私はイケメン男子から逃れられない
「それじゃ、これから用事あるからまたね。雪ちゃん」
それだけ言って山田君は去っていってしまった。
「何か…言うだけ言って行ってしまった…」
でも、凄くイケメンだったなー。
って、そんなことは今はどうでも良くて!
「結局名前呼び変わってないじゃーん!」
部屋に響き渡る声で、私はそう叫んだ。
―――えー、ただいま、また大混乱に陥っています。
なぜかって?それは、遡ること数分前…。
それだけ言って山田君は去っていってしまった。
「何か…言うだけ言って行ってしまった…」
でも、凄くイケメンだったなー。
って、そんなことは今はどうでも良くて!
「結局名前呼び変わってないじゃーん!」
部屋に響き渡る声で、私はそう叫んだ。
―――えー、ただいま、また大混乱に陥っています。
なぜかって?それは、遡ること数分前…。