私はイケメン男子から逃れられない
「あ、えっと、う、ん!大丈夫」


「了解。なにかあったらあったら隣だからいいにいくな」


そう言って彼は教室をでていった。


その直後、私は座り込んでしまった。


「え、まって、キャパオーバー何だけど…」


最近一度にいろんな子と起こりすぎて、私の頭のなかはすでにパンクしかけていた。


「ってことは…日曜日で、で、デートってこ、と?」


―――カァッ


言葉にすると余計に恥ずかしくなってしまった。
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