先輩と後輩の関係。




ちょこちょこ目は覚めては寝てを繰り返してたけど、9時ごろに舜くんに起こされた。







「今日リハビリの日だから一回帰るけど、また来る」

と、

言われ寂しすぎて、思わず、顔を伏せた。





泣かないけど、気分は号泣したい。





「夜ご飯、一緒に食べよう。何食べる?」

『なんでもいい』

「ふてくされる顔はいつまでも変わらないんだな」

『嫌味?』

「違うだろ」

『もう行くの?』

「凛にちゅしてから行く」





そういうと、容赦なく激しくキスをしてきた。

でも、キスしたことによって寂しさが増すばかり…




離れていこうとする舜くんを捕まえて、私からもキスをすると「珍しい」と言って再びキス攻撃された。





『大好き』

というと「大好きで終わり?」と言われた。





『何して欲しいの?』

「えっち」

『そんなことしか考えてないの?』

「そう」



と、開き直り始めた舜くん。





前に戻ったこの感じが懐かしくて笑ってしまった。






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