星まで届く声
気が付くとみんなが拍手をしてくれていた。

『終わったんだぁ…』

また体が震えてきた…
今度は、安心からだったんだと思う。

みんなの顔から笑顔が消えることがなかった。

すると我に返ったミチが口を開いた。

「ねぇ。心羽。
そう言えば高野くんいないね。」

周りを見渡したら沢山いた新入生は、私たちともう一つのチームしか残っていなかった。

ミチは、たかべぇのことをずっと気にしていたけど

私の心の中は、
『やっぱり顔だけで根性ない男なんじゃん。ミチは、趣味ワルイ』

としかなかった。



たかべぇは、絶対恋愛対象外!!!!
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