先輩と後輩の関係。






私は会いたさに負けてメイクを早く切り上げて舜くんの部屋にきた。

金子先輩がいると思って、控えめに部屋に入ったけど…いないとわかった瞬間に飛びついてキスした。






『金子先輩どこ行った?』

「後輩の部屋荒らしに行ってる」

『そうなの?』





と、

再び抱きつくとキスしてそれに胸まで触ってきた。





体を合わせる事はないけど…下着の中までも到達してて、一瞬どうしようかと思った。




喧嘩してたし、

舜くんは我慢してくれてるんだろうなと思う。




さすがの私でも今は求めてる。






『家帰ったらやろうね』

「俺らだけ時間ずらして帰る?」

『それいいね』



と、

冗談を言い合って笑っていると部屋のチャイムが鳴って金子先輩が帰ってきた。





「あれ?邪魔した?」

「してねぇけど、帰ってくんな」





流石に言い過ぎでしょと思ったけど、いつもこんな感じなんだろうなと思ったから黙ってみていた。





集合時間も近かったから…

自分の部屋に戻って、荷物を取りロビーに行った。






色々あった沖縄旅行も終わりを告げようとしている。

寂しいな。








< 167 / 234 >

この作品をシェア

pagetop