厳しくしますからね。」
「はい。お願いします。」
「国でトラブルを起こした奴をここには置きたくないんだよね。だってさ、ここでも問題起こしかけないし。だから、問題を起こさないでね?」
「そんなことしないから。俺は歳を取らない事に気持ち悪がられ白い目で見られて耐えられずに逃げたしたんだ。」
「嫌ならさっさと出れば良かったものの、何故、国にととまっていたんだ?」
「歳を取っても姿は変わらないの知ったのは、つい最近なんだ。」
「そうなの?」
「ああ。剣術は誰にも負けないくらい強いのは確かだ。」
「4年でさらに強くなってもらうが良いか?」
「4年で強くなる必要があるんだ?」
「日々と言うか、年々、モンスターは数は増え、強くなっているんだ。ここに暮らすなら強くなってもらいたい。できるかしら?出来ないのであれば国に帰ってもらいたいものだわ。」
「ここの暮らしは楽な物ではないんだな?」
「ご理解が早くて助かるわ。やるのか、やらないのかをはっきりしてもらいたいが1晩考えて教えてください。もう1ついいか?」
「何かしら?」
「近年になにか起きるのか?」
「モンスターが増しており、強くなってると言いましたが、何かしらの原因で起きてるのは確かです。恐らくですが、モンスター以上の魔物が出るのは確実になるでしょうね。タクトが強くなれば戦うのも逃げるのも有利になるでしょうね。」
「分かった。どこに行くんだい?」
「狩りをしに行く。タクト。あなたも鍛えに付き合いますか?」
「ああ。もちろんだ。強くなってその何かと戦うことが出来るんだろうなと思ってるし、レイミーの事もっと知りたいと思ってるから、付き合わせてもらうよ。」
「勝手にしなさい。タクトに最初の課題としてヤックルバードに一撃当てれば良しいだします。」
「それでいいのかよ?」
「甘いわね。初心者には倒すの苦労するモンスターなんだ。」
「初心者の俺にモンスターを倒さないといけないのかよ。」
「とこかに当たればОKなわけ。まあ、最終的にはモンスターを倒せることだね。最初は一撃当てだな。」
「できるか?」
「出来ないなら、課題も戦いもやらなくていいですよ。逃げていいんですよ。」
「やると決めたからにはやるよ。戻ったら伝えたいことがあるから、覚悟してくれよ。」
「あらまぁ。楽しみにしてるわね。さぁ、行きましょうか。」
「ああ。戦い方を教えてくれよ。先生。」
「先生は止めなさい。恥ずかしいわ。」
「良いじゃないか。レイミーはここの暮らしが長いんだろ?教わるんだから先生でいいじゃないか。」
「タクト。あなたは楽しんでるでしょ?」
「してないよ。魔法だけじゃなく、剣も使えるんだろ?色々と教えてくれよ。」
「剣使えるって話したかしら?」
タクトはレイミーの手を取り手についてる豆を指摘し始めた。
「この手のひらの豆は剣みたいなの持って剣術使わないと出来ないものだ。いつから剣術習ってた?」
「幼少期から剣術や、魔術習っていたが、モンスターとやり始めたのは7歳からやり合っていたから、13年は立つわね。」
「13年間で豆が硬いのは頷くんです。」
「細かい所気付くわね。戦いの方で上達するタイプね。鍛えようがあるわね。さぁ、モンスターが戻ってきてるわね。タクトは一体倒して見せなさい。その間、俺も倒すから。」
「何体いるんだよ。」
「6体はいるわね。群れでなすモンスターだから、仕方がないけど。」
「5体を倒すのは無茶だ。」
「モンスターと戦ったことない子に3体は、無理よ。それに6体なんで、苦労して倒せるのよね。もっと成長しないとダメだと思うけど、タクトもモンスターを倒せるようにしようね。」
「おう。よろしく頼むぜ。レイミー。」
「近い将来、戦場になるわね。鍛えとかないと。」
「戦場になるのか?」
「なるわよ。短期間で成長してもらいたい。」
「5年で成長って言ったが短期間でどれくらいだ?」
「10日以内って言いたいわね。」
「短いなぁ。」
「短期間にやらないと死ぬわよ。」
「短期間でやってやるから見てろよ。」
「期待してないけど、成し遂げてみなさい。」
「見てろよ。できるようになってやるからな。」
「行きますよ。」
レイミーはモンスター5体余裕で倒したがタクトは、1体攻撃するのに苦労しながら倒した。
「1体倒しましたね。攻撃当たればいいと言いましたが倒した事は褒めますが、まだまだ動けるようにならないとダメですね。」
「厳しいですね。」
「うちの両親に比べれりゃ甘いですよ。うちなんて初日から、3体のモンスター倒させられてましたから。」
「厳しいうえに苦労したんだな。」
「苦労したけど今はいい経験だったし、成長の見込みあると思ってるわよ。」
「いい経験なのは分かりましたが、これ以上、成長するんですか?」
「するわよ。強敵が出るが分からないからねぇ。タクトを教える事にさらに自分も成長出来そうだわ。」
「弟子とか取らなかったのか?」
「取るって出会いがなかっただけですの。タクトが初めて会ったうえに成長の見込みがあるだけのことだよ。ところで何してるのですか?」
「見て分からないの?一体だけ解体してるの。アイテムボックスに入れとけば夕食になんとかなるでしょう。何か問題あるかしら?」
「良く解体できるな。」
「初めてかしら?」
「あ、ああ。初めて見る。良く綺麗に捌けるな。」
「両親が教わったから出来るけど、基本的にギルドで下ろすのが一般だね。」
「全部、解体するのか?」
「解体は、今日はこの一体だけだね。引いたでしょ?」
「ああ。驚いたよ。簡単に捌けるとはな。」
「自分が、特殊なのかもしれないわね。皮とくちばしは売れるわね。目玉はクエストであったわね。明日行くか。」
「連れていってくれるか?」
「いいですよ。早く戻りますよ。」
「今、話したいことがあるんだが良いか?」
「もちろんてますよ。何かしら?」
「レイミー。あなたのことが好きになったので結婚前提に交際してください。」
「はぁ?何言ってるんだ?頭大丈夫かぁ?会って1日も経ってないのに好きって目がおかしいじゃないのか?」
「一目惚れで、初恋なんだ。それに俺は本気だ。」
「恋する気がないから諦めなさい。」
「なんでですか?」
「初めてあったばかりで無理か知らねぇ。」
「恋人になってお互いを知っていけばいいのでお願いします。」
「しつこい男だね。」
「しつこいのは分かってますか、この気持ちは本気なので分かって欲しいです。」
「分かったから、半べそかくのやめろ。」
「こんな綺麗な人に会って話すの初めてなんだもんだから、こんな機会を逃したくないんだ。」
「なんだぁ。もう仲良くなっていたのか?」
「誰です?」
物陰から2人が出てきた。
「父さん、母さん。見ていたなら、助けてくれたっていいじゃないですか?」
「婚約者(フィアンセ)を連れてきたかいあったな。」
「フィアンセ?はぁ?彼が婚約者なわけ?」
「彼もまたクリスティーナの呪いを受けた子なんだよ。恋も知らぬ子なんだよ。仲良くしてやりなよ。」
「なんで急に。」
「街では年老いても寂しいでしょ?だから婚約者を連れてきた訳なのよ。」
「タクトは知ってた?」
「森で1人の女の人が暮らしてるから会わないかとしか言われてない。」
「父さん、母さん。急に連れてこられても困るんですけど。それに倒れてたのを見つけたからいいけど、会えなかったらどうするつもりなの?モンスターの餌にされてたわよ?」
「そうね。それは謝るわ。レイミーちゃんがみつけてくれたことに感謝してるわ。」
「ちゃんと同行してくださいね。」
「はーい。」
「昼食の用意してないから戻るわよ。ここに居たら、モンスター出てくるから行くわよ。」
「あ、ああ。分かった。」
「レイミーは面倒見がいいわね。」
「んなわけないでしょ。帰ってと言っても帰らないでしょう。一泊したら帰ってください。」
「優しい子ね。」
「うるさい。優しくないわ。タクトはもしかしたら魔法使える可能性が少しあるわね。」
「なんでわかるの?」
「戦いで、魔力を感じたというか、切り方で魔力が漏れてた感じかな。 タクトは心当たりはあるのかしら?」
「言葉にできないけど剣に細かい刃がグルグルと回ってる感じがしたんだ。」
「空気や空間の技か。他に仕えるか、覚えてもらうか。」
「お手柔らかにお願いします。」
「厳しくするからね。」
「相手に厳しくない?」
「性格悪くてごめんなさいね。ミツナ。来てるんでしょ?出てきなさい。」
「いつから、気づいていたんですか?姉様。」
「モンスターが来る前からいたんでしょ?」
「バレてましたか。魔法で姿隠し、気配遮断を使っていたのに。」
「完璧にできてたけど、強力の魔力探知で感知したわよ。」
「姉様の実力に負けましたか。精進して参りますね。」
「レイミー。この方は?」
「私の実の妹のミツナ。彼女は魔法特化と言うか、できないんだよね。この人はタクトだ。」
「初めまして。ミツナと申します。よろしくお願いします。」
「初めまして。タクトです。よろしく。」
「さっさと行くよ。」
「はーい。」
戻って食後に話し合いを始めた。
「どころでモンスターが増えているけど、マルグス魔王が攻めて来てるんだよね?」
「まだ動きはないが悪魔がちらほら見かける。5年内戦争になるだろう。」
「タクトを戦争に駆り出すつもりですか?」
