俺様王子と契約!?【短編】
何?だったら大抵の女はいきなりキスされてもあっさり納得しちゃうの!?
確かに少しばかり顔はいいけど…
「で?その契約って何を契約するんだ?」
「うむ、それはこの娘さんが涼、お前を好きになるまでただの恋人という契約だ」
ただの恋人…?って結局何の解決にならないじゃないですか!!
しかも、私がこの男を好きになるまでその契約を結ぶの!?
「よしっ、その契約のった」
「えっ…?!ちょっ!!」
「なら、この指輪をお互いはめなされ」
学園長は机の引き出しから指輪ケースを二個出した
学園長息子は青い箱を私には赤い箱が
開けると、まるで結婚指輪みたいな指輪が…
て、抵抗があります
学園長息子は何の躊躇いなくはめている
これはめたら、契約を結んだってことだよね?
しかも、私がこいつを好きになるまでこの契約が結ばれる…
どっちにしろ学園長親子の思う壺じゃない!!
「ほら、お前も早くはめろ」
何、命令するんですか?