俺様王子と契約!?【短編】



なるほど、だから新品なんですね



でも…



「どんな風にすごいの?」



「お前、机に何かを書いてみろ」



んっ?私は鞄から筆箱を出し、鉛筆を出して机に書こうとしたら…



あれっ?



ツルツルして書けない…



「それは木製だと思わせた鉄製だからな、筆でもすぐ拭けるし、ペンでも書けない様にしている」



む、無駄なことに金を使ってらっしゃる!!



「ちなみに机の中身を盗まれないように赤外線を仕込んである。俺とお前以外の奴の手が何かを取ろうとしたら、学校全体に緊急報がなる」



ま、またもや金の無駄遣い…



まぁ、これで何か書かれたり、盗まれたりされることもないか



「ちなみに帰りに襲われたらめんどうだから、これから俺がお前の送り迎えをする」



「全力で遠慮します」



私は迷わずそう返事した



母さんに変な契約をしたなんてばれたくない



「もう決定事項だ」



「うわっ、無理やり!!」



「俺はなんとしてもお前に好きになってもらわなきゃ困るんだ」



俺様めが…



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