「モンスター、悪魔、マルグス魔王の3段階で襲撃来ると考えてもらえると良い。」
「クリスティーナもどう動くがも分からないんでしょ?」
「そうだな。警戒しないといけないわね。レイミー。タクトを育てなさい。分かりましたね。」
「分かりました。 タクト。厳しく教えることになるが良いかな?」
「1つ聞いても良いもいいですか?」
「なんですか?」
「クリスティーナの事もモンスター、悪魔、マルグス魔王の事も分からないんだ。教えてもらえるか?」
「どのように分からないんだい?」
「モンスターはいろんなところから出てくるのは分かるが、悪魔やマルグス魔王は架空の話じゃないのか?」
「30年前に悪魔、マルグス魔王が出ているんだが封印されてるんだ。今回は目が覚める。我々が終止符を打てるようにしないといけないんだ。」
「本来の話なのか?」
「本当の話だ。戦いの末に悪魔、マルグス魔王を封印する事しか出来なかった。数年以内に封印が解ける。タクトが戦う意思があればレイミーに鍛えてもらった方が良い思うんだ。」
「悪魔、マルグス魔王は強いのか?」
「強い超えて危険だ。戦うのは死と隣り合わせだぞ。どうする?やるのかい?」
「・・・国のダメに戦う。レイミーは戦うのか?」
「ええ。戦うわよ。根拠があるか分からないんだけど、マルグス魔王はクリスティーナと関係あると考えている。」
「する訳ないんですけど。」
「クリスティーナ。貴女は何しに来た?」
「レイミーだっけ?貴方の従魔、それも2匹の従魔に邪魔されたんだかど、大事な話しに来たのよ。姉のコーランがマルグス魔王を封印を解いて暴れさせようしているのよ。」
「コーランはクリスティーナの双子の姉でしたね。なんで、そのようなことしようと考えているんだ?」
「私とコーラン姉さんはヒルセイユ王国のスラムス街出身なんだ。」
「スラムス街も魔法使いはセビルス一家しかいない。セビルス一家なのか?」
「そうよ。セビルスの娘です。よく子存じですね。」
「オリオンと一緒にスラムス街に住んでいるからセビルス一家に双子生まれた事はスラムス街で噂になってたわよ。」
「そうなんですね。」
「楽しんでいるところ悪いけど脱線しているから戻すが、コーランは何故にマルグス魔王の封印を解こうとしているんだ?」
「ごめんなさい。姉さんは魔法は優秀だったから、街では気味悪がられてしまっていたんだ。」
「気味悪がられてただけじゃなく、嫌がらせ行為があったんじゃない?」
「ハブかられる、嫌味やひそひそ話されたり、買い物させてもらえない、しまいには泥をかけられたりという事をされてました。」
「クリスティーナは何をしていた?」
「魔法は優秀だったから勉強と研究していました。」
「クリスティーナがかけた魔法を解いてください。」
「申し訳ございません。できません。」
「オリジナルを始めて作りました。作りたてで解除がないんです。」
「なんで解除まで作らない?」
「オリオン様に振り向いてほしかった、結婚するって聞いた事による嫉妬です。すみませんでした。」
「早く呪いを解いてください。」
「できません。」
「なんで?そんな難しいことじゃないだろう?」
「実は初めて作った術で解除方法を作ってなくって分からないんです。」
「嘘を言わないでください。」
「本当の事を言ってます。」
「本当の恋を叶わないと解けないのは本当なのか?」
「それは・・・本当です。嫉妬と言いますか、怒り任せに作って実際にかけてしまった事を謝罪させてください。」
「謝罪するくらいならしないでほしいものです。死ぬまでこの若さのままかぁ。」
「老いたかったなぁ。爺さん、婆さんになっても愛を誓いたかったなぁ。」
「私のせいで申し訳ありません。」
「私の友達を協力してもらってさらに情報を吐かせますか?」
「と、友達とは?」
「伝説の四獣ですよ。」
「伝説の四獣ってグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチですよね?」
「伝説の四獣と仲良く出来たのですか?」
「私達から話そうじゃないか?」
伝説の四獣たちが現れた
「グリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチじゃない。何でここに?」
「レイミー以外の魔術師が入るのが察知したから来たのよ。」
「そうなの?無理に来なくてよいのに。」
「友のために協力したいし、守りたいのよ。だって私達は友達でしょ?」
「初めて会ったあの日から友達ですもんね。」
「伝説の四獣は気が高く、人から恐れられ関わる事の無いの伝説の四獣のはずなのにどうしてレイミーと仲良くしているんでしょうか?」
「我々はクマズルと言う大型の熊モンスター用の罠に引っかかって数日間、食事取れなかった所を助けて頂いたんですよ。」
「なんで仲良くなってるんですか?仲良くならないはずなのに。」
「レイミーをしばらく観察したり話しをしていくうちに呪いと孤独だと知り、たんたんと友達なていったんだ。レイミー以外、仲良くする気ないし。」
「呪いまで知ったのか?」
「言わなくても呪いを受けていることくらい分かるよ。内容は、本人から聞いたし。」
「マルグス魔王の封印が解けるんだろ?どうするつもりだ?」
「戦って倒すしかないだろう。今の実力じゃあ下っ端を倒すのも無理があるから、力をつけないと無理な話だな。」
「強い魔族と戦っているから雑魚は余裕でしょう。」
「魔族と遭遇しているのか?」
「幹部と名乗る魔族がいたが苦戦したが、勝ちましたよ。」
「幹部の名は?」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』と名乗ってました。」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』だって?」
「知っているの?」
「魔族四天王と呼ばれる2人だよ。なんでた?力は強いはずだが・・・」
「倒しちゃまずかったですか?」
「不味くはないけど、どうやって倒したのか話してもらえないかな?」
「伝説の四獣たちの指示と実力で勝てました。」
「ちょっとしたアドバイスしただけだ。後は自分で考えながら戦いのうえで勝利なんだよ。誇りなさい。」
「伝説の四獣たちは誇れと言うけれと協力してくれないとマルグス魔王を倒せないんですからね?」
「レイミーのご希望なら仕方ないわね。マルグス魔王の時は本気で行くからね。」
「お願いします。タクトは剣術と魔術を厳しく教えるからね。」
「えー。嫌だよう。」
「魔物とかに襲わせようか、俺の手で消し去ろうか。どうしようかなぁ?」
「婚約者を亡き者にしないでくれ。」
「嫌だ嫌だと言ってるやつがムカつくのよ。それに自分の婚約者に相応しくないわ。婚約の話は白紙してもらえないかしら?」
「なんでですか?ご両親が持ってきた縁談を断るのかよ。」
「鍛えれば強くなるが、タクトは何でも嫌だ嫌だと言ってるのが嫌なのよ。英雄のマーリス様は嫌でも頑張って下さる姿はいい方ですし。いいえ、笑顔で手伝いもしてくださる優しさ、剣術も魔術もお強いので旦那様にしたいくらい大好きなのですよ。今のタクトは何でも嫌だ嫌だと言ってると恋人も結婚もできるところが一生、友も居ない、恋人も結婚もできませんよ。」
「マーリス様は剣術と魔術が両方できるうえにお強いし、優しいから好きです。」
「俺と比べるのかよ。レイミーはなんでそんなに強いんだよ。」
「マーリス様はうちの師匠なんだよ。マーリス様のおかげで剣術と魔術は上達したのよ。マーリス様にお会いしたいわ。」
「私に会いたいって言ってくれるなんで、嬉しいじゃない。久しいな。オリオン・オルファルコンとベーリー。レイミーがいつもの場所来ないから来てみればオリオン・オルファルコンとベーリーおるからビックリしたぞ。」
「久しいなマーリス。レイミーの面倒を見てくれてありがとうな。」
「マルグス魔王の封印が解けるのが近いせいか『アレキサントル』と『ミギーマイル』が来たぞ。恐らく『ルルゥ』と『ガヴンゼル』が来るだろう。」
「マルグス魔王が復活した後に新たな四天王が生まれる可能性があると思いますが復活ともに戦い始めた方がいいと思うのですがいかがいたしましょうか?」
「そうだなぁ。マルグス魔王の封印が解けた時が決戦だな。決戦はオリオン・オルファルコンと私とクリスティーナと姉のコーランとレイミーの5人で行くか、それで良いか?」
「俺は?」
「タクトは剣術と魔術を教わりたくないんだろう?決戦だと足手まといだから、来なくていいよ。」
「どうしたら参加出来ますか?」
「何でも嫌々と言うの止める事。キツイ、トレーニングに参加すること。皆から信頼える、コミュニケーション取ることができるなら入れる。」
「結構キツイけど、頑張りなさい。」
「はい。決戦が終わったら俺の話を聞いてくれ。」
「今じゃないのね。」
「今の俺じゃ信頼がないから、決戦後なら言えると思うんだ。それまでの間、待っていてください。」
「期待しているわね」
レイミーは不敵な笑みをしながら開けた場所で大きい声を出した。
「『ルルゥ』と『ガヴンゼル』っと言う奴ら、出てきなさい。隠れてるの分かっているんですよ。」
木の陰から魔人が出てきた。
