私はイケメン男子から逃れられない
そのせいか周りを見ると、ジトーッと見てる人がちらほら…


ましてや、少し離れたところから赤羽君までもムスッとした顔をしていた。


(寝てるとこ起こしちゃったのかな…?!)


心のなかで皆にごめんと謝りながら、落合君の方に体を向き直した。


「えっとー、そうだけど…。なんで落合君がしってるの?」


「…準備室で話してたの聞いちゃったから」


あ…、あの時の聞かれてたんだ!


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