君の熱で甘く、溶ける。

転びそうになったからドキドキしてるわけじゃない。


隠そうとしても従ってくれない、鳴り止まない鼓動が示すのはたったひとつだね。



ーー私が君のことが好きだってこと。



先陣を切って人混みを歩いてくれる後ろ姿とか1年生と子供みたいにはしゃぐところとか、ぜんぶ。


誰にも言ったことのない、私の、私だけの秘密。
きっと今までと、ずっとこの先も。
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