「私達が隠れていたの分かったわね。私はルルゥ。隣はガヴンゼルよ。」
「アレキサントルとミギーマイルを倒したのはレイミー・オルファルコン。お前だな?」
「うちの師匠であり、英雄のマーリス様ともにお相手しましたわ。問題あるかしら?」
「なぜ倒した?暴れるわけがないはずだ。」
「マルグス魔王の封印をしたオリオン・オルファルコンとマーリス・グレイスに復讐しに来たみたいですよ。」
「オリオン・オルファルコンとマーリス・グレイスに復讐だと?」
「ここにマーリス・グレイス様が居ますよ。我らとやり合いしますか?」
「マーリスにたいする復讐したいですし、アレキサントルとミギーマイルの復讐はしたいですねぇ。しかし、聞きたいのですか、オリオン・オルファルコンの子供がいると聞いたわ。知ってるかしら?」
「その話はうちの事だと思います。」
「なんの冗談かしら?」
指を口に触れながら話し始めた。
「うちの名前はレイニー・オルファルコン。言葉で話すより、お相手してもらった方がご理解頂けると思いますよ。」
「そうよね。オリオン・オルファルコンの子供も魔法と剣長けていると言ってましたし。もし、貴女がオリオン・オルファルコンの子であれば強いはずよね。ガヴンゼル。貴方はマーリスを倒しなさい。できますよね?」
「構わねぇが、ルルゥ。小娘相手するのか?」
「そうよ。この子は本当オリオンの子が分からないから私が見極めるわ。ガヴンゼルは暴れたくて仕方がないでしょう?マーリスは強いですし。御相手にちょうどいいじゃないですか♡」
「そうだな。20数年、暴れてなかったからなぁ。ちょうどいい。我慢の限界だから、マーリスを玩具として壊すとするか。」
「マーリス様。」
「レイミー。ガヴンゼルの相手をしますから、ルルゥを倒しておいで。」
「分かりました。倒したら、褒めてくださいね。」
「分かったよ。約束ね。行ってらっしゃい。」
「はい。ルルゥ。御相手、よろしくお願いしまっす。」
ルルゥの足元から尖った岩がルルゥに目掛けて飛び出したが微かに当たった。
「いきなりのご挨拶はビックリしちゃったわ。」
「あらまぁ。驚くのは意外でした。ご挨拶の攻撃で怒りのあまり襲ってきてましたから。それに今の攻撃が効かなないなら思考を変えてみましょう。ルルゥは空中戦も得意として色々と考えながらやらないといけませんね。」
「手の内知られていると言え知識と力を駆使しながら本気で行かせて頂きヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけた。
真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けた。
あれから20年は立つがレイミーは18、19歳の見た目の少女の姿のまま歳をとっても真実の愛は見つけられずにヒルセイユ王国から離れた森林に暮らしていた。
レイミーは呪いのせいで魔法使えるようになり薬を作り、街に売買し、薬草を育ている。
レイミーは薬草を薬にして販売した後に2週間分の2人分の材料を買って帰る時に森林の中に1人の男性が倒れておりレイミーはハイヒールを飲ませたら男性は目を覚ました。
「我が名はレイミー。レイミー・オルファルコンと言います。あなたは名は何と言いますの?」
「俺はタクト・レイニーサン。タクトと呼んでくれ。」
「20歳の叔母さんに話が合わんと思うが許しておくれ。」
「レイミーは20歳なのか?俺も21歳なんだ。」
「もしかして魔女クリスティーナに魔法をかけられたんですか?」
「貴女もか?」
「はい。ヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけたんです。真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けたんです。」
「老いたくても老いがないのはしんどいですな。」
「タクトさんはご自宅に帰りなさい。魔物が出入りしますので、帰りなさい。」
「帰る所がないうえにレイミーを1人でうろつくのは危険過ぎる。」
「着いてきなさい。守りがあるエリアに来ればゆっくりとできますからこちらへ。」
「とこに向かうんだ?」
「この先に私の自宅がある。そこに守り固めてある来なさい。」
「聞きたい事があるんだが良いか?」
「レイミー。貴女は何者なんだ?」
「英雄オリオンと魔法使いのアマンダの娘。と言えば分かる?」
「あの英雄オリオンの娘なのか?」
「そうよ。年齢にこの若さとチヤホヤされるの嫌だから人里から離れた所に住んでるのよ。いけないかしら?」
「悪くない。苦労して来たんだろう?戦えないと苦労しないか?」
「魔術や剣術や拳銃やらできますし、戦いもできますからご心配いりませんし、1人の方が気楽なので。」
「そ、そっか。ところで気配が感じるんだが気のせいか?」
「背後取られてる。真っ直ぐ走れ。」
「戦えばいいんじゃないか?」
「馬鹿。ここで戦うの止めろ。仲間を呼ぶからやめなさい。」
「モンスターが数体いるのか?」
「分かってるなら、聞かないて。あそこに入れ。助かるぞ。走れ。」
「おう。」
レイミーとタクトは守りのある魔法陣の中に入るとモンスターは物陰から覗いてた。
「あるべき場所に帰りなさい。そうじゃないと攻撃します。帰りなさい。」
モンスターはしばらく様子を見た後、森林の奥へ戻って行った。
それらを確認した後、大きなため息をついた。
「何とかなりましたが、戦いになると面倒ですからねぇ。」
「ああいうの慣れてるな。」
「日常茶飯時ですよ。あれらは肉としては食べられますからね。」
「まじか。」
「本当ですよ。冒険者なら、当たり前ですよ。レストランとかでも提供されてますから。絶句しないでください。」
「知らなかった。それより、色々と教えてくれよ。」
「後片付けしたら話しますから。」
「ああ。待たせて頂くよ。」
レイミーは、買ったものを保存室に次々入れて行き、お茶を席に座っているタクトに出し、レイミーも席に座った。
タクトは静かに口開いた。
「色々と聞きたいんだが良いだろうか?」
「答えられる範囲で良ければのだけど。」
「なぜ、1人で暮らしているんだ?モンスターいる森林の中は危ないだろう。」
「ここで暮らす理由か・・・。生まれて15になるくらいまで憐れみで見られていたの。それが嫌で3年魔法や薬学を学んで18の年にこの森林に暮らし始めたの。」
「5年も1人で暮らしていたのか?1人で暮らして寂しくないのか?」
「もう慣れと言え寂しいものよ。戦いも魔法も薬学の知識も経験もししていると挫折するとさらに恋しいものね。」
「レイミー次第なんだけど、俺もここに暮らしていいかな?」
「何で?」
「俺は警備が主だった。戦いの経験が無いから教わりたいし、経験したいんだ。」
「ここではなくでもいいんじゃない?」
「レイミー1人で暮らさせるのは心配だからだ。」
「実力や能力を着けてから言いなさい。」
「だか、1人で暮らして心配だからよ。」
「モンスターを倒せてから言いなさい。」
「モンスター倒す?倒せるのか?」
「ええ。近年ではモンスターは増えてるわね。1人で暮らすなり、2人で暮らすなりには支給自足でやっていかないと行けないんですよ。分かっていってますか?実力と知恵と能力がないと死ぬわよ。たまたま俺が居たから助かったものの、いなかったら死んでいたわね。」
「偉そうな事を言って、すみませんでした。」
「分かれば良いわ。今後どうする訳?国で暮らしたらどうなんだい?」
「事情がありまして、国では暮らせないです。」
「何かひでかしたか?」
「はい。色々とあり、言えませんが、ここに暮らさせてください。お願いします。」
「支給自足に付き合ってもらうし、モンスターを倒せるようにしてもらいますから。良いですね。」
「師匠、ご鞭撻お願いします。」
「厳しくしますからね。」
「はい。お願いします。」
「国でトラブルを起こした奴をここには置きたくないんだよね。だってさ、ここでも問題起こしかけないし。だから、問題を起こさないでね?」
「そんなことしないから。俺は歳を取らない事に気持ち悪がられ白い目で見られて耐えられずに逃げたしたんだ。」
「嫌ならさっさと出れば良かったものの、何故、国にととまっていたんだ?」
「歳を取っても姿は変わらないの知ったのは、つい最近なんだ。」
「そうなの?」
「ああ。剣術は誰にも負けないくらい強いのは確かだ。」
「4年でさらに強くなってもらうが良いか?」
「4年で強くなる必要があるんだ?」
「日々と言うか、年々、モンスターは数は増え、強くなっているんだ。ここに暮らすなら強くなってもらいたい。できるかしら?出来ないのであれば国に帰ってもらいたいものだわ。」
「ここの暮らしは楽な物ではないんだな?」
「ご理解が早くて助かるわ。やるのか、やらないのかをはっきりしてもらいたいが1晩考えて教えてください。もう1ついいか?」
「何かしら?」
「近年になにか起きるのか?」
「モンスターが増しており、強くなってると言いましたが、何かしらの原因で起きてるのは確かです。恐らくですが、モンスター以上の魔物が出るのは確実になるでしょうね。タクトが強くなれば戦うのも逃げるのも有利になるでしょうね。」
「分かった。どこに行くんだい?」
