俺様王子と契約!?【短編】
あいつはもう既に4組の教室のドアを開いていた
しかも、みんなこっちを見てきたよ…
だから、嫌だったのに…
「須本…と谷口…」
江山は当然吃驚している
当たり前か…
「先生、俺今日から4組だから」
「だが…お前は…」
「なっ?いいだろう?」
須本が江山に特上スマイルをお見舞いした
クラスの女共はうっとりしているけど、私と江山にはたぶん
『そうしないと、お前クビにするよ』
と言ってるようにしか見えなかった
で、結局江山はOKしちゃったわけよ…
こんな時には役に立たない奴め!!
で、あいつは何故か私の隣に座っている
何故!?
詠歌じゃなかったの?