俺様王子と契約！？【短編】

私は詠歌を見た



何故か詠歌はあいつの後ろで、うっとりしている



はわっ！！詠歌まで！！



こいつはどんだけ美オーラを出してるのよ！！



私の親友を誘惑するなー



しかも机がビッチリくっついている



離れろよ、勝手にくっつけてるんじゃないわよ！！



私はそんな気持ちで一時間目が終わった



居眠りはしなかったけど、へんな緊張感が…



しかも、授業が終わった瞬間こいつの周りに人だかり再び！！



私はのけ者扱いですか…



「涼様～、さっきのは冗談ですよね？こんな女が涼様の妻になさるなんて…」



そう言った女は私をチラッと見た



なんかあざ笑ってない？



確かに私は地味で可愛くないけど…



あんたらみたいに性格悪くないわよ！！



「嘘じゃない。本気だ。魅空が俺の未来の妻になる」




そんな堂々と宣伝しないでください…