「狩りをしに行く。タクト。あなたも鍛えに付き合いますか?」
「ああ。もちろんだ。強くなってその何かと戦うことが出来るんだろうなと思ってるし、レイミーの事もっと知りたいと思ってるから、付き合わせてもらうよ。」
「勝手にしなさい。タクトに最初の課題としてヤックルバードに一撃当てれば良しいだします。」
「それでいいのかよ?」
「甘いわね。初心者には倒すの苦労するモンスターなんだ。」
「初心者の俺にモンスターを倒さないといけないのかよ。」
「とこかに当たればОKなわけ。まあ、最終的にはモンスターを倒せることだね。最初は一撃当てだな。」
「できるか?」
「出来ないなら、課題も戦いもやらなくていいですよ。逃げていいんですよ。」
「やると決めたからにはやるよ。戻ったら伝えたいことがあるから、覚悟してくれよ。」
「あらまぁ。楽しみにしてるわね。さぁ、行きましょうか。」
「ああ。戦い方を教えてくれよ。先生。」
「先生は止めなさい。恥ずかしいわ。」
「良いじゃないか。レイミーはここの暮らしが長いんだろ?教わるんだから先生でいいじゃないか。」
「タクト。あなたは楽しんでるでしょ?」
「してないよ。魔法だけじゃなく、剣も使えるんだろ?色々と教えてくれよ。」
「剣使えるって話したかしら?」
タクトはレイミーの手を取り手についてる豆を指摘し始めた。
「この手のひらの豆は剣みたいなの持って剣術使わないと出来ないものだ。いつから剣術習ってた?」
「幼少期から剣術や、魔術習っていたが、モンスターとやり始めたのは7歳からやり合っていたから、13年は立つわね。」
「13年間で豆が硬いのは頷くんです。」
「細かい所気付くわね。戦いの方で上達するタイプね。鍛えようがあるわね。さぁ、モンスターが戻ってきてるわね。タクトは一体倒して見せなさい。その間、俺も倒すから。」
「何体いるんだよ。」
「6体はいるわね。群れでなすモンスターだから、仕方がないけど。」
「5体を倒すのは無茶だ。」
「モンスターと戦ったことない子に3体は、無理よ。それに6体なんで、苦労して倒せるのよね。もっと成長しないとダメだと思うけど、タクトもモンスターを倒せるようにしようね。」
「おう。よろしく頼むぜ。レイミー。」
「近い将来、戦場になるわね。鍛えとかないと。」
「戦場になるのか?」
「なるわよ。短期間で成長してもらいたい。」
「5年で成長って言ったが短期間でどれくらいだ?」
「10日以内って言いたいわね。」
「短いなぁ。」
「短期間にやらないと死ぬわよ。」
「短期間でやってやるから見てろよ。」
「期待してないけど、成し遂げてみなさい。」
「見てろよ。できるようになってやるからな。」
「行きますよ。」
レイミーはモンスター5体余裕で倒したがタクトは、1体攻撃するのに苦労しながら倒した。
「1体倒しましたね。攻撃当たればいいと言いましたが倒した事は褒めますが、まだまだ動けるようにならないとダメですね。」
「厳しいですね。」
「うちの両親に比べれりゃ甘いですよ。うちなんて初日から、3体のモンスター倒させられてましたから。」
「厳しいうえに苦労したんだな。」
「苦労したけど今はいい経験だったし、成長の見込みあると思ってるわよ。」
「いい経験なのは分かりましたが、これ以上、成長するんですか?」
「するわよ。強敵が出るが分からないからねぇ。タクトを教える事にさらに自分も成長出来そうだわ。」
「弟子とか取らなかったのか?」
「取るって出会いがなかっただけですの。タクトが初めて会ったうえに成長の見込みがあるだけのことだよ。ところで何してるのですか?」
「見て分からないの?一体だけ解体してるの。アイテムボックスに入れとけば夕食になんとかなるでしょう。何か問題あるかしら?」
「良く解体できるな。」
「初めてかしら?」
「あ、ああ。初めて見る。良く綺麗に捌けるな。」
「両親が教わったから出来るけど、基本的にギルドで下ろすのが一般だね。」
「全部、解体するのか?」
「解体は、今日はこの一体だけだね。引いたでしょ?」
「ああ。驚いたよ。簡単に捌けるとはな。」
「自分が、特殊なのかもしれないわね。皮とくちばしは売れるわね。目玉はクエストであったわね。明日行くか。」
「連れていってくれるか?」
「いいですよ。早く戻りますよ。」
「今、話したいことがあるんだが良いか?」
「もちろんてますよ。何かしら?」
「レイミー。あなたのことが好きになったので結婚前提に交際してください。」
「はぁ?何言ってるんだ?頭大丈夫かぁ?会って1日も経ってないのに好きって目がおかしいじゃないのか?」
「一目惚れで、初恋なんだ。それに俺は本気だ。」
「恋する気がないから諦めなさい。」
「なんでですか?」
「初めてあったばかりで無理か知らねぇ。」
「恋人になってお互いを知っていけばいいのでお願いします。」
「しつこい男だね。」
「しつこいのは分かってますか、この気持ちは本気なので分かって欲しいです。」
「分かったから、半べそかくのやめろ。」
「こんな綺麗な人に会って話すの初めてなんだもんだから、こんな機会を逃したくないんだ。」
「なんだぁ。もう仲良くなっていたのか?」
「誰です?」
物陰から2人が出てきた。
「父さん、母さん。見ていたなら、助けてくれたっていいじゃないですか?」
「婚約者(フィアンセ)を連れてきたかいあったな。」
「フィアンセ?はぁ?彼が婚約者なわけ?」
「彼もまたクリスティーナの呪いを受けた子なんだよ。恋も知らぬ子なんだよ。仲良くしてやりなよ。」
「なんで急に。」
「街では年老いても寂しいでしょ?だから婚約者を連れてきた訳なのよ。」
「タクトは知ってた?」
「森で1人の女の人が暮らしてるから会わないかとしか言われてない。」
「父さん、母さん。急に連れてこられても困るんですけど。それに倒れてたのを見つけたからいいけど、会えなかったらどうするつもりなの?モンスターの餌にされてたわよ?」
「そうね。それは謝るわ。レイミーちゃんがみつけてくれたことに感謝してるわ。」
「ちゃんと同行してくださいね。」
「はーい。」
「昼食の用意してないから戻るわよ。ここに居たら、モンスター出てくるから行くわよ。」
「あ、ああ。分かった。」
「レイミーは面倒見がいいわね。」
「んなわけないでしょ。帰ってと言っても帰らないでしょう。一泊したら帰ってください。」
「優しい子ね。」
「うるさい。優しくないわ。タクトはもしかしたら魔法使える可能性が少しあるわね。」
「なんでわかるの?」
「戦いで、魔力を感じたというか、切り方で魔力が漏れてた感じかな。 タクトは心当たりはあるのかしら?」
「言葉にできないけど剣に細かい刃がグルグルと回ってる感じがしたんだ。」
「空気や空間の技か。他に仕えるか、覚えてもらうか。」
「お手柔らかにお願いします。」
「厳しくするからね。」
「相手に厳しくない?」
「性格悪くてごめんなさいね。ミツナ。来てるんでしょ?出てきなさい。」
「いつから、気づいていたんですか?姉様。」
「モンスターが来る前からいたんでしょ?」
「バレてましたか。魔法で姿隠し、気配遮断を使っていたのに。」
「完璧にできてたけど、強力の魔力探知で感知したわよ。」
「姉様の実力に負けましたか。精進して参りますね。」
「レイミー。この方は?」
「私の実の妹のミツナ。彼女は魔法特化と言うか、できないんだよね。この人はタクトだ。」
「初めまして。ミツナと申します。よろしくお願いします。」
「初めまして。タクトです。よろしく。」
「さっさと行くよ。」
「はーい。」
戻って食後に話し合いを始めた。
「どころでモンスターが増えているけど、マルグス魔王が攻めて来てるんだよね?」
「まだ動きはないが悪魔がちらほら見かける。5年内戦争になるだろう。」
「タクトを戦争に駆り出すつもりですか?」
「モンスター、悪魔、マルグス魔王の3段階で襲撃来ると考えてもらえると良い。」
「クリスティーナもどう動くがも分からないんでしょ?」
「そうだな。警戒しないといけないわね。レイミー。タクトを育てなさい。分かりましたね。」
「分かりました。 タクト。厳しく教えることになるが良いかな?」
「1つ聞いても良いもいいですか?」
「なんですか?」
「クリスティーナの事もモンスター、悪魔、マルグス魔王の事も分からないんだ。教えてもらえるか?」
「どのように分からないんだい?」
「モンスターはいろんなところから出てくるのは分かるが、悪魔やマルグス魔王は架空の話じゃないのか?」
「30年前に悪魔、マルグス魔王が出ているんだが封印されてるんだ。今回は目が覚める。我々が終止符を打てるようにしないといけないんだ。」
「本来の話なのか?」
「本当の話だ。戦いの末に悪魔、マルグス魔王を封印する事しか出来なかった。数年以内に封印が解ける。タクトが戦う意思があればレイミーに鍛えてもらった方が良い思うんだ。」
「悪魔、マルグス魔王は強いのか?」
「強い超えて危険だ。戦うのは死と隣り合わせだぞ。どうする?やるのかい?」
「・・・国のダメに戦う。レイミーは戦うのか?」
「ええ。戦うわよ。根拠があるか分からないんだけど、マルグス魔王はクリスティーナと関係あると考えている。」
「する訳ないんですけど。」
