惑わし総長の甘美な香りに溺れて
「んぁ……は、るぅ……?」
深いキスはすぐに私の理性を壊して、甘ったるい声を引き出してしまう。
「っはぁ……ホントかわいいな、萌々香は」
キスの合間に見せる陽の表情は、かわいかったり、妖しかったり、危険なほの暗さを垣間見せたり。
その全てが、私の心を惹きつける。
「な……いいか?」
私の理性を解かしてしまうようなキスをしておきながら、甘えるように願う陽はズルイと思う。
でも、やっぱり私はそんな陽も好きだから……。
「ちょっとだけ、だよ?」
って許してしまう。
「ったく……モモって小悪魔? そんなかわいい顔しといて……ちょっとで済むわけねぇだろ?」
「んぅっ」
かわいい顔から一転、ワルい笑みを浮かべた陽は、またむさぼるように私に口づけた。
私を惑わすかわいいくて危険な男は、その美しさと甘い香りで溺れるように私を抱く。
「萌々香……俺の光」
「私の光は、陽だよ」
「……言ってろ」
照れ臭そうに言葉を発した唇が、私の唇をふさいだ。
END
深いキスはすぐに私の理性を壊して、甘ったるい声を引き出してしまう。
「っはぁ……ホントかわいいな、萌々香は」
キスの合間に見せる陽の表情は、かわいかったり、妖しかったり、危険なほの暗さを垣間見せたり。
その全てが、私の心を惹きつける。
「な……いいか?」
私の理性を解かしてしまうようなキスをしておきながら、甘えるように願う陽はズルイと思う。
でも、やっぱり私はそんな陽も好きだから……。
「ちょっとだけ、だよ?」
って許してしまう。
「ったく……モモって小悪魔? そんなかわいい顔しといて……ちょっとで済むわけねぇだろ?」
「んぅっ」
かわいい顔から一転、ワルい笑みを浮かべた陽は、またむさぼるように私に口づけた。
私を惑わすかわいいくて危険な男は、その美しさと甘い香りで溺れるように私を抱く。
「萌々香……俺の光」
「私の光は、陽だよ」
「……言ってろ」
照れ臭そうに言葉を発した唇が、私の唇をふさいだ。
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