俺様王子と契約!?【短編】
食べ終わり、まだ授業まで時間がある
何しよう…
詠歌とだったら、長々とお話をしてたんだけど、こいつとは…
「よしっ、魅空。膝枕しろ!」
「はぁ?!ちょっとまっ…」
あいつは私の断りもなく、いきなり私の膝を枕にして寝転がった
私はもうドキドキしっぱなし
男に膝枕なんてしたことないよ~~!!
「お前…いい香りだな…」
「はぁ!?」
私はこいつを今すぐ、蹴り落としてやりたかったが、あいつはもう寝ていた
寝るの早っ!!
今、蹴り落としたら可哀そうか…
私はそう思いながら、不意にあいつの髪に触れた
柔らかい髪の毛、こいつ男のくせに綺麗だな
寝顔もやっぱり元がいいから、カッコいい
もし、私以外の人が膝枕していたら確実に顔真っ赤なんだろうな…
私もちょっとだけドキドキしてるし
んっ?ちょっとだけ?