「クリスティーナ。貴女は何しに来た?」
「レイミーだっけ?貴方の従魔、それも2匹の従魔に邪魔されたんだかど、大事な話しに来たのよ。姉のコーランがマルグス魔王を封印を解いて暴れさせようしているのよ。」
「コーランはクリスティーナの双子の姉でしたね。なんで、そのようなことしようと考えているんだ?」
「私とコーラン姉さんはヒルセイユ王国のスラムス街出身なんだ。」
「スラムス街も魔法使いはセビルス一家しかいない。セビルス一家なのか?」
「そうよ。セビルスの娘です。よく子存じですね。」
「オリオンと一緒にスラムス街に住んでいるからセビルス一家に双子生まれた事はスラムス街で噂になってたわよ。」
「そうなんですね。」
「楽しんでいるところ悪いけど脱線しているから戻すが、コーランは何故にマルグス魔王の封印を解こうとしているんだ?」
「ごめんなさい。姉さんは魔法は優秀だったから、街では気味悪がられてしまっていたんだ。」
「気味悪がられてただけじゃなく、嫌がらせ行為があったんじゃない?」
「ハブかられる、嫌味やひそひそ話されたり、買い物させてもらえない、しまいには泥をかけられたりという事をされてました。」
「クリスティーナは何をしていた?」
「魔法は優秀だったから勉強と研究していました。」
「クリスティーナがかけた魔法を解いてください。」
「申し訳ございません。できません。」
「オリジナルを始めて作りました。作りたてで解除がないんです。」
「なんで解除まで作らない?」
「オリオン様に振り向いてほしかった、結婚するって聞いた事による嫉妬です。すみませんでした。」
「早く呪いを解いてください。」
「できません。」
「なんで?そんな難しいことじゃないだろう?」
「実は初めて作った術で解除方法を作ってなくって分からないんです。」
「嘘を言わないでください。」
「本当の事を言ってます。」
「本当の恋を叶わないと解けないのは本当なのか?」
「それは・・・本当です。嫉妬と言いますか、怒り任せに作って実際にかけてしまった事を謝罪させてください。」
「謝罪するくらいならしないでほしいものです。死ぬまでこの若さのままかぁ。」
「老いたかったなぁ。爺さん、婆さんになっても愛を誓いたかったなぁ。」
「私のせいで申し訳ありません。」
「私の友達を協力してもらってさらに情報を吐かせますか?」
「と、友達とは?」
「伝説の四獣ですよ。」
「伝説の四獣ってグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチですよね?」
「伝説の四獣と仲良く出来たのですか?」
「私達から話そうじゃないか?」
伝説の四獣たちが現れた
「グリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチじゃない。何でここに?」
「レイミー以外の魔術師が入るのが察知したから来たのよ。」
「そうなの?無理に来なくてよいのに。」
「友のために協力したいし、守りたいのよ。だって私達は友達でしょ?」
「初めて会ったあの日から友達ですもんね。」
「伝説の四獣は気が高く、人から恐れられ関わる事の無いの伝説の四獣のはずなのにどうしてレイミーと仲良くしているんでしょうか?」
「我々はクマズルと言う大型の熊モンスター用の罠に引っかかって数日間、食事取れなかった所を助けて頂いたんですよ。」
「なんで仲良くなってるんですか?仲良くならないはずなのに。」
「レイミーをしばらく観察したり話しをしていくうちに呪いと孤独だと知り、たんたんと友達なていったんだ。レイミー以外、仲良くする気ないし。」
「呪いまで知ったのか?」
「言わなくても呪いを受けていることくらい分かるよ。内容は、本人から聞いたし。」
「マルグス魔王の封印が解けるんだろ?どうするつもりだ?」
「戦って倒すしかないだろう。今の実力じゃあ下っ端を倒すのも無理があるから、力をつけないと無理な話だな。」
「強い魔族と戦っているから雑魚は余裕でしょう。」
「魔族と遭遇しているのか?」
「幹部と名乗る魔族がいたが苦戦したが、勝ちましたよ。」
「幹部の名は?」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』と名乗ってました。」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』だって?」
「知っているの?」
「魔族四天王と呼ばれる2人だよ。なんでた?力は強いはずだが・・・」
「倒しちゃまずかったですか?」
「不味くはないけど、どうやって倒したのか話してもらえないかな?」
「伝説の四獣たちの指示と実力で勝てました。」
「ちょっとしたアドバイスしただけだ。後は自分で考えながら戦いのうえで勝利なんだよ。誇りなさい。」
「伝説の四獣たちは誇れと言うけれと協力してくれないとマルグス魔王を倒せないんですからね?」
「レイミーのご希望なら仕方ないわね。マルグス魔王の時は本気で行くからね。」
「お願いします。タクトは剣術と魔術を厳しく教えるからね。」
「えー。嫌だよう。」
「魔物とかに襲わせようか、俺の手で消し去ろうか。どうしようかなぁ?」
「婚約者を亡き者にしないでくれ。」
「嫌だ嫌だと言ってるやつがムカつくのよ。それに自分の婚約者に相応しくないわ。婚約の話は白紙してもらえないかしら?」
「なんでですか?ご両親が持ってきた縁談を断るのかよ。」
「鍛えれば強くなるが、タクトは何でも嫌だ嫌だと言ってるのが嫌なのよ。英雄のマーリス様は嫌でも頑張って下さる姿はいい方ですし。いいえ、笑顔で手伝いもしてくださる優しさ、剣術も魔術もお強いので旦那様にしたいくらい大好きなのですよ。今のタクトは何でも嫌だ嫌だと言ってると恋人も結婚もできるところが一生、友も居ない、恋人も結婚もできませんよ。」
「マーリス様は剣術と魔術が両方できるうえにお強い方と
英雄オリオンの娘
「レイミー・オルファルコン俺と比べるのかよ。レイミーはなんでそんなに強いんだよ。」
「マーリス様はうちの師匠なんだよ。マーリス様のおかげで剣術と魔術は上達したのよ。マーリス様にお会いしたいわ。」
「私に会いたいって言ってくれるなんで、嬉しいじゃない。久しいな。オリオン・オルファルコンとベーリー。レイミーがいつもの場所来ないから来てみればオリオン・オルファルコンとベーリーおるからビックリしたぞ。」
「久しいなマーリス。レイミーの面倒を見てくれてありがとうな。」
「マルグス魔王の封印が解けるのが近いせいか『アレキサントル』と『ミギーマイル』が来たぞ。恐らく『ルルゥ』と『がヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけた。
真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けた。
あれから20年は立つがレイミーは18、19歳の見た目の少女の姿のまま歳をとっても真実の愛は見つけられずにヒルセイユ王国から離れた森林に暮らしていた。
レイミーは呪いのせいで魔法使えるようになり薬を作り、街に売買し、薬草を育ている。
レイミーは薬草を薬にして販売した後に2週間分の2人分の材料を買って帰る時に森林の中に1人の男性が倒れておりレイミーはハイヒールを飲ませたら男性は目を覚ました。
「我が名はレイミー。レイミー・オルファルコンと言います。あなたは名は何と言いますの?」
「俺はタクト・レイニーサン。タクトと呼んでくれ。」
「20歳の叔母さんに話が合わんと思うが許しておくれ。」
「レイミーは20歳なのか?俺も21歳なんだ。」
「もしかして魔女クリスティーナに魔法をかけられたんですか?」
「貴女もか?」
「はい。ヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけたんです。真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けたんです。」
「老いたくても老いがないのはしんどいですな。」
「タクトさんはご自宅に帰りなさい。魔物が出入りしますので、帰りなさい。」
「帰る所がないうえにレイミーを1人でうろつくのは危険過ぎる。」
「着いてきなさい。守りがあるエリアに来ればゆっくりとできますからこちらへ。」
「とこに向かうんだ?」
「この先に私の自宅がある。そこに守り固めてある来なさい。」
「聞きたい事があるんだが良いか?」
「レイミー。貴女は何者なんだ?」
「英雄オリオンと魔法使いのアマンダの娘。と言えば分かる?」
「あの英雄オリオンの娘なのか?」
「そうよ。年齢にこの若さとチヤホヤされるの嫌だから人里から離れた所に住んでるのよ。いけないかしら?」
「悪くない。苦労して来たんだろう?戦えないと苦労しないか?」
「魔術や剣術や拳銃やらできますし、戦いもできますからご心配いりませんし、1人の方が気楽なので。」
「そ、そっか。ところで気配が感じるんだが気のせいか?」
「背後取られてる。真っ直ぐ走れ。」
「戦えばいいんじゃないか?」
「馬鹿。ここで戦うの止めろ。仲間を呼ぶからやめなさい。」
「モンスターが数体いるのか?」
