俺様王子と契約！？【短編】

まさかまさか！！



嫌で嫌でたまらなかったもん



「だって、あんまそんな感情的にならなかったじゃん魅空。いっつもただ当たり前のようにやってるって感じで。でも、涼様といるときはすっごく生き生きしてたよ。なんか久しぶりに魅空の人間っぽいとこ見たって感じ」



えっ…？



じゃあ、私は人間じゃなかったと…？



「それって貶してるの？褒めてるの？」



「えー？貶してるなんて人聞き悪いな。ただ、いつもの魅空はすっごく可愛いんだけど、涼様と関わった魅空はもっと可愛くなったてわけ」



…？



説明がよくわかりません…



すいません、理解力なくて…




「魅空気付いてないだけだよー。だって涼様に魅入られる女の子だよ？」



嫌々、あなたのほうが十分可愛いですから



私は未だに意味が不明



「涼様きっと魅空の事好きだよー」



まさか、ただあいつに興味がないって理由だけで選ばれましたから



あいつは私自身には興味がありませんから！！



「……まずさ、涼様の気持ちよりも魅空の気持ちはどうなの？」



「えっ…？」