私はイケメン男子から逃れられない
「え、」


嘘…。


いつも褒める事なんか絶対しない智恵理が…褒めた!!


「…な、なによ」


「ふふ、ふふふ、ふふふふ」


そんな風に言ってくれた智恵理に、私は満面の笑みで微笑んだ。


智恵理は、少し怖がってたけど…


そうして勇気をもらい、私は元気を出して寮へ帰ることにした。


―――『3階でございます』


エレベーターで自分の階に着き、ひと安心していると…


「あ、」


「あ…」
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