「分かってるなら、聞かないて。あそこに入れ。助かるぞ。走れ。」
「おう。」
レイミーとタクトは守りのある魔法陣の中に入るとモンスターは物陰から覗いてた。
「あるべき場所に帰りなさい。そうじゃないと攻撃します。帰りなさい。」
モンスターはしばらく様子を見た後、森林の奥へ戻って行った。
それらを確認した後、大きなため息をついた。
「何とかなりましたが、戦いになると面倒ですからねぇ。」
「ああいうの慣れてるな。」
「日常茶飯時ですよ。あれらは肉としては食べられますからね。」
「まじか。」
「本当ですよ。冒険者なら、当たり前ですよ。レストランとかでも提供されてますから。絶句しないでください。」
「知らなかった。それより、色々と教えてくれよ。」
「後片付けしたら話しますから。」
「ああ。待たせて頂くよ。」
レイミーは、買ったものを保存室に次々入れて行き、お茶を席に座っているタクトに出し、レイミーも席に座った。
タクトは静かに口開いた。
「色々と聞きたいんだが良いだろうか?」
「答えられる範囲で良ければのだけど。」
「なぜ、1人で暮らしているんだ?モンスターいる森林の中は危ないだろう。」
「ここで暮らす理由か・・・。生まれて15になるくらいまで憐れみで見られていたの。それが嫌で3年魔法や薬学を学んで18の年にこの森林に暮らし始めたの。」
「5年も1人で暮らしていたのか?1人で暮らして寂しくないのか?」
「もう慣れと言え寂しいものよ。戦いも魔法も薬学の知識も経験もししていると挫折するとさらに恋しいものね。」
「レイミー次第なんだけど、俺もここに暮らしていいかな?」
「何で?」
「俺は警備が主だった。戦いの経験が無いから教わりたいし、経験したいんだ。」
「ここではなくでもいいんじゃない?」
「レイミー1人で暮らさせるのは心配だからだ。」
「実力や能力を着けてから言いなさい。」
「だか、1人で暮らして心配だからよ。」
「モンスターを倒せてから言いなさい。」
「モンスター倒す?倒せるのか?」
「ええ。近年ではモンスターは増えてるわね。1人で暮らすなり、2人で暮らすなりには支給自足でやっていかないと行けないんですよ。分かっていってますか?実力と知恵と能力がないと死ぬわよ。たまたま俺が居たから助かったものの、いなかったら死んでいたわね。」
「偉そうな事を言って、すみませんでした。」
「分かれば良いわ。今後どうする訳?国で暮らしたらどうなんだい?」
「事情がありまして、国では暮らせないです。」
「何かひでかしたか?」
「はい。色々とあり、言えませんが、ここに暮らさせてください。お願いします。」
「支給自足に付き合ってもらうし、モンスターを倒せるようにしてもらいますから。良いですね。」
「師匠、ご鞭撻お願いします。」
「厳しくしますからね。」
「はい。お願いします。」
「国でトラブルを起こした奴をここには置きたくないんだよね。だってさ、ここでも問題起こしかけないし。だから、問題を起こさないでね?」
「そんなことしないから。俺は歳を取らない事に気持ち悪がられ白い目で見られて耐えられずに逃げたしたんだ。」
「嫌ならさっさと出れば良かったものの、何故、国にととまっていたんだ?」
「歳を取っても姿は変わらないの知ったのは、つい最近なんだ。」
「そうなの?」
「ああ。剣術は誰にも負けないくらい強いのは確かだ。」
「4年でさらに強くなってもらうが良いか?」
「4年で強くなる必要があるんだ?」
「日々と言うか、年々、モンスターは数は増え、強くなっているんだ。ここに暮らすなら強くなってもらいたい。できるかしら?出来ないのであれば国に帰ってもらいたいものだわ。」
「ここの暮らしは楽な物ではないんだな?」
「ご理解が早くて助かるわ。やるのか、やらないのかをはっきりしてもらいたいが1晩考えて教えてください。もう1ついいか?」
「何かしら?」
「近年になにか起きるのか?」
「モンスターが増しており、強くなってると言いましたが、何かしらの原因で起きてるのは確かです。恐らくですが、モンスター以上の魔物が出るのは確実になるでしょうね。タクトが強くなれば戦うのも逃げるのも有利になるでしょうね。」
「分かった。どこに行くんだい?」
「狩りをしに行く。タクト。あなたも鍛えに付き合いますか?」
「ああ。もちろんだ。強くなってその何かと戦うことが出来るんだろうなと思ってるし、レイミーの事もっと知りたいと思ってるから、付き合わせてもらうよ。」
「勝手にしなさい。タクトに最初の課題としてヤックルバードに一撃当てれば良しいだします。」
「それでいいのかよ?」
「甘いわね。初心者には倒すの苦労するモンスターなんだ。」
「初心者の俺にモンスターを倒さないといけないのかよ。」
「とこかに当たればОKなわけ。まあ、最終的にはモンスターを倒せることだね。最初は一撃当てだな。」
「できるか?」
「出来ないなら、課題も戦いもやらなくていいですよ。逃げていいんですよ。」
「やると決めたからにはやるよ。戻ったら伝えたいことがあるから、覚悟してくれよ。」
「あらまぁ。楽しみにしてるわね。さぁ、行きましょうか。」
「ああ。戦い方を教えてくれよ。先生。」
「先生は止めなさい。恥ずかしいわ。」
「良いじゃないか。レイミーはここの暮らしが長いんだろ?教わるんだから先生でいいじゃないか。」
「タクト。あなたは楽しんでるでしょ?」
「してないよ。魔法だけじゃなく、剣も使えるんだろ?色々と教えてくれよ。」
「剣使えるって話したかしら?」
タクトはレイミーの手を取り手についてる豆を指摘し始めた。
「この手のひらの豆は剣みたいなの持って剣術使わないと出来ないものだ。いつから剣術習ってた?」
「幼少期から剣術や、魔術習っていたが、モンスターとやり始めたのは7歳からやり合っていたから、13年は立つわね。」
「13年間で豆が硬いのは頷くんです。」
「細かい所気付くわね。戦いの方で上達するタイプね。鍛えようがあるわね。さぁ、モンスターが戻ってきてるわね。タクトは一体倒して見せなさい。その間、俺も倒すから。」
「何体いるんだよ。」
「6体はいるわね。群れでなすモンスターだから、仕方がないけど。」
「5体を倒すのは無茶だ。」
「モンスターと戦ったことない子に3体は、無理よ。それに6体なんで、苦労して倒せるのよね。もっと成長しないとダメだと思うけど、タクトもモンスターを倒せるようにしようね。」
「おう。よろしく頼むぜ。レイミー。」
「近い将来、戦場になるわね。鍛えとかないと。」
「戦場になるのか?」
「なるわよ。短期間で成長してもらいたい。」
「5年で成長って言ったが短期間でどれくらいだ?」
「10日以内って言いたいわね。」
「短いなぁ。」
「短期間にやらないと死ぬわよ。」
「短期間でやってやるから見てろよ。」
「期待してないけど、成し遂げてみなさい。」
「見てろよ。できるようになってやるからな。」
「行きますよ。」
レイミーはモンスター5体余裕で倒したがタクトは、1体攻撃するのに苦労しながら倒した。
「1体倒しましたね。攻撃当たればいいと言いましたが倒した事は褒めますが、まだまだ動けるようにならないとダメですね。」
「厳しいですね。」
「うちの両親に比べれりゃ甘いですよ。うちなんて初日から、3体のモンスター倒させられてましたから。」
「厳しいうえに苦労したんだな。」
「苦労したけど今はいい経験だったし、成長の見込みあると思ってるわよ。」
「いい経験なのは分かりましたが、これ以上、成長するんですか?」
「するわよ。強敵が出るが分からないからねぇ。タクトを教える事にさらに自分も成長出来そうだわ。」
「弟子とか取らなかったのか?」
「取るって出会いがなかっただけですの。タクトが初めて会ったうえに成長の見込みがあるだけのことだよ。ところで何してるのですか?」
「見て分からないの?一体だけ解体してるの。アイテムボックスに入れとけば夕食になんとかなるでしょう。何か問題あるかしら?」
「良く解体できるな。」
「初めてかしら?」
「あ、ああ。初めて見る。良く綺麗に捌けるな。」
「両親が教わったから出来るけど、基本的にギルドで下ろすのが一般だね。」
「全部、解体するのか?」
「解体は、今日はこの一体だけだね。引いたでしょ?」
「ああ。驚いたよ。簡単に捌けるとはな。」
「自分が、特殊なのかもしれないわね。皮とくちばしは売れるわね。目玉はクエストであったわね。明日行くか。」
「連れていってくれるか?」
「いいですよ。早く戻りますよ。」
「今、話したいことがあるんだが良いか?」
「もちろんてますよ。何かしら?」
「レイミー。あなたのことが好きになったので結婚前提に交際してください。」
「はぁ?何言ってるんだ?頭大丈夫かぁ?会って1日も経ってないのに好きって目がおかしいじゃないのか?」
「一目惚れで、初恋なんだ。それに俺は本気だ。」
「恋する気がないから諦めなさい。」
「なんでですか?」
「初めてあったばかりで無理か知らねぇ。」
「恋人になってお互いを知っていけばいいのでお願いします。」
「しつこい男だね。」
「しつこいのは分かってますか、この気持ちは本気なので分かって欲しいです。」
「分かったから、半べそかくのやめろ。」
「こんな綺麗な人に会って話すの初めてなんだもんだから、こんな機会を逃したくないんだ。」
「なんだぁ。もう仲良くなっていたのか?」
「誰です?」
物陰から2人が出てきた。
「父さん、母さん。見ていたなら、助けてくれたっていいじゃないですか?」
「婚約者(フィアンセ)を連れてきたかいあったな。」
「フィアンセ?はぁ?彼が婚約者なわけ?」
「彼もまたクリスティーナの呪いを受けた子なんだよ。恋も知らぬ子なんだよ。仲良くしてやりなよ。」
「なんで急に。」
「街では年老いても寂しいでしょ?だから婚約者を連れてきた訳なのよ。」
「タクトは知ってた?」
「森で1人の女の人が暮らしてるから会わないかとしか言われてない。」
「父さん、母さん。急に連れてこられても困るんですけど。それに倒れてたのを見つけたからいいけど、会えなかったらどうするつもりなの?モンスターの餌にされてたわよ?」
「そうね。それは謝るわ。レイミーちゃんがみつけてくれたことに感謝してるわ。」
「ちゃんと同行してくださいね。」
「はーい。」
「昼食の用意してないから戻るわよ。ここに居たら、モンスター出てくるから行くわよ。」
「あ、ああ。分かった。」
「レイミーは面倒見がいいわね。」
「んなわけないでしょ。帰ってと言っても帰らないでしょう。一泊したら帰ってください。」
「優しい子ね。」
「うるさい。優しくないわ。タクトはもしかしたら魔法使える可能性が少しあるわね。」
「なんでわかるの?」
「戦いで、魔力を感じたというか、切り方で魔力が漏れてた感じかな。 タクトは心当たりはあるのかしら?」
「言葉にできないけど剣に細かい刃がグルグルと回ってる感じがしたんだ。」
「空気や空間の技か。他に仕えるか、覚えてもらうか。」
「お手柔らかにお願いします。」
「厳しくするからね。」
「相手に厳しくない?」
「性格悪くてごめんなさいね。ミツナ。来てるんでしょ?出てきなさい。」
「いつから、気づいていたんですか?姉様。」
「モンスターが来る前からいたんでしょ?」
「バレてましたか。魔法で姿隠し、気配遮断を使っていたのに。」
「完璧にできてたけど、強力の魔力探知で感知したわよ。」
「姉様の実力に負けましたか。精進して参りますね。」
「レイミー。この方は?」
「私の実の妹のミツナ。彼女は魔法特化と言うか、できないんだよね。この人はタクトだ。」
「初めまして。ミツナと申します。よろしくお願いします。」
「初めまして。タクトです。よろしく。」
「さっさと行くよ。」
「はーい。」
戻って食後に話し合いを始めた。
「どころでモンスターが増えているけど、マルグス魔王が攻めて来てるんだよね?」
「まだ動きはないが悪魔がちらほら見かける。5年内戦争になるだろう。」
「タクトを戦争に駆り出すつもりですか?」
「モンスター、悪魔、マルグス魔王の3段階で襲撃来ると考えてもらえると良い。」
「クリスティーナもどう動くがも分からないんでしょ?」
「そうだな。警戒しないといけないわね。レイミー。タクトを育てなさい。分かりましたね。」
「分かりました。 タクト。厳しく教えることになるが良いかな?」
「1つ聞いても良いもいいですか?」
「なんですか?」
「クリスティーナの事もモンスター、悪魔、マルグス魔王の事も分からないんだ。教えてもらえるか?」
「どのように分からないんだい?」
「モンスターはいろんなところから出てくるのは分かるが、悪魔やマルグス魔王は架空の話じゃないのか?」
「30年前に悪魔、マルグス魔王が出ているんだが封印されてるんだ。今回は目が覚める。我々が終止符を打てるようにしないといけないんだ。」
「本来の話なのか?」
「本当の話だ。戦いの末に悪魔、マルグス魔王を封印する事しか出来なかった。数年以内に封印が解ける。タクトが戦う意思があればレイミーに鍛えてもらった方が良い思うんだ。」
「悪魔、マルグス魔王は強いのか?」
「強い超えて危険だ。戦うのは死と隣り合わせだぞ。どうする?やるのかい?」
「・・・国のダメに戦う。レイミーは戦うのか?」
「ええ。戦うわよ。根拠があるか分からないんだけど、マルグス魔王はクリスティーナと関係あると考えている。」
「する訳ないんですけど。」
「クリスティーナ。貴女は何しに来た?」
「レイミーだっけ?貴方の従魔、それも2匹の従魔に邪魔されたんだかど、大事な話しに来たのよ。姉のコーランがマルグス魔王を封印を解いて暴れさせようしているのよ。」
「コーランはクリスティーナの双子の姉でしたね。なんで、そのようなことしようと考えているんだ?」
「私とコーラン姉さんはヒルセイユ王国のスラムス街出身なんだ。」
「スラムス街も魔法使いはセビルス一家しかいない。セビルス一家なのか?」
「そうよ。セビルスの娘です。よくご存じですね。」
「オリオンと一緒にスラムス街に住んでいるからセビルス一家に双子生まれた事はスラムス街で噂になってたわよ。」
「そうなんですね。」
「楽しんでいるところ悪いけど脱線しているから戻すが、コーランは何故にマルグス魔王の封印を解こうとしているんだ?」
「ごめんなさい。姉さんは魔法は優秀だったから、街では気味悪がられてしまっていたんだ。」
「気味悪がられてただけじゃなく、嫌がらせ行為があったんじゃない?」
「ハブかられる、嫌味やひそひそ話されたり、買い物させてもらえない、しまいには泥をかけられたりという事をされてました。」
「クリスティーナは何をしていた?」
「魔法は優秀だったから勉強と研究していました。」
「クリスティーナがかけた魔法を解いてください。」
「申し訳ございません。できません。」
「オリジナルを始めて作りました。作りたてで解除がないんです。」
「なんで解除まで作らない?」
「オリオン様に振り向いてほしかった、結婚するって聞いた事による嫉妬です。すみませんでした。」
「早く呪いを解いてください。」
「できません。」
「なんで?そんな難しいことじゃないだろう?」
「実は初めて作った術で解除方法を作ってなくって分からないんです。」
「嘘を言わないでください。」
「本当の事を言ってます。」
「本当の恋を叶わないと解けないのは本当なのか?」
「それは・・・本当です。嫉妬と言いますか、怒り任せに作って実際にかけてしまった事を謝罪させてください。」
「謝罪するくらいならしないでほしいものです。死ぬまでこの若さのままかぁ。」
「老いたかったなぁ。爺さん、婆さんになっても愛を誓いたかったなぁ。」
「私のせいで申し訳ありません。」
「私の友達を協力してもらってさらに情報を吐かせますか?」
「と、友達とは?」
「伝説の四獣ですよ。」
「伝説の四獣ってグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチですよね?」
「伝説の四獣と仲良く出来たのですか?」
「私達から話そうじゃないか?」
伝説の四獣たちが現れた
「グリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチじゃない。何でここに?」
「レイミー以外の魔術師が入るのが察知したから来たのよ。」
「そうなの?無理に来なくてよいのに。」
「友のために協力したいし、守りたいのよ。だって私達は友達でしょ?」
「初めて会ったあの日から友達ですもんね。」
「伝説の四獣は気が高く、人から恐れられ関わる事の無いの伝説の四獣のはずなのにどうしてレイミーと仲良くしているんでしょうか?」
「我々はクマズルと言う大型の熊モンスター用の罠に引っかかって数日間、食事取れなかった所を助けて頂いたんですよ。」
「なんで仲良くなってるんですか?仲良くならないはずなのに。」
「レイミーをしばらく観察したり話しをしていくうちに呪いと孤独だと知り、たんたんと友達なていったんだ。レイミー以外、仲良くする気ないし。」
「呪いまで知ったのか?」
「言わなくても呪いを受けていることくらい分かるよ。内容は、本人から聞いたし。」
「マルグス魔王の封印が解けるんだろ?どうするつもりだ?」
「戦って倒すしかないだろう。今の実力じゃあ下っ端を倒すのも無理があるから、力をつけないと無理な話だな。」
「強い魔族と戦っているから雑魚は余裕でしょう。」
「魔族と遭遇しているのか?」
「幹部と名乗る魔族がいたが苦戦したが、勝ちましたよ。」
「幹部の名は?」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』と名乗ってました。」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』だって?」
「知っているの?」
「魔族四天王と呼ばれる2人だよ。なんでた?力は強いはずだが・・・」
「倒しちゃまずかったですか?」
「不味くはないけど、どうやって倒したのか話してもらえないかな?」
「伝説の四獣たちの指示と実力で勝てました。」
「ちょっとしたアドバイスしただけだ。後は自分で考えながら戦いのうえで勝利なんだよ。誇りなさい。」
「伝説の四獣たちは誇れと言うけれと協力してくれないとマルグス魔王を倒せないんですからね?」
「レイミーのご希望なら仕方ないわね。マルグス魔王の時は本気で行くからね。」
「お願いします。タクトは剣術と魔術を厳しく教えるからね。」
「えー。嫌だよう。」
「魔物とかに襲わせようか、俺の手で消し去ろうか。どうしようかなぁ?」
「婚約者を亡き者にしないでくれ。」
「嫌だ嫌だと言ってるやつがムカつくのよ。それに自分の婚約者に相応しくないわ。婚約の話は白紙してもらえないかしら?」
「なんでですか?ご両親が持ってきた縁談を断るのかよ。」
「鍛えれば強くなるが、タクトは何でも嫌だ嫌だと言ってるのが嫌なのよ。英雄のマーリス様は嫌でも頑張って下さる姿はいい方ですし。いいえ、笑顔で手伝いもしてくださる優しさ、剣術も魔術もお強いので旦那様にしたいくらい大好きなのですよ。今のタクトは何でも嫌だ嫌だと言ってると恋人も結婚もできるところが一生、友も居ない、恋人も結婚もできませんよ。」
「マーリス様は剣術と魔術が両方できるうえにお強い方で憧れるわぁ」
「レイミー・オルファルコン俺と比べるのかよ。レイミーはなんでそんなに強いんだよ。」
「マーリス様はうちの師匠なんだよ。マーリス様のおかげで剣術と魔術は上達したのよ。マーリス様にお会いしたいわ。」
「私に会いたいって言ってくれるなんで、嬉しいじゃない。久しいな。オリオン・オルファルコンと。レイミーがいつもの場所来ないから来てみればオリオン・オルファルコンとベーリーおるからビックリしたぞ。」
「久しいなマーリス。レイミーの面倒を見てくれてありがとうな。」
「マルグス魔王の封印が解けるのが近いせいか『アレキサントル』と『ミギーマイル』が来たぞ。恐らく『ルルゥ』と『ガヴンゼル』が来るだろう。」
「マルグス魔王が復活した後に新たな四天王が生まれる可能性があると思いますが復活ともに戦い始めた方がいいと思うのですがいかがいたしましょうか?」
「そうだなぁ。マルグス魔王の封印が解けた時が決戦だな。決戦はオリオン・オルファルコンと私とクリスティーナと姉のコーランとレイミーの5人で行くか、それで良いか?」
「俺は?」
「タクトは剣術と魔術を教わりたくないんだろう?決戦だと足手まといだから、来なくていいよ。」
「どうしたら参加出来ますか?」
「何でも嫌々と言うの止める事。キツイ、トレーニングに参加すること。皆から信頼える、コミュニケーション取ることができるなら入れる。」
「結構キツイけど、頑張りなさい。」
「はい。決戦が終わったら俺の話を聞いてくれ。」
「今じゃないのね。」
「今の俺じゃ信頼がないから、決戦後なら言えると思うんだ。それまでの間、待っていてください。」
「期待しているわね」
レイミーは不敵な笑みをしながら開けた場所で大きい声を出した。
「『ルルゥ』と『ガヴンゼル』っと言う奴ら、出てきなさい。隠れてるの分かっているんですよ。」
木の陰から魔人が出てきた。
「私達が隠れていたの分かったわね。私はルルゥ。隣はガヴンゼルよ。」
「アレキサントルとミギーマイルを倒したのはレイミー・オルファルコン。お前だな?」
「うちの師匠であり、英雄のマーリス様ともにお相手しましたわ。問題あるかしら?」
「なぜ倒した?暴れるわけがないはずだ。」
「マルグス魔王の封印をしたオリオン・オルファルコンとマーリス・グレイスに復讐しに来たみたいですよ。」
「オリオン・オルファルコンとマーリス・グレイスに復讐だと?」
「ここにマーリス・グレイス様が居ますよ。我らとやり合いしますか?」
「マーリスにたいする復讐したいですし、アレキサントルとミギーマイルの復讐はしたいですねぇ。しかし、聞きたいのですか、オリオン・オルファルコンの子供がいると聞いたわ。知ってるかしら?」
「その話はうちの事だと思います。」
「なんの冗談かしら?」
指を口に触れながら話し始めた。
「うちの名前はレイニー・オルファルコン。言葉で話すより、お相手してもらった方がご理解頂けると思いますよ。」
「そうよね。オリオン・オルファルコンの子供も魔法と剣長けていると言ってましたし。もし、貴女がオリオン・オルファルコンの子であれば強いはずよね。ガヴンゼル。貴方はマーリスを倒しなさい。できますよね?」
「構わねぇが、ルルゥ。小娘相手するのか?」
「そうよ。この子は本当オリオンの子が分からないから私が見極めるわ。ガヴンゼルは暴れたくて仕方がないでしょう?マーリスは強いですし。御相手にちょうどいいじゃないですか♡」
「そうだな。20数年、暴れてなかったからなぁ。ちょうどいい。我慢の限界だから、マーリスを玩具として壊すとするか。」
「マーリス様。」
「レイミー。ガヴンゼルの相手をしますからルルゥを倒しておいで。」
「分かりました。倒したら、褒めてくださいね。」
「分かったよ。約束ね。行ってらっしゃい。」
「はい。ルルゥ。御相手、よろしくお願いしまっす。」
ルルゥの足元から尖った岩がルルゥに目掛けて飛び出したが微かに当たった。
「いきなりのご挨拶はビックリしちゃったわ。」
「あらまぁ。驚くのは意外でした。ご挨拶の攻撃で怒りのあまり襲ってきてましたから。それに今の攻撃が効かなないなら思考を変えてみましょう。ルルゥは空中戦も得意として色々と考えながらやらないといけませんね。」
「オリオン・オルファルコの子か疑いかけておりましたが間違いなくオリオン・オルファルコの子ですわね。それに手の内知られていると言え。知識と力を駆使しながら本気で行かせて頂きますね。」
「うちも同様に知識と力を駆使しながら本気で行きます。マルグス魔王の封印の事を話して頂きますからね。」
「出来るならやってみなさい。」
ガヴンゼル、ルルゥ、マーリス、レイミーの戦いはマーリス、レイミーが有利だが、それを見ていた人たちはビックリしてた。
「あんなに戦えるなんで。俺もできるようになるかな?」
「普通に学んだだけで戦えるえない。どんな風に学べばできるのかしら?」
「さすが俺の子だと言いたいが、本当に俺の子か?」
「私とオリオンの子で間違いないけどかなり強くなるなんで聞いてないし、知らないわ。」
ルルゥとレイミーの戦いで激しい接戦していた。
レイミーはルルゥの核をなんとが壊せた。
レイミーはルルゥに聞いた。
「マルグス魔王の封印はすぐに解けるわけ?」
「すぐに解けないわ。10年以内には解けると思うわ。10年でできる範囲は知っているわ。それに魔族四天王だってすぐに産まれるわ。」
「そうね。魔族は強くなるなら人間も強くなるようにしなくてはならくちゃいけませんね。」
「できるかしら?」
「戦争はとうに始まってますよ。次の策を考えるとしましょう。師匠。聞こえましたか?」
「ええ。聞こえてましたよ。レイミー。お遊びは終わりにしてしまいなさい。」
「はーい。師匠。分かりました。ルルゥ。お遊びを終わりしましょうか?」
「最後にひとつ聞いていいかしら?」
「なんでしょう?」
「どうして、詠唱無しで戦えるのかしら?」
「詠唱無しで戦えるのは、熟練の技じゃ無ければ出来ませんよね。自分は努力をしてできるようになりましたわ。」
「血が滲むほど努力してきたのですね。最後に大技で倒させて頂こうかしら。」
「新しい技を使用させていただきますね。」
「新技ですか?面白い。受けて立とう。『ダークネストルネードショット』」
「『ライガートルネードグラッチェ』、『ホーリーシールド』」
ルルゥは黒い球を打ったが、レイミーの『ホーリーシールド』の前で消えた途端にルルゥの横から白いトラが噛み砕いた。
「どこから白いトラが?はっ。」
「気づいたが。そのまま噛み砕け『ライガートルネードグラッチェ』。」
「そうはさせるか。えっ?」
レイミーは白く輝くロープがルルゥの両手を縛り付けて『ライガートルネードグラッチェ』にさらに魔力を込めてルルゥの核を壊した。
ルルゥは身体が崩れ始めた。
「なんで、私の技が消えた。詠唱無しで『ホーリーチェーン』が出ていた。なぜた。」
「技が消えたのは『ドリブルキャンセル』をアレンジしました。詠唱無しで『ホーリーチェーン』が出たのは偶然ですよ。偶然を現実にできるようにしますから。」
「ムカつくわね。何でもできる奴は。」
「自分は日々、努力してますから。師匠。終わりました。」
「ルルゥに何しやがった。」
「うわぁ。」
レイミーは左腕で右から左にスライトしたらガヴンゼルの腹に岩が刺さりその隙にガヴンゼルの首を剣で切り落とした。
ガヴンゼルは消えた。
レイミーは魔力きれで座り込んだ。
マーリスは来てスペシャルドリンクを出した。
「ありがとうございます。」
「よく頑張ったね。えらいね。」
「ありがとうございます。もっと最善尽くします。」
レイミーはマーリスのスペシャルドリンクを飲んでいるとレイミーの両親とタクトが駆け寄った
「レイミー、大丈夫か?」
「魔力と体力が切れましたし、疲れました。」
「マーリス様のスペシャルトリングです。飲むとだいぶ楽になります。」
「飲んで大丈夫なのか?」
「成分は魔力と体力と疲労の回復・・・レイミー用に作ってあげてるのよ。作る事はないし、回復させる事は無いんだけど、愛弟子は特別なんだ。」
「師匠、マルグス魔王の対策や倒した後の事を考えませんか?」
「そうだなぁ。マルグス魔王はどう奴か知らないんだもんな。」
「強敵だぞ。」
レイミー・オルファルコン
英雄オリオン
旅人
タクト・レイニーサ
魔女
クリスティーナ
姉のコーラン