先輩と後輩の関係。
『これから暇人だから、龍生と同じくらい構って』
「とりあえず、先輩に会わなきゃダメ」
『少し気持ちの整理がついたら…』
と、
話した後にプチ喧嘩してしまったことを伝えた。
もしかしたら、余裕がなくて言ってしまった言葉が舜くんを傷つけていたかもしれないと思ったら会うべきではないと思うし…自分の心に余裕が出てきたら会うと柚香と約束した。
「好きな気持ちがあれば伝わるよ、会う時は報告!」
『うん、ありがとう』
私の食欲がなくなった理由を知った柚香は無理矢理食べさせてきて、帰る直前に気持ち悪くなる始末。
急遽、うちに泊まりに来てくれることになって…
今は家で柚香とくつろぎながら、ゆっくりしているところ。
「明日も仕事やんけ!早く寝よう」
『ねるーーー!おやすみ』
「おやすみ」
『愛してる、柚香』
「me tooーーー!」
と、
言った柚香はふざけてほっぺにキスをしてきた。
『最悪!!!』
「先輩と全然違う?」
『ほっぺにちゅしないもん、舜くん』
「そうなん?えろ」
『なんなの?』
変なテンションすぎて、大笑いしていた私たち。
もしかしたら、隣の部屋まで聞こえてたかもしれない。
テンションが上がり過ぎて寝られず、2人して寝るのに苦労した。