先輩と後輩の関係。





BBQの準備を先輩たちにやってもらったから片付けは率先してやった。





それなりに大変だったけど、楽しかった分頑張れた気がする。




お肉を焼いていた浅井先輩は疲労困憊の様子だった。

お疲れ様でした。






その後、部屋に戻ってきたのは12時近くだった。

片付けをしてる時点でもう既に舜くんはいなくて…






また会えるのは明日かな。







喧嘩してる時も会いたかったけど、今の方が会いたい欲はすごい。




けど、きっと舜くんも楽しんでいるだろうから私も楽しみたいと思います。






部屋に帰った後は、3人で飲み直しの時間。



柚香はベッドの上から参加。

龍生と私は椅子に座りながら、次から次へと飲んでいた。






「舜くんと一緒にいるところみたら安心した」

「先輩のことをボロクソに言ってた凛が懐かしい」

「凛が幸せそうで良かった」

『柚香も幸せ?』

「幸せだよ〜龍生もいるし、凛もいるし」

『私も』







本当に去年は地獄でどうなるかと思ったけど、人生どうなるかわからないということを実感した。





2人がいてくれて、

それに舜くんがいれば…私は大大大満足です。





3人のマシンガントークは止まることを知らずに、布団に入ったのは結局2時すぎだった。




龍生は布団に入ってまでも話してて…

柚香に「しっ」と言われていてつい笑ってしまった。






『おやすみ〜また明日』

「「おやすみ〜」」







テンションが爆上がりなのにすぐ寝られるはずもなく…スマホをいじりながらゴロゴロしていると上には上がいるということを知ることになる。





それは、舜くんからの電話だった。

もちろん、出るに決まってて…応答ボタンを押した。






「起きてる?」

『うん』

「出てきて」

『部屋の前にいるの?』

「5.4…」





突然、カウントダウンを始めてくるから急いで布団から出て、私は『舜くんに会ってくる』と2人に告げて急いで部屋を出た。






『起きてたの?』

「凛に会いたくて…」



と、言ってくるのと同時に廊下で大胆にキスをされた。






はい、この人ただの酔っ払いです。

私も、酔っ払ってるけど…舜くんほどではないと